バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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第15問:世界史

 問 今から約500万年前に出現した最初の人類(猿人)の名称を答えなさい。
   また、起原となった地域を答えなさい。

《解答》
 エイミー・ヤシマの答え
  『アウストラロピテクス、アフリカ大陸』

  教師のコメント
   さすがですね。正解です。


 土屋康太の答え
  『鉄人、動物実験場』

  教師のコメント
   並外れた身体能力を有した新人類いや、強化人・・・いや、何でもありません。


第16話バカテスト世界史:第二次Bクラス戦4

10分前 11:10

 

◎Bクラス教室

 

根本「はあ、やっと片付いたか。」

 

B「手ごわかったな。」

 

B「下位クラス相手に随分と手ひどくやられた。」

 

根本「それで、Fクラスの様子はどうだ?」

 

B「ああ、さっきから静かになっているらしいぞ。」

 

根本「静かにだと?」

 

B「ああ。」

 

根本「・・・面倒な事される前に攻め落とすか。」

 

B「大丈夫なのか?」

 

根本「Fクラスは完全に統制を失っているし、

   さらに余計な事をされる前にさっさと姫路をやればいいだろ。」

 

B「それじゃあ、部隊を編成してFクラスに突撃するのか?」

 

根本「ああ。全力で一気にやれ。」

 

B「わかった。」

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 ◇Bクラス主力部隊突入前

 

  クラス代表(仮) : 姫路瑞希

 

  部隊名     配置      隊長    隊員   

 

  本 隊  Fクラス教室   木下秀吉    8名 

  分 隊  空き教室に分散  音羽康介    7名 (17) 

 

  三番隊  3F連絡通路   福村幸平    3名  

  四番隊  3F階段前    近藤吉宗    3名 (8)

 

 

 

  二番隊  全員教室に収容  島田美波    5名 

  三番隊  一部教室に収容  ――――    5名 戦力温存11名

                           

  戦死者13名

 

 

○康介SIDE

 

 

 F「な、なんだ!?あの人数は!?」

 

 横溝「ま、守れ!守るんだ!」

 

横溝たちの声が聞こえてきた。

 

俺らが居る空き教室を通過して行くBクラスの大部隊。

 

かなりの人数をつぎ込んできたようだ。

 

 

  B「遣っちまえ!」

 

  B「死ね!」

 

 F「くっ・・・」

 

 横溝「て、撤退だ!」

 

 福村「こっちも撤退するぞ!」

 

  B「させるな!たたみかけろ!」

 

  B「「「おうっ!!」」」

 

 F「た、助けてぇええぁあああ!!」

 

  B「堪忍しろ!」

 

 F「くそっ!」

 

 

大局のために犠牲になっていくクラスメイト達・・・

 

 

  B「これで最後だ!」

 

 F「ぎゃあ!!」

 

  B「よし、A部隊は前に回れ!」

 

 

それからしばらく足音が続いた。

 

そして、

 

  B「行くぞ。」

 

  B「待て、教室の様子がおかしいぞ。」

 

  B「なんだ!?この黒いカーテンは?」

 

  B「引きはがせ!」

 

  B「採れない!」

 

  B「どうせ、悪あがきだ。構わず行くぞ!この人数に勝ち目はない!」

 

Fクラスの教室に入っていっているのだろう。

 

だんだん、廊下に人の居る気配が無くなっていく。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

☆明久SIDE

 

 

教室の外で戦闘が繰り広げられ、

 

やがて静かになったかと思ったら、Fクラスに人が入って来る気配がした。

 

 

  B「・・・教室の様子がおかしいぞ。」

 

  B「なんだ!?この黒いカーテンは?」

 

  B「引きはがせ!」

 

  B「採れない!」

 

  B「どうせ、悪あがきだ。構わず行くぞ!この人数に勝ち目はない!」

 

 

どうやら、教室の入口に設置した暗幕を取ろうとしているみたいだ。

 

だけど、そこは康介や秀吉、ムッツリーニが念入りに設置していただろうから

 

簡単には外れないと思うんだけど・・・

 

それにしてもかなりの大人数・・・。本当に僕らだけで大丈夫なんだろうか?

 

僕の手を握る姫路さんの手の力が少し強くなった。

 

明久「(姫路さん?)」

 

瑞希「(だ、大丈夫ですぅ。)」

 

恐い気持ちを堪えて頑張っている姫路さん。

 

本当に姫路さんは頑張り屋さんだ。僕も見習わないと・・・。

 

姫路さんから良いにおいが・・・ハッ!

 

危なかった。欲望のままに従って姫路さんに嫌われ、僕は牢屋に入れられるところだった。

 

 

  B「くそっ!真っ暗で何も見えない!」

 

たぶん秀吉「こっちだ!こっちに姫路が居るぞ!」

 

 

F「「試獣召喚(サモン)!!!」」

 

確実に秀吉「さ、サモンですっ!」

 

 

  B「どっちだ?」

 

 

たぶん秀吉「こっちだ!早く来い!ぎやぁあああ!!」

 

確実に秀吉「ご、ごめんなさい!」

 

確実に秀吉「戦死者は補習!」

 

たぶん秀吉「いっやぁあああ!!」

 

 

すごい、声だけで相手をかく乱している。

 

 

  B「一人で行くからだ!」

 

  B「暗くてわけわからん。電気をつけろ!」

 

  B「痛っ。気を付けろ!危ねえだろうが!」

 

  B「てめぇが気を付けろ!」

 

  B「何だと!」

 

  B「痛っ。な、なんだ?壁?こんなところに?」

 

  B「おい!足踏むんじゃねえ!」

 

  B「お、おすんじゃねぇええ!!」

 

  B「きゃぁああ!!」

 

  B「この変態!」バッシン!

 

  B「ふ、不可抗力だ!」

 

  B「だまりなさいっ!」

 

  B「ちょっ!?俺何もしてねえんだけど!」

 

  B「い、今胸触ったでしょっ!」バッシン、バッシン、バッシン、ドコッ!

 

  B「ぐはっ!」

 

 

もはや、こちらから仕掛けないでも勝手に崩れてくれている。思った以上の効果だ。

 

 

  B「くそっ!全然見えっ、痛った!」

 

たぶん秀吉「居た!姫路だ!」

 

  B「どこだ!」

 

たぶん秀吉「こっちだ!」

 

たぶん秀吉「何をしているんだ!こっちだと言っているだろうが!」

 

  B「だからどっちだ!」

 

たぶん秀吉「何をしているんだ!早く来い!」

 

たぶん秀吉「早く来ないとぁあああ!!」

 

確実に秀吉「ごめんなさいっ!」

 

確実に秀吉「戦死者は補習!」

 

「「「「いっやぁあああ!!」」」」

 

あ、これはFクラスのメンバーだ。

 

  B「くっ、いったん教室をでるんだ!」

 

  B「どっちが出口なんだ!?」

 

  B「きゃぁああ!!このドスケベ!!お尻を触らないで!!」ドコッ!!

 

  B「ちょ、ちょ・・・」バコドコドコ!!

 

 

・・・これもう、同情したくなる。

 

 

  B「おい!こっちだ!」

 

  B「なんだ!?この通路っ敵だ!敵がいる!」

 

  B「もてあそんでくれた礼をしてやる!サモン!」

 

  B『サモン!!』

 

  B『サモン!!』

 

 

【保健体育】

 Bクラス 加西真一   143点  VS  ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

      井川健吾   171点

 

      小野明水   163点  

 

      鈴木二郎   145点

 

      吉田卓夫   158点

 

          ・

 

          ・

 

          ・

 

          ・

 

 

  B「どうした?そっちから来ないなら、こっちから行かせてもらう!」

 

  B「行くぞ!」

 

  B「おうっ!」

 

  B「くらえっ!」

 

ドゴッ!!少し大きな音がした。

 

もしかして、鏡に映った自分たちを僕らFクラスと間違ったんだろうか?

 

  B「くっ、痛ってぇええ!!」

 

  B「な、なに!?」

 

  B「こ、これは鏡!?」

 

  B「しょ、召喚獣が戻ってこないぞ!」

 

 

鏡の後ろではFクラスのメンバーらがBクラスの召喚獣にとどめをさしたんだろう。

 

 

  鉄人「戦死者は補習!」

 

  B「げ、て、鉄人!」

 

  B「ぐはっ!」

 

  B「どうなっているんだ!?」

 

  B「こっちに通路がある!」

 

  B「どこだ?こっちだ!」

 

  B「うわっ!て、敵だ!サモン!」

 

  B「「「「サモン!!!」」」」

 

  B「ち、ちがう!鏡だ!て、敵じゃない!」

 

  B「なんだ。びっくりさせるなよ。」

 

  B「まったく。あ、あれ?ち、ちがう。敵の召喚獣だ!」

 

  B「な、バ、バカな!」

 

  B「く、壁の中に・・・」

 

  B「こんなの卑怯だろ!」

 

  B「そうだ!卑怯だ!」

 

  B「「「そうだ!!!」」」

 

  B「出てこい!最下位クラスのくせに生意気だ!」

 

  B「「「そうだ!!!」」」

 

 

もはや相手は完全に常軌を逸している。

 

そして、半ば暴動のように卑怯、出てこいの声が上がる。

 

 

ムッツリーニ「(……これ以上は限界。)」

 

秀吉「(そうじゃろうな・・・。)」

 

ムッツリーニ「(……予定を変更した方が良い。)」

 

明久「(で、でも・・・)」

 

ムッツリーニ「(……大丈夫、Bクラスは真中あたりで固まっているから。)」

  

瑞希「(わかりました。)」

 

明久「(でも、投光器はどうするの?)」

 

秀吉「(教室の電気をつけるかの?)」

 

ムッツリーニ「(……それではこちらも視覚を奪われる。

        俺が片を付ける。10秒だけ身を護ってくれればいい。)」

 

か、かっこいい。キミは今凄くかっこいいよ!

 

瑞希「(わかりました。)」

 

秀吉「(承知した。)」

 

そろりそろりとBクラスがたまっている方向に歩いていく。

 

瑞希「(吉井君、いきますね。)」

 

明久「(うん。)」

 

姫路さんが肺に空気を吸いこんで

 

瑞希「Fクラス代表代理、姫路瑞希、Bクラスに対して試召戦争を挑みます!

   試獣召喚(サモン)ですっ!」

 

 

  B「なにぃいい!」

 

  B「どこだ!どこに居る!」

 

  B「こっちだ!」

 

  B「居たぞ!姫路だ!」

 

  B「よくもコケにしてくれたな!借りを介してやるぜ!」

 

  B『『『試獣召喚(サモン)!』』』

 

  B『『『試獣召喚(サモン)!』』』

 

  B『『『試獣召喚(サモン)!』』』

 

 

相次いで召喚獣を呼び出す声、

 

これで、役目は終わりだ。後はムッツリーニが

 

ムッツリーニ「(……加速)」

 

ボソッと声がしたと同時に黒い影が走り、敵の召喚獣が次々と倒れていく。

  

 

  B「な、なんだ!召喚獣が!?」

 

  B「た、倒れていく!」

 

  鉄人「戦死者は補習!」

 

  B「げ、て、鉄人!」

 

  B「ぐはっ!」

 

  B「た、助けてくれ!」

 

  B「ご、拷問は嫌だ!」

 

  鉄人「何を言うか!拷問などではない。しっかりした教育だ。

     趣味は勉強、尊敬する人物は二宮金次郎と立派な人間にしてやろう。」

 

  B「い、嫌だ!離してくれ!」

 

  B「俺は、俺h!」

 

 

・・・・・

 

ムッツリーニ「……たわい無い。」

 

つまらなそうにムッツリーニが言った。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

○康介SIDE

 

 

Fクラスの教室に入っていっているのだろう。

 

だんだん、廊下に人の居る気配が無くなっていく。

 

康介「出るぞ。」

 

皆、一斉に頷く。

 

空き教室の扉を開けて廊下に出ると、廊下に4人、

 

Fクラスに入るか入らないか迷っているBクラスの女子が居た。

 

そして丁度いいことに教師を連れている。あれ・・・古典の竹中先生か。

 

おそらく、あらかじめ保健体育のフィールドを形成していたためだろう。

 

同じく空き教室に隠れていた他の皆も合図なしに皆は廊下を塞ぐ形で横にならぶ。

 

気配に気づいたのか、ようやくあたりを見てハッとする四人。

 

 

康介「すぐさま中に入らなかった用心深さには敬服するが、

   少し周りを警戒すべきだったな。先生、古典をお願いします。」

 

竹中「承認します。」

 

竹中先生がそう言うと古典のフィールドが展開された。

 

相手の顔がゆがむ。

 

  B「くっ・・・どうして?」

 

  B「中の皆に知らせないと!」

 

康介「させると思うか?」

 

F『『試獣召喚(サモン)!』』

 

  B「この人数は厳しいけど所詮はFクラス。」

 

  B「そうね。チャッチャと終わらせましょう。」

 

  B『試獣召喚(サモン)!』

 

 

 

舐められたものだ。こちらには水谷が居るというのに。

 

康介「全力を持って鎮圧する。」

 

みゆき「それじゃあ、行ってくるね。」

 

康介「頼んだ。」

 

 

【古典】

 Fクラス 水谷みゆき  525点 VS  Bクラス 真田由香   145点

 

         ・                 金田一祐子  163点

 

         ・                 里井真由子  143点

 

         ・                 入江真美   122点

 

         ・

 

  

  B「な、なんて点数!」

 

  B「くっ・・・」

 

 

みゆき「行くわよ!」

 

直後、フィールドの一部が大きく揺れ、敵の召喚獣がバランスを崩して倒れる。

 

みゆきの召喚獣が持つ腕輪の特殊能力は『振動』、

 

フィールド内に局地的地震を発生させたといった感じだ。

 

そして倒れて起き上がれない召喚獣に対して退避していた皆が止めを刺す。

 

観察処分者や教師用の召喚獣なら召喚獣の感覚が召喚者自身の肉体に伝わるから、

 

すぐに起き上がれるかもしれないが、通常仕様の召喚獣ならそうはいかない。

 

 

【古典】

 Fクラス 水谷みゆき  421点 VS  Bクラス 真田由香   DEAD

 

         ・                 金田一祐子  DEAD

 

         ・                 里井真由子  DEAD

 

         ・                 入江真美   DEAD

 

広範囲にかけたため、点数の減り方がすごいな。

 

 

  B「い、いやぁああ!」

 

  B「ほ、補習は嫌よ!」

 

鉄人「戦死者は補習!」

 

  B「た、助けてぇええ!」

 

  B「せ、洗脳される。」

 

鉄人「洗脳とは人聞きの悪い。勉強好きの生徒に仕立て上げるだけだ。」

 

  B『いっやぁああ!!』

 

 

 

 

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