問 以下の問いに答えなさい
『次の内、EU加盟国でなく、ユーロを導入している国を答えなさい。』
イギリス、バチカン、ドイツ、モナコ
《解答》
姫路瑞希の答え
『モナコ、バチカン』
教師のコメント
正解です。
モナコやバチカンはフランスやイタリアがEUに加盟する前から
フランスやイタリアの貨幣を公用通貨として使用していたためです。
吉井明久の答え
『イギリス』
教師のコメント
イギリスはEUに加盟しています。
ですが、ユーロを導入していません。
現在時刻10:40
◎旧校舎1F
F「あ、こら!」
F「ちょ、え、は!?」
近藤「おい!待て!どこに行くんだ!」
B「どうした?」
B「なんだ?」
F「へ、へへ。俺達はお前らと一緒に戦うなんてやだな。」
F「そうだ。須川について行くぜ!」
B「?内輪もめか?」
B「短絡的に考えるのはまだ早いぞ。相手はFクラスだ何をしてくるか・・・。」
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◎2F連絡通路
美波「ちょっと!アンタどこに行こうとしているの!」
F「どこに行こうが俺の勝手だ!」
美波「待ちなさい!く・・・くぅ。」
F「待てぇえええ!!」
美波「待ちなさい。抜けたのは一人よ。それより前線を維持することを考えなさい。」
「「「はい、姉さん!!!」」」
美波「姉さんって呼ぶな!」
「「「はい、姉さん!!!」」」
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◎4F連絡通路
福村「おい、お前ら!どうして戦線を離れる?」
F「俺らはおまえなんかの小物についていけないのさ。」
F「そうだ、俺らは会長について行くんだ!」
福村「くそっ。あいつら・・・。」
B「やっぱりFクラスだ。仲間割れしてやがるぜ。」
B「所詮はFクラスだもの。仕方ないんじゃない?」
F「おい、福村。マズいぞ!」
福村「わかってる!あいつら覚えていろよ!」
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○康介SIDE
F「「「「「うぉおおおおお!!!!!」」」」」
中島「キサマら!何をする!自分らがやっていることが何なのかわかっているのか!」
川崎「落ち着て考えろ。奴について行ってなんに得がある?」
F「はむかうものには・・・」
F「「「死を!」」」
F「やれ!」
F「「「おう!!!」」」
秀吉「皆の者、落ち着くのじゃ!」
瑞希「そうです。皆さん落ち着いてください!」
F「姫路さんをこちらにわたせ!」
F「そうだ。俺達が姫路さんを守るんだ!」
F「秀吉もわたせ!」
F「水谷さんもわたせ!」
皆、手を動かしているが、声だけでも争っているように思わせる。
康介「反乱を鎮圧する。許可を!」
みゆき「でも、同じクラス同士で・・・。」
秀吉「うむ、仕方がない。」
明久「オーケー。それじゃあ。」
康介「行くか。」
みゆき「うん。」
中島「音羽!ここは任せて貰って良い。安永の方に行ってくれ!」
康介「わかった。」
口だけでは争っているように思えるが、事実は違う。
喧嘩に言いながらも、暗幕を窓に張ったりして作業を続けている。
◇10:40~
クラス代表(仮) : 姫路瑞希
部隊名 配置 隊長 隊員 離脱
本 隊 Fクラス教室 木下秀吉 18名 -2(19-2)
一番隊 旧校舎1F 横溝浩二 6名 -3
二番隊 2F連絡通路 島田美波 6名 -1
三番隊 3F連絡通路 福村幸平 8名
四番隊 4F連絡通路 近藤吉宗 6名 -2(30-6)
零番隊 Bクラス強襲 須川 亮 7名 (8)
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◎Bクラス教室
根本「Fクラスの行動がさき程からおかしいだと?」
B「ああ、前線を放棄して離脱していくものが数名いた。」
根本「別の作戦の為じゃないのか?」
B「いや、そういうふうには見えなかったな。向こうの隊長も全力で静止していたし。」
根本「しばらく様子を見よう。罠かもしえない。」
B「それと、4Fにいた野中、金田、鈴木から、
Fクラス内で騒乱があったようだとの報告もある。」
根本(木下ではまとめ切らなかったっということか・・・)
「一先ず、様子を見よう。」
B「わかった。」
根本(まあ、あの坂本を退場させたことだし、
木下が出てきたときは身構えたが・・・まあいい。様子を見たうえでせめるか。)
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○康介SIDE
現在時刻10:50
瑞希「Fクラスの教室とは思えないですね。」
姫路が関心そうに言う。
康介「これで完成か。」
秀吉「うむ。まるで要塞じゃの。」
要塞、ちょっと大げさな気もするが、明かりを消したらそうなるかもな。
みゆき「相手の主力部隊も運がないわね。」
明久「そうだね。」
康介「完成しただけで、満足されては困るんだがな。」
秀吉「そうじゃの。使って満足せねばな。」
瑞希「そうですね。」
できあがった迷路をみんなで眺めていると、
明久「あ、ムッツリーニ、なんか用?」
ムッツリーニ「……報告がある。一番隊の回収は失敗。一番隊は全滅。
現在、二番隊が休校舎2~3階の間の階段で応戦中。戦死者0」
秀吉「予想を超えておったの。」
明久「回収に間に合わなかったんだね。」
康介「もう一人ぐらい残しておくべきだったか。
早く二番隊と合流支えるために人数を削いだのがマズかったな。」
戦死者を20名に抑えるのは厳しくなったな。
みゆき「四番隊はどうなっているの?」
ムッツリーニ「……四番隊は4F階段前にて応戦中。戦死者1
三番隊も戦死者は出ていないが限界。」
近藤も福村も随分粘っているな。
康介「ムッツリーニ、
Fクラス内で騒乱が起き戦力の約三分の二を失ったと、情報を流してくれ。
それと二~四番隊に11:05までに教室まで撤退するように伝えてくれ。
理由は先ほど述べたとおりだ。」
ムッツリーニ「……了解した。」
秀吉「そろそろお主らは移動した方が良いのではないか?」
みゆき「そうね。」
康介「それじゃあ、俺らは移動するぞ!」
川崎「了解。」
中原「わかった。」
・
・
・
康介「分隊はあらかじめ決めておいた空き教室に移動する。」
分隊はFクラスの教室に侵入したBクラス主力部隊の退路を断つと同時に増援に対する備えだ。
あと、教室に入るのを躊躇して根元に報告しに行こうとするものの抹殺だ。
秀吉「うむ。教室内のことはワシらに任せてもらうぞい。」
明久「そうだね。」
康介「ああ。」
瑞希「頑張ってくださいね。」
みゆき「一番頑張るのは木下や吉井達よ。」
瑞希「そ、そうでしたね。」
どこか姫路が不安そうに見える。
明久「大丈夫?姫路さん、さっきから顔色が悪いけど。」
そういえば、そうだな。
瑞希「あ、そ、そのそうじゃなくて、ですね。わ、私、暗い所が苦手で・・・。
それに、今回私は何もできなくて・・・。
そ、その、すみません!」
どうも、自虐的になっているな。はあ、それなら、
康介「だったら明久に守ってもらえばいい。」
瑞希「え!?」
姫路の顔が赤くなっていくのがわかる。
明久「ぼ、僕?」
康介「そうだ。どうだ?秀吉」
秀吉「うむ。良い案じゃな。」
みゆき「がんばってね。姫路さん。」
瑞希「ひゃ、ひゃい!」
・・・まあ、これなら安心だろう。
康介「さて、俺らは行くからな。」
急がないと空き教室に潜めなくなる。
みゆき「そうね。」
Fクラスの教室を出ると、周囲の喧騒からすでに前線が間近に迫っているのがわかる。
康介「(急ぐぞ)」
皆頷き、3か所の空き教室にわかれて入る。
現在時刻10:55
◇10:55~
クラス代表(仮) : 姫路瑞希
部隊名 配置 隊長 隊員
本 隊 Fクラス教室 木下秀吉 16名 (17)
一番隊 部隊全滅 横溝浩二 3名 戦死者4名
二番隊 2~3F階段 島田美波 5名
三番隊 3F連絡通路 福村幸平 8名
四番隊 4F階段前 近藤吉宗 4名 戦死者1名
(24-5)戦死5名
零番隊 Bクラス強襲 須川 亮 7名 (8)
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同刻、
須川「行けるか?」
F「ああ、大丈夫だ。問題ない。」
3Fの2年Dクラスから垂らされた縄梯子を登って行く。
全員が登りきったところで、
そう言えば、突入前に開けろと茶封筒を渡されていたな。
F「なんだ?それ?」
F「なんかいいものでも入っているのか?」
袋を破って開けてみると、
『根本恭二と小山友香の放課後の逢瀬の写真』
夕陽が教室を赤く染めていて・・・
須川「こ、これは・・・(ギリッ)」
F「「「許すまじ、根本恭二!!!」」」
F「殺減倒酷苛罵蹴殴折刺割斬叩縛・・・。」
F「■■■・・・■■■■■・・・■■■・・・。」
F「殺っちゃうよ~。根本殺しちゃうよ~。」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
◎Bクラス教室
バッリィィイイインンン!!
根本「なんだ?どうした?」
B「な、なんだ!お前ら!」
須川「殺せ!根本を殺せ!殺しつくせ!」
F「「「根本ぉぉおおお!!!」」」
根本「総合科目だ。俺を護れ!近衛部隊!」
高橋「はあ、仕方ありませんね。承認します。」
B「「「「試獣召喚(サモン)!!!!」」」」
F『『『『試獣召喚(サモン)!!!!』』』』
須川「邪魔する者は?」
F「「「殺せーー!!!」」」
F「殺減倒酷苛罵蹴殴折刺割斬叩縛・・・。」
F「■■■・・・■■■■■・・・■■■・・・。」
F「殺っちゃうよ~。皆殺しちゃうよ~。」
B「な、なんなんだコイツら!」
B「ヤバイぞ。」
B「くるってやがる!」
B「こ、こわい!」
根本「逃げるな!お前ら!全員で取り囲んで殺れ!」
B「「「試獣召喚(サモン)!!!」」」
B「「「試獣召喚(サモン)!!!」」」
B「「「試獣召喚(サモン)!!!」」」
F「根本ぉぉおおお!!」
F「「「「死ねぇえええーー!!」」」」
F「アハハ、アハハハ~。」
F「殺減倒酷苛罵蹴殴折刺割斬叩縛・・・。」
F「■■■・・・■■■■■・・・■■■・・・。」
B「いっやぁあああ!!」
B「やめてくれ!」
根本「お前ら逃げるな!戦え!戦うんだ!」
須川「皆殺しだぁあああ!!」
F「「「「皆殺しだぁあああ!!!!!」」」」
F「殺減倒酷苛罵蹴殴折刺割斬叩縛・・・。」
F「皆殺しダヨ~。皆殺しィィイイイ~。」
F「■■■・・・■■■■■・・・■■■・・・。」
B「無理だ。こいつらトンでやがる。」
B「抑えきらない。ぐわぁああ!!」
F「アハハ、アハハハ~」
B「こ、来ないで、来ないでぇええええ!!」
B「い、いやぁああ!!」
F「殺減倒酷苛罵蹴殴折刺割斬叩縛・・・。」
B「くっ、Fクラスのくせに!」
B「つ、強い!」
F「■■■・・・■■■■■・・・■■■・・・。」
B「ば、バカな!」
B「くうぅぅうう・・・」
根本「な、なんだ!?おまえら!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在時刻11:04
根本「残りは三人だ!囲んで殺れ!」
B「てめぇがしろよ!」
B「そうだ。そうだ。お前がしろ!」
根本「何だと!俺が戦死したらお終いだろうが!」
F「アハハハ、楽しいネ、みんな死んじゃうんだヨ~」
F「殺減倒酷苛罵蹴殴折刺割斬叩縛・・・。」
F「■■■・・・■■■■■・・・■■■・・・。」
B「な、何なんだ!?コイツら!」
B「と、止まらない!止まらない!」
B「た、助けてくれ!う、ぅわああぁぁ!!」
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◇11:10~
クラス代表(仮) : 姫路瑞希
部隊名 配置 隊長 隊員
本 隊 Fクラス教室 音羽康介 16名 (17)
二番隊 3F階段前 島田美波 5名
三番隊 3F連絡通路 福村幸平 8名
四番隊 3F階段前 近藤吉宗 3名
(19)
零番隊 部隊全滅 須川 亮 7名 戦死者8名
戦死者5+8名
11:20
◎Fクラス教室
☆明久SIDE
康介たちが教室を出ていってもう10分ぐらいたっただろうか。
教室の明かりは落とされ、真っ暗になっている。
ようやく暗闇に目が慣れてきたところだ。
瑞希「なんだか心細いですぅ。」
明久「そうだね。確かにちょっと不安かな。」
そう言うと姫路さんが手を握って来た。
明久「ひ、姫路さん!?」
瑞希「い、いけませんか?」
明久「と、とんでもないよ。」
なんて温かい姫路さんの手だろう。
それと同時に、
ムッツリーニ「……Bクラスに突入した零番隊が全滅した模様。」
電気を消した真っ暗な中をムッツリーニが歩いてやって来た。
秀吉「して、戦火はどうじゃ?」
ムッツリーニ「……少なくとも10人は道連れにした。」
10人?御世辞にとも点数が高くないあの須川君たちが!?
Bクラスの本陣で!?
秀吉「あの写真のおかげじゃな。」
明久「写真って?どんな写真?」
ムッツリーニ「……一枚100円。」
金取るんかい!
明久「そんな!見せてくれったっていいじゃないか!僕たち友達じゃないか!」
ムッツリーニ「……少しでも金になることは惜しまない。」
そんなムッツリーニなんて嫌いだ!
瑞希「この暗闇では写真は見れないと思いますけど。」
あ、それもそうか。
秀吉「ならば、前線部隊は4名程度残して引き揚げさせるかの。」
ムッツリーニ「……(コクリ)」
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同時刻、
◎空き教室
康介「そろそろだな。」
みゆき「何がそろそろなの?」
康介「Bクラスの本隊がやって来るのがな。」
中島「須川たちはBクラスに打撃を充てられただろうか?」
康介「さあ、まあ、増強剤もやったし、できるかぎりのことはしたからな。」
川崎「増強剤って何だ?」
康介「まあ、一種の麻薬だな。」
安永「麻薬ね・・・。」
康介「そう――」
続きを言おうとしたところで足音が聞こえてきた
康介「――静かに。」
大勢の足音が聞こえてきた。
皆だまりこんで静かに耳を立てる。
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