以下の問いに答えなさい。
(1) 4sinX + 3cos3X = 2 の方程式を満たすXの値を一つ答えなさい。
(2) sin(A+B) と等しい式を示すのは次のどれか、①~④の中から選びなさい。
① sinA + cosB ② sinA - cosB
③ sinAcosB ④ sinAcosB + cosAsinB
音羽康介の答え
『(1) X = π/6 ,5π/6
(2) ④ 』
教師のコメント
さすがですね。完璧です。
土屋康太のコメント
『(1)X = およそ3 』
教師のコメント
およそをつけて誤魔化したい気持ちもわかりますが、これでは解答に近くても点数は上げられません。
吉井明久の答え
『(2)およそ③ 』
教師のコメント
先生は今まで沢山の生徒を見てきましたが、選択問題でおよそをつける生徒は君が初めてです。
Cクラスとの密約
FクラスはBクラスを教室に押し込んで16時になったので、
協定通り試召戦争は中断、戦況をそのままにして翌朝9時からに持ち越しとなった。
そして、一応教室の復元をし、今は明日の事で話し合っているところだ。
ムッツリーニが雄二に近づき肩をたたく
雄二「お、ムッツリーニか。何か変わったことはあったか?」
雄二「なにぃ?Cクラスが試召戦争の用意を始めているだと?」
ムッツリーニ「・・・・・(コクリ)」
雄二「相手はAクラスか、いや・・・それはないだろうから。漁夫の利を狙うつもりか、いやらしい連中だ。」
そうなのか。雄二ならそういうやり方をすると思うんだが
康介「まあ、疲弊している相手ならやりやすいからな。」
明久「雄二、どうするの?」
雄二「んーそうだな。」
雄二は時計を見て、
雄二「Cクラスと協定を結ぶか。Dクラスを攻め込ませるぞ、とか脅せば俺たちに攻め込む気もなくなるだろ。」
明久「それに、僕らが勝つなんて思ってもいないだろうしね。」
雄二「よし、それじゃ今から行って来るか。ああ、秀吉と姫路は念のため残っていてくれ。」
姫路「わかりました。」
秀吉「ん?なんじゃ?ワシは行かなくて良いのか?」
雄二「お前の顔を見られると万が一の場合にやろうとしている作戦に支障があるんでな。」
秀吉をどう使うんだろう。とにかく
秀吉「よくわからんが、雄二がそう言うのであれば従おうかのう。」
明久「じゃあ、行こうか。ちょっと人数が少なくて不安だけど」
秀吉と姫路を残して、Cクラスに向かう。
みゆき「あれ?みんなでどこか行くの?」
島田「あ、さっきは。」
廊下に出るとみゆきと島田、須川、近藤に会った。
雄二「水谷に島田それに須川、近藤。ちょうど良い。Cクラスにいくんだが付き合ってくれないか。」
まさかとは思うけど、念のためにボディガードは多いほうがいいだろう。
みゆき「いいわよ?」
須川「ああ、俺も大丈夫だ。」
近藤「そうだな。行こうか。」
島田「それより、音羽。さっきはよくもウチを」
島田が起こる気持ちも…よく考えあたらわからないな。
康介「あの状況で救助を表立って行おうとすれば、相手はどうする?」
島田「・・・・・」
ムッツリーニ「……意地でも盾にする。」
康介「相手はおまえを切り札に交渉してきた。なら、おまえには興味がないっとこちらが表明すればどうなる?」
ムッツリーニ「……邪魔になる。」
康介「そういう事だ。後は、相手に考える暇を与えずにこちらが先に攻撃し、どさくさに紛れて助ける。」
明久「それじゃあ、島田さんを助けに行くのは誰でも良かったんじゃあ・・・」
康介「明久なら戦死しないと思ったから。」
雄二「確かに、ゴキブリ以上の生命力だからな。」
雄二が頷きながら言う。
明久「それはどういう意味かな雄二。」
雄二「そのまんまだ。」
みゆき「生命力が高いってことでしょ。」
明久「そっか。」
単純だな。
みゆき「それより、明久なら戦死しないと思ったから。ってどういうこと?」
康介「無差別に攻撃してくる味方をかわして島田を守るのは至難の業だ。」
島田「なるほどね。悪かったわ。」
康介「まあ、恨まれても仕方のないことを言ったわけだからな。まあ、明久に礼を言うべきだな。」
秀吉「ところで、急がんとCクラス代表が帰ってしまうぞい。」
明久「うん、そうだね。急がないと」
☆
雄二「Fクラス代表の坂本雄二だ。このクラスの代表は?」
教室の扉を開くなり、雄二がそこにいる全員に告げる。
Cクラスにはまだかなりの人数が残っている。
ムッリーニの情報通り漁夫の利を狙って試召戦争の用意を始めているのだろうか。
小山「私だけど、何かようかしら?」
俺たちの前に出てきたのは
交じりっ気のないの無い黒髪をベリーショートにした気の強そうな女子。
バレー部のエースで有名の・・・・小山(おやま)か
雄二「Fクラス代表としてクラス間交渉に来た。時間はあるか?」
小山「クラス間交渉?ふぅん・・・。」
小山は雄二の言葉を聞いてなんだかいやらしい笑みを浮かべでいる。
胸が苦しい感じ、嫌な予感がする。
雄二「ああ。不可侵条約を結びたい。」
小山「不可侵条約ねぇ・・・どうしようかしらね、根本クン?」
小山は振り返り、教室の奥にいる人たちに声をかけた。
なんで根本が?
根本「当然却下。だって必要ないだろ?」
明久「なっ!?根本君! Bクラスの君がどうして」
奥から取り巻きを引き連れて現れたのはBクラス代表根本恭二。
根本「それに酷いじゃないかFクラスの皆さん。協定を破るなんて。試召戦争に関する行為を一切禁止したよな?」
みゆき「な、何を・・・・」
根本「先に協定を破ったのはソッチだからな?これはお互い様、だよな。」
根本が告げると同時にその取り巻きが動き出す。
その後ろには先ほどまで戦場にいた長谷川先生の姿があった。
はめられた。
B「長谷川先生!Bクラス芳野が召喚を──」
開戦直後、大使としてやって来た芳野もいた。
随分と下種な事してくれたじゃないか。殺ってやろうかと思っていたら
須川・近藤「「させるか!Fクラス須川(近藤)が受けて立つ!試獣召喚(サモン)!」
Bクラスが雄二に攻撃を仕掛ける前に、間一髪で須川と近藤が身代わりとなるファインプレイを見せてくれた。
おかげで目が冷めた。
明久「僕らは協定違反なんてしていない!これはCクラスとFクラスの──」
雄二「無駄だ明久!あいつらは条文の『試召戦争に関する行為』を盾にしらを切るに決まっている。だから、ここは逃げるぞ。」
根本「ま、そういうこと♪」
明久「へ理屈だ!」
根本「へ理屈も立派な理屈の内ってな。?」
明久「そんな。」
雄二「早く逃げるぞ。」
戦闘を行っている須川と近藤に背を向け
俺たちはCクラスから離脱しようと駆け出す。
根本「逃がすな!坂本を討ち取れ!」
背後から根本の指示と複数の足音が聞こえる
明久「雄二、みんな。先にかえるんだ。」
雄二「悪い」
ムッツリーニ「……(ピタッ)」
康介「俺も手伝おう。」
明久「いや、ムッツリーニも康介も逃げてほしい。明日の戦争のカギを握るはずだから。それに、秘策もあるし」
なら、明久に任せるとしようか。
島田「ウチは手伝う。いいわね吉井」
明久「いいの。島田さん」
康介「明久、島田。帰って来いよ。」
明久「うん。」
・・・・・自分で言って何だったが、何この明久たちの死亡フラグみたいな感じ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
姫路「坂本君、明久君と美波ちゃんは大丈夫なんですか?」
雄二「もちろんだ。他のヤツならともかくな。」
姫路「でも・・・」
秀吉「姫路よ、明久なら大丈夫じゃ。」
姫路「そうしてですか。」
「「「「明久は俺達の想像の斜め上を行くからな。」」」」
姫路「でも・・・」
雄二「確かに明久は勉強はできない。でもな、学力が低いからといって、全てが決まるわけじゃないだろう?」
姫路「そ、それは、どういうことですか?」
雄二「明久も伊達に《観察処分者》なんて呼ばれないって事だ。」
康介「それにゴキブリ並の生命力だしな。」
水と油、塩、砂糖で生きていける奴はそうそうおらんだろうに。
ムッツリーニ「・・・・人間を超えてる。」
みゆき「それじゃあ、何なの。」
雄二「新生生物、明久だ。」
みゆき「なに、それ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明久「ただいま」
雄二「おう、やっぱり無事だったか。」
ムッツリーニ「・・・お疲れ」
康介「すまなかったな」
みゆき「さあ、帰りましょう。」
走って学校から撤退した。
康介「雄二、このままだとBクラスに勝った後Cクラスが攻めてくるぞ。」
雄二「安心しろ。それに関してはもう考えてある。その作戦はひとまず明日実行する。目には目をだ」
そういうと雄二はいやらしくニヤリと笑った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翌日の朝
雄二は全員に昨日のことを説明して
雄二「さて。昨日言っていた作戦を実行するか」
康介「で、作戦というのは」
雄二「まずは秀吉にこれを着てもらう。」
雄二が取り出したのは女子制服だった。
・・・どっから手にいれたんだろ?
明久「何をさせる気なの?」
雄二「あぁ。秀吉にはこれを着てAクラスの使者として木下優子を装ってもらう」
雄二「というわけで秀吉、着替えてくれ」
秀吉「うむ。了解じゃ」
秀吉は雄二から制服を受け取りるとその場で着替えはじめる。
康太「・・・・・・・!!(ブブー!)」
明久「ムッツリーニィィ!」
ムッツリーニが鼻血を出して倒れた。
まだ脱いでないよ。想像いや妄想で鼻血を噴き出すって・・・
秀吉「よし、着替え終わったぞい」
明久「早っ!」
明久が涙を流す。
雄二「んじゃ、Cクラスに向かうぞ。」
秀吉「心得た。」
雄二と秀吉が教室をを出ていく。俺達もそれについて行った。
Cクラスにたどり着き、
雄二「さて、ここからは一人で頼むぞ秀吉」
明久「Aクラスの使者に成りすます以上、Fクラスの僕らが一緒じゃ意味がないからね。」
秀吉「気が進まんのじゃが・・・まぁ行くとするかの。」
雄二「すまないな。とにかくあいつらを挑発してAクラスに敵意を向けさせてくれ。」
秀吉「了解したのじゃ。」
そう言いながらCクラスに入っていった。
秀吉「静かになさい、この薄汚い豚ども!」
うわぁ・・・
小山「な、何よアンタ!?」
秀吉のお姉さん(中身:秀吉)の挑発に小山さんが叫んだ。
秀吉「話しかけないで!豚臭いわ!」
いや、そんな事言う人いるのか・・・
雄二「さすが秀吉だな。」
明久「うあぁ。」
ところで、秀吉のお姉さんはどんな人なんだろうか。
小山「アンタAクラスの木下ね?ちょっと点数がいいからっていい気になってるんじゃないわよ!何の用よ!」
秀吉「私はね、こんな臭くて醜い教室が同じ建物にあるなんて我慢ならないの!あなた達なんて豚小屋で十分だわ!」
・・・・・言葉が出ない。
秀吉だということかに気づいていないみたいだ。
小山「な!?言う事に事欠いて私たちにはFクラスがお似合いですって!?」
いや。誰もFクラスなんて言ってないんだけど【豚小屋=Fクラス教室】・・・。
秀吉「本当は嫌だけど、特別に今回はあなた達にふさわしい教室に送ってあげようと思うの。ちょうど試召戦争の準備もしているようだし覚悟しておきなさい。近いうちに私たちがあなた達を始末してあげる」
そして秀吉は僕らの方へ戻ってきた。
秀吉「これでよかったかの?」
雄二「あぁ。上出来だ」
するとCクラスの教室から、
小山「むきー!Aクラスを攻める準備するわよ!」
という声が聞こえてきた。
明久「作戦は成功みたいだね」
みゆき「そうね。教室に戻りましょう」
康介「ところで雄二、もともとCクラスも使ってAクラスを弱らせた後、戦争しかけるつもりだったのか」
ニヤっと笑って
「するどいな。その通り。どのみちBクラス戦後にするつもりだったんだ。」
康介「それじゃあ、Cクラスの代表も雄二も大してかわらないような・・・」
雄二「さ、さあ、帰るぞ。」
そう言いながら俺らは教室に帰えって…
土井「どうも。」
雄二「な、なんだこいつは。」
脚色に命を注ぎ、他人の迷惑なんか関係ない。新聞部土井藍子だ。
土井「おやおや、みなさん勢揃いしてどうされたんですか?」
明久「誰?」
土井「ああ、あなたがあの…学園一のバカですか?」
明久「な、何て失礼な事言うのさ。」
この人は本当にジャーナリストと言っていいのだろうか?
雄二「事実だけどな。」
美波「そうね。」
土井「これは、これは、かの状にしたくないランキング第……」
島田が土井の首をしめる。土井「ギブ、ギブ」
康介「そんな、捏造新聞を作ってる奴に構うこと無い。」
雄二「知り合いか?」
みゆき「…ストーカーね。」
雄二「いったい何なんだこの先輩は」
土井「新聞部の土井藍子です。ええっと・・・ゴリラさん?」
もはや取材に来たんじゃなくて喧嘩しに来たみたいだ。
雄二の肩がプルプル震えている。
土井「ああ、すみません。Fクラス代表のレッドゴリラさんでしたか?」
ブチッ(←雄二の堪忍袋が破裂した音)
明久「わああ、雄二。押えて。さすがに暴力は不味いって。」
乱心した雄二
でも、赤いゴリラってなんか怖くねえ。脳内で危ない時の雄二のイメージにぴったり合う。
秀吉「召喚戦争中じゃから、補修室に軟禁してもらうわけにいかんしのう。」
手をバキバキと鳴らす島田。
美波「・・・。」
雄二「行くか?島田」
土井「あれえ、これは、これは、…さいならー」
と言って逃げていく土井。全く何がしたいんだ。あの人は