バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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第3問:心理テスト 

 問 以下の状況を想像して質問に答えてください。

  『あなたは大好きな彼と二人きりで旅行に行くことになりました。
   ところが、飛行機に乗っていざ出発、というところで忘れものに気がつきます。
   さて、あなたは一体何を忘れて来たでしょう?』

《解答》
 姫路瑞希の答え
  『頭痛薬や胃薬などの医薬品』

 教師のコメント
  これは『あなたが好きな人に何を求めているか』について分かる心理テストです。
  忘れ物は貴方に欠けている物を表し、忘れても気がつかずに出発してしまったと言う事は、
  一緒にいる彼がそれを補ってくれるとあなたが考えているからなのです。
  どうやら姫路さんは、好きな人に安らぎを求めているようですね。


 霧島翔子の答え
 『手錠』

 教師のコメント
  忘れ物の前に、持っていこうとする時点で間違っています。


 工藤愛子の答え
 『下着をはいて行くこと』

 教師のコメント
  あなたは好きな人に何を求めているのですか。



第3話バカ恋愛 心理テスト:戦争前事3

2時限目が終わり、休み時間になるとまたもやカッターや卓袱台が飛び交った。

 

それを回避しつつ明久は教室を後にした。

 

雄二「ちょっといいか?」

 

雄二が深刻そうな顔を浮かべて俺のところにやって来た。

 

 

  瑞希「ちょっとみゆきちゃん、良いですか?」

 

  みゆき「うん。いいけど?どこに行くの?」

 

  瑞希「ちょっと立会人になって・・・」

 

 

後ではみゆきが姫路に連れて行かれた。大方明久の件なんだろうけど。

 

康介「ああ。」

 

雄二「すまないが、こっちに来てくれ。」

 

雄二について行くと秀吉とムッツリーニ、エイミーがいた。

 

康介「それで、要件は?」

 

雄二「明久のせいで面倒なことになりそうでな。」

 

雄二の顔には焦りが見えた。

 

康介「よほど深刻みたいだな。」

 

ムッツリーニ「……(コクリ)」

 

ふむ、相当ヤバいみたいだ。

 

雄二「実は、清水がちょいと面倒な事を起こしていてな。」

 

康介「面倒な事?」

 

秀吉「Dクラスのを先導しておるのじゃ。」

 

・・・思いつくことは一つ。

 

康介「まさかとは思うがFクラスに侵攻するつもりか?」

 

雄二「ああ。」

 

康介「しかし、理由は?どういった理由で先導しているんだ?

   清水は集団覗きを引き起こすきっかけを作った張本人だぞ。」

 

雄二「例の集団覗きの原因をつくったのは清水だが、覗きを先導したのは俺達だ。

   そして、覗きも一部を除けば実際やっちまってる。

   女子は形はどうであれ覗きを先導した俺達への制裁をせずにはいられないんだろう。

   代表の平賀を含めた男子は、この件で発言力をなくしている。

   正直、抑えきれないだろう。」

 

ムッツリーニ「……すでに準備も進められている。」

 

雄二「ああ、Dクラスは点数補充を開始している。

   それに比べて俺らは今朝の件で断っているから、早くとも午後からだ。

   せめてもの救いは召喚システムのメンテナンスが遅れていることだ。」

 

エイミー「午後カラデも試験ヲ受ケルんデスカ?」

 

雄二「そうだな。」

 

俺らが話していると明久が帰って来た。

 

明久「どうしたの?みんな集まって、そんな真面目な顔なんかしちゃって。」

 

秀吉「む、明久か。ちょうど良いところに来おったな。」

 

秀吉が明久の座る場所を空け、明久がそこに座る。

 

明久「なに?またトラブル?」

 

ムッツリーニ「……(コクリ)」

 

明久は全然自覚がないのか、やれやれといった顔だ。やれやれは俺らなのだが。

 

雄二「ああ、お前の所為で面倒な事になりそうなんだ。」

 

ため息交じりに雄二は明久に説明しだした。

 

 

  ・・・・・<明久に説明中>・・・・・・

 

 

雄二「と、いう分けだ。」

 

明久「そ、そんな・・・。」

 

ようやく状況を理解してくれたみたいだ。

 

康介「それで、どうする?戦うか?」

 

秀吉「回避するのが賢明ではないかのう。」

 

雄二「ああ、折角貸しがあるクラスをわざわざ敵にまわすこともないだろうし。」

 

ムッツリーニ「……こちらが勝てば清水美春の怒りを更に買うだけ。」

 

康介「だからといって俺らが負けるってわけにはいかないしな。」

 

明久「デモ回避できルのデスか?」

 

雄二「できるさ。お前と島田しだいだな。」

 

明久「僕と美波が?」

 

雄二「ああ。」

 

そう言うと雄二はあたりをキョロキョロと見回し始めた。

 

明久「どうかした、雄二?」

 

雄二「ああ。島田が近くにいるかと思ってな。」

 

明久「美波ならさっき姫路さんと水谷さんとどこかに行ったけど。」

 

・・・・・・

 

秀吉「修羅場じゃな。」

 

雄二「修羅場だな。」

 

ムッツリーニ「……修羅場。」

 

エイミー「シュラ?」

 

康介「みyず谷に賭けよう。」

 

どうか、二人を押えてくれ。

 

明久「え?あの三人、喧嘩でもしているの?」

 

康介「二人だ。」

 

明久「どういうこと?」

 

素直に『姫路も島田もお前の事が好きなんだ。』なんて言えば容易いのだろうけども、

 

そんなことしたら俺の命が危うい。

 

どうこたえようか迷っていると、

 

雄二「それよりも明久、一つ確認しておきたいことがある。」

 

雄二が話題を変えてくれた。

 

明久「ん?なに?」

 

雄二「島田とお前は付き合っているのか?」

 

明久の顔が固まった。

 

明久「僕の記憶だと、付き合ってはいない、と思う・・・。」

 

康介「お、思うってなんだ?意味がよくわからないのだが。」

 

ここはYES or NOだろ。

 

秀吉「ふむ。島田の態度は明らかに付き合っている者のそれじゃぞ?」

 

明久「うん。それは多分、僕の送った間違いメールが原因で―――」

 

明久に強化合宿中に起こった出来事を説明してもらう。

 

エイミー「ヒドいでス。」

 

康介「すごい偶然が重なったのか。」

 

秀吉「明久も明久じゃが・・・。

   雄二、お主も素晴らしいタイミングでやらかしたものじゃな・・・。」

 

明久「全くだよ雄二。腹を切って詫びるべきだよ。」

 

雄二「う・・・。まぁ。確かに悪かった。すまん明久。」

 

ムッツリーニ「……けど、そもそもの原因は明久の確認不足。」

 

康介「しかし、面白そうだったんだな。」

 

明久「面白くなんかないよ。」

 

雄二「全くだ。だが、誤解だというなら話は早い。」

 

明久「え?何が?」

 

雄二「Dクラスのと試召戦争の話だ。

   島田の誤解を解いてお前らがいつもの姿に戻れば清水もおとなしくなるだろう。

   そうすればDクラスは俺たちに不満はあっても、開戦するほどの意気込みがある核がいなくなって、

   試召戦争の話は流れる。俺達はいつもの日常を取り戻して万事解決というわけだ。」

 

雄二が解決策を提示していると、突然扉が開いて誰かが駆け込んできた。

 

瑞希「あ、あの、明久君っ!聞きたいことがありますっ!」

 

息を切らしてやってきたのは姫路だ。その後ろからみゆきも帰って来た。

 

明久「え?な、なに?」

 

あの姫路が・・・、人が変わったみたいだ。

 

瑞希「そ、その・・・っ!

   あ、明久君は・・・美波ちゃんに告白したんですか・・・?」

 

明久「え、えっと・・・それなんだけど・・・。」

 

言いづらそうに言う明久。

 

まあ、今更『間違って告白しました。』なんて普通は言えない。

 

雄二「姫路、その話なんだが、島田も一緒の方がいいだろう。どこにいるかわかるか?」

 

雄二がそこに会話に割って入る。

 

みゆき「屋上にいるわよ。」

 

雄二「よし、それなら俺達も屋上に行くか。」

 

明久「そうだね。姫路さんと水谷さんには往復になっちゃって申し訳ないけどね。」

 

瑞希「あ、いえ。私は全然構いませんので。」

 

みゆき「いいわよ。」

 

康介「んじゃ、行くか」

 

ムッツリーニ「……(コクリ)」

 

教室を出て、屋上に向かう。

 

雄二「ムッツリーニ、屋上にヤツの盗聴器があるか、確認できるか?」

 

ムッツリーニ「……多分、ある。Fクラスにも仕掛けてあった。」

 

明久「Fクラスにあったものはどうしたの?」

 

ムッツリーニ「……さっきの授業中に外しておいた。」

 

康介「だとすると、さっきの会話は清水には知られていないってことだな。」

 

ムッツリーニ「……(コクリ)」

 

秀吉「清水には別の手段で明久と島田の関係が誤解じゃと伝える必要があるのう。」

 

明久「あのさ、ムッツリーニ。

   屋上にも盗聴器があったら、外すか少しの間だけ使えないようにしてもらえないかな?」

 

ムッツリーニ「……わかった。」

 

階段を登り切り、屋上に到着した。

 

いつかのように先頭の雄二が扉を押し開ける。

 

すると、晴れ渡る青空が見えた。そして、静かに佇む島田の姿があった。

 

美波「あ、瑞希――とアンタたちも?皆揃ってどうしたのよ?」

 

驚いた様子で島田がこちらを見ている。

 

雄二「ムッツリーニ。」

 

ムッツリーニ「……(コクリ)」

 

鋭い目つきで周囲を見回してから小さな機会を片手に歩き回るムッツリーニ。

 

エイミー「師匠はナニをヤッテルンですカ?」

 

康介「盗聴器と隠しカメラを探しているんだろ。」

 

ムッツリー「……オーケー。」

 

一分もしないうちにムッツリーニが作業を終えてくる。

 

これでこちらの会話が清水に聞こえることが無くなった。

 

明久は意を決して島田の元に行く。

 

康介「明久無事で帰って来れると思うか?」

 

雄二「微妙なところだろうな。」

 

秀吉「なんじゃ雄二、お主らしくないのう。」

 

ムッツリーニ「……いつもと違う。」

 

雄二「まあ、俺にも責任があるからな。」

 

 

 

☆明久SIDE

 

 

僕と姫路さんが近づくと、気配で分かったのか、僕らの方を向いた。

 

美波「どうかしたの、アキ・・・瑞希。」

 

明久「あー、えっと・・・。」

 

美波の視線を受けた瞬間に、惨殺死体になった自分の姿が脳裏に浮かんで口ごもってしまう。

 

だって、『告白メールが嘘だった。』なんていう、

 

僕たちにしてみれば最悪レベルの行為について話をするんだから。

 

美波が怒らないわけがない。

 

明久「神よ、ご加護を・・・!」

 

美波「?何をしてるの、アキ?」

 

明久「うん。まぁ、ちょっとしたおまじないだよ。」

 

十字を切って覚悟を決め、僕は美波の真正面に歩み出た。

 

明久「美波、実は・・・」

 

美波「何よ?」

 

明久「実は強化合宿の時に僕が送ったメールのことなんだけど・・・。」

 

美波「め、メールって、あのメールの事?」

 

美波がなぜか顔を赤くしている。

 

明久「うん、あのメールなんだけど、実は・・・」

 

申し訳なさと恐怖から、嫌な汗が出てくるのが分かった。

 

美波「実は?」

 

よしっ!

 

息を整えて、

 

明久「実は誤解なんだ!」

 

つい力が入ってしまった。

 

美波「・・・・・・え?」

 

美波は赤い顔のまま固まってしまった。

 

明久「いや、誤解っていうか、送り主を送り間違えたと言った方が正しいのかな。」

 

最悪の行為だけど、悪意があってやったわけじゃないということだけでも伝えておきたい。

 

美波「ま、間違えたって、誰と・・・?」

 

固まったままの状態で訊いてくる美波。

 

明久「須川君、かな。」

 

美波・瑞希「「えええっ!?」」

 

美波「じゃ、じゃあ、アキはウチじゃなくて須川に告白したつもりだったの!?」

 

瑞希「そ、そんな!

   明久君はなんだかんだ言っても女の子が好きなんだと思っていたのに、やっぱり男の子を、

   しかも坂本君でも木下君でもなく久保君でもなくて、須川君が好きだなんて・・・!」

 

 

何だろう。更なる誤解を招いていた気がする。

 

明久「いや、そうじゃなくてね?確かに須川君から

  『お前は本当に女子に興味があるのか?坂本や木下の方がいいんじゃないのか?』

   っていう感じのメールが来たから、その返事をしたら宛先を間違えて美波になっちゃって。」

 

そうだ。須川君へのメールを美波に送ってしまったわけだから、

 

僕が同性愛に興味がないってことが伝わってないじゃないか。

 

美波「で、でも、メールは告白としか思えない文章だったのに――」

 

美波がポケットから携帯電話を取り出して操作を始めた。

 

僕が送ったメールを確認しているんだろう。

 

美波「え?あれ?なんだか今見てみると、

   このメール、告白にしては少しおかしいみたいなんだけど・・・。」

 

瑞希「そうなんですか?美波ちゃん、私も見ていいですか?」

 

美波「う、うん……」

 

美波が姫路さんに携帯の画面を見せる。

 

瑞希「えっと・・・このメールの頭についている鍵マークはなんですか?」

 

美波「そ、それは別に気にしなくていいの!ただの飾りだから!」

 

鍵のマーク?ぼくが送った時にそんなものメールにつけていたっけ?

 

 

 雄二「それで、明久の送ったメールは何て書いてあるんだ?」

 

美波「【勿論好きだからに決まっているじゃないか!雄二なんかよりもずっと!】

   って書いてあるわ。」

 

我ながら凄い文章だと思う。

 

 みゆき「でも、告白にしてはおかしな文章だと思わなかったの?」

 

美波「受けた時はそんなところまで気が回らなかったけど・・・。

   でも、冷静になって見直すとちょっと変かもしれないわね。」

 

 

 康介「それを最初に気付いていれば良かったんだがな。」

 

 秀吉「島田は帰国子女じゃからな。仕方あるまいて。」

 

 エイミー「日本語って難しイですヨネ。」

 

 

雄二や康介、秀吉が苦笑する。

 

美波「で、でも、坂本より好きだなんて言われたら普通誤解するでしょ!?」

 

明久「しないよ!僕は普通に女の子が好きなんだから!」

 

なんだか反論するポイントが間違っている気がする。

 

瑞希「いいなぁ美波ちゃん・・・。

   私も坂本君より好きだなんて言われてみたいです・・・。」

 

明久「姫路さんもおかしいからね!?

   それだとまるで僕が雄二を好きになっているってことが決定事項みたいじゃないか!」

 

 

 雄二「あ、明久・・・。俺はどんな返事をしたらいいんだ・・・?」

 

 

明久「普通に嫌がれ!」

 

前に見た秀吉のリアクションを真似した雄二にツッコミを入れると、

 

ヤツはガハハと楽しげに笑った。くそっ!人のトラブルを喜ぶゲス野郎め!

 

明久「まぁとにかく、そんなワケで間違いメールだったんだよ。」

 

美波「そっか。誤解だったのね。

   ウチもちょっとおかしいな、とは思っていたんだけど、やっと納得がいったわ。」

 

明久「あはは、美波はそそっかしいなぁ。」

 

美波「もうっ。送り先を間違えるアキには言われたくないわよ。」

 

二人であっはっは、と楽しく笑う。そしてそのまま笑い続けることしばし。

 

美波「どうしてくれるのよー!?ウチのファーストキスーっ!?」

 

凄い勢いで美波に胸倉を掴まれた。

 

明久「ごごごごめんなさいっ!僕も悪気はなかったんですっ!」

 

美波「ごめんで済む問題じゃないでしょ!?」

 

確かにごめんで済むような問題じゃない。えっと、何を言えばいいんだろう・・・?

 

明久「そ、その、美波。」

 

美波「なによ!?」

 

明久「えっと――僕も初めてだったから、おあいこってことじゃ、ダメかな・・・?」

 

雄二「ダメに決まってんだろ。」

 

うう、僕もそう思う。

 

美波「え・・・?そ、そうなんだ・・・。

   それは、その・・・えっと・・・ご、ご馳走さま・・・?」

 

 

 雄二「ぅおいっ!いいのか島田!?」

 

 

それなのに美波はなんだか的外れな返事をしていた。

 

っと、そういえば一つどうしても気になっていたことがあるんだった。

 

今のうちに聞いておこう。

 

明久「あのさ美波。怒らないで答えて欲しいんだけど。」

 

美波「え?何?」

 

明久「僕と美波が付き合っているって話なんだけど、あれってもしかして、

   美波が僕のことを・・・その、[す、好き、](小声)とか・・・?」

 

美波が慌てたように手をバタバタ振る。僕が気になっていたこと。

 

それは美波の行動だ。

 

メールで誤解させちゃったこと対しての美波の行動は僕の予想とは180度違っていた。

 

きっと思いっきり振られてしまうだろうと思っていたのに、

 

美波は僕を振るどころかその真逆の行動を取っていた。

 

だから、どうしても気になる。もしかすると、その・・・美波は僕の事を・・・

 

美波「あ、あれはね、ほらっ。

   美春があまりにもしつこいから、彼氏でもいたら諦めてくれるかと思って、

   それでタイミングよくアキが告白してきたもんだから………!」

 

せわしなく手と目を動かしながら説明してくれる美波。

 

明久「ああ、なるほど。そうこうことか。」

 

そうか、道理で人目も憚らず色々してくると思った。僕のはやとりちか。

 

・・・ん?なんだか、ものすごく悔しい気がする・・・っ!

 

 

 雄二「やれやれ。苦しい言い訳だな。」

 

 康介「一人を除いてバレバレだぞ。」

 

 秀吉「まぁ、キスや弁当まで作って告白が誤解などと言われたのじゃからな。」

 

 みゆき「誤魔化したくなる気持ちもわかるけど。」

 

 エイミー「素直じゃナイデス。」

 

 むっつりーに「……(コクコク)」

 

 

美波「べ、別に言い訳とかじゃなくてホントに・・・っ!だ、誰がこんなバカと!

   そのまえにその生暖かい目で見るの止めなさい!」」

 

バレバレって、僕と美波が付き合っているという嘘の事だろうか。

 

皆気づいていたのか。気づいていなかった僕ぐらいってことかな。

 

明久「まったく・・・、それならそうと先に言ってよ。

   美波が僕のことを好きなのかと思っちゃたじゃないか。」

 

美波「う・・・。そ、そんなわけないでしょ!」

 

明久「だよね。僕もおかしいとは思っていたんだよ。

   美波が僕を好きになるとは思えないし、それに――」

 

美波「そ、それに、何よ。」

 

明久「それに、美波があんなにしおらしいなんておかしいもんね。」

 

 

 雄二「バカかあいつは。」

 

 康介「今に始まったことじゃないだろ。」

 

 みゆき「一言多いのよね。」

 

 

美波「・・・そうね。全く、本当に、アンタの言う通りよね・・・っ!!」

 

明久「み、美波!?なんか僕の肩関節が嫌な音を立てているような気がするんだけれど!?」

 

ただでさえカルシウムが足りないから折れやすくなっているのに!

 

 

 秀吉「とにかく、誤解は解けたようじゃな。

    あとはこの話を清水に伝えれば問題は全て解決ということで良いのか?」

 

 雄二「そうだな。これで清水も納得するだろう。」

 

 ムッツリー二「……話はうまく伝えておく。」

 

 エイミー「一件落着デスネ。」

 

 康介(本当に落着だろうか・・・。)

 

 

一応はこれで一件落着、Fクラスは大丈夫だろう。

 

美波「え?どういうこと?瑞希、なにがあったの?」

 

瑞希「いえ、私は知りませんけど・・・。何かあったんですか?」

 

 

 みゆき「何かあったの?」

 

 康介「ああ、そうか。」

 

 雄二「実はな・・・。」

 

 

○康介SIDE

 

 

康介「Dクラスの方は何とかなったけど。」

 

明久と島田を見ながら、

 

秀吉「今度は別の意味で修羅場じゃな。」

 

ムッツリーニ「……(コクコク)」

 

 

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