バカな親友らとテストと召喚獣   作:音羽2600

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   号外  20○○年(平成2△年)6月▽■日(金曜日) 文月学園新聞部 (号外)
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|【文月新聞】6月○■日(△曜日) |   発行元:文月学園新聞部    | 【広 告】 |
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|  ◎▽またもや、試召戦争。今度は2年BクラスとFクラス!!▽◎   | ◎ | ▼ |
|                                   | 広 | 新 |
|      結果はなんと ――― Fクラス 完全勝利!!       | 告 | 聞 |
|                                   | 募 | 部 |
| 先日、Dクラスとの試召戦争を行っていたFクラスだが今度はBクラスから| 集 | 部 |
|の宣戦布告を受け試召戦争を行うに至った。               | 中 | 員 |
| 今回の戦争は下位クラスから上位クラスに対して行った戦争では類を見ない| ! |   |
|Fクラスの完全勝利だった。50人いるBクラス全員を戦死させるという快挙|   | 緊 |
|をなしとげたのだ!それも学年最下位クラスのFクラスが学年二位のBクラス| 個 | 急 |
|を文字通り全滅させたのだ。                      | 人 | 募 |
| 更に、今回はFクラス代表にて知将坂本雄二氏は不在だったのだ!では、誰| ・ | 集 |
|が作戦を立ててFクラスをまとめ、Bクラスを全滅に追いやったのだろうか?| 団 | ! |
|それは何と!学園のアイドル木下秀吉氏だった。氏に率いられたFクラスは神| 体 |   |
|軍のごとき戦火を上げた。これには代理を務めた皇女、姫路瑞希氏の存在も少| ・ | 学 |
|なからずあるだろう。                         | 企 | 年 |
| さて、目を疑うような結果であるがさらに驚く事実がある。なんと、またも| 業 | 問 |
|やFクラスはBクラスの教室設備の入れ替えを行わなかったのである。前回は| 問 | わ |
|目的がAクラスだったことで設備交換しなかったのだが、今回は『先制攻撃権| わ | ず |
|』のみを剥奪しFクラスの勝利という形で終えた。            | ず | ! |
| 裏で取引が行われていたか、いなかったかについては定かではなが、設備交| 募 |   |
|換はせずに決着をつたのである。      (2年E組 矢野 武雄)  | 集 | 入 |
|―――――――――――――――――――――――――――――――――――| し | 部 |
| ☆何があった!? 船越先生と2年Bクラス代表根本恭二 婚約か!?☆ | て | 希 |
|                                   | い | 望 |
| 先日行われた2年BクラスとFクラスとの戦争後、負けてすべてを失った根| ま | 者 |
|本氏を抱擁するという光景を記者は目にした。              | す | は |
| 試召戦争の事後処理を行っている最中、突如現れた船越先生はFクラスに負| ! | 部 |
|けたショックで放心状態だった根本氏に多くの人目がある中で抱き付き、彼を|   | 棟 |
|励ますという大胆な行為を堂々と行った。現場にはF・Bクラスに加えて、休|   | 4 |
|み時間だったこともあり野次馬もいたためこの情報はたちまち広がるところと|   | F |
|なった。今後の事実関係を詳しく調べてお伝えします。          |   | ま |
|                     (3年E組 土井 ランコ) |   | で |
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第18話文月新聞号外:第二次Bクラス戦後

Fクラスの勝利で試召戦争が終わって、さっそく教室の復元と演劇部の備品の返却をした。

 

その間に雄二の件をいつものメンバーに話して、午後は回復試験を受けた。

 

HRも終わった放課後、

 

秀吉「それでは試召戦争の報告も兼ねて雄二の見舞いに行くとするかの。」

 

康介「ああ。」

 

雄二の母親にも言ったことだし、

 

明久「そうだね。」

 

ムッツリーニ「……俺も行こう。」

 

美波「なんだかんだ言ってアキは坂本と仲がいいのね。」

 

明久「美波、それは違うよ。」

 

瑞希「どいうことですか?」

 

明久「雄二の無様な姿を見たいだけ。」

 

秀吉「全く、お主は・・・」

 

ムッツリーニ「……素直じゃない。」

 

康介「ああ。」

 

それに相槌を打つ。

 

美波「え、それじゃあ、アキ、やっぱり坂本と・・・。」

 

瑞希「ほ、本当なんですか?明久君!」

 

あれ・・・、思いがけぬ方向に話がずれているような。

 

明久「ま、待ってよ二人とも!いったい何を考えているのさ!

   それにやっぱりって何?ぼくにそんな不気味な趣味は無いよ!」

 

ガラッ!教室の扉がすごい音を立てて開いた。

 

美春「同性に対するラブを馬鹿にするとは何事ですか!」

 

一体どこまで地獄耳なんだろう・・・。

 

美波「美春!?」

 

美春「ああ、お姉さまっ!さあ、美春と一緒に・・・。」

 

続きを言いかけたところで

 

鉄人「吉井、新しいテントが搬入され・・・清水か・・・。

   貴様にはこの教室の出入りを禁じていたはずだが?」

 

鉄人が教室に入って来た。

 

美春「お姉さまと美春の仲を邪魔するものは排除します!」

 

鉄人「まあ、良い。清水、吉井の代わり新しく入荷したテントを体育倉庫に直して、

   古くなったテントをゴミ捨て場に持っていくように。」

 

まったく聞く耳を持たず淡々という鉄人

 

美春「なぜですか?

   なぜ美春がそこに居る豚野郎の代わりにテントを運ばなくてはならないのですか?

   美春にはこれからお姉さまと禁断の放課後を・・・」

 

島田が体を抱えるように震えている。

 

鉄人「ほ、ほう。貴様は観察処分者のはずだが?

   反抗すると言うなら仕方がない。補習をしてやろう。」

 

美春「は、離してください!美春はお姉さまとぉぉおおお!!」

 

鉄人に連行されていった清水。

 

美波「はあ、助かったわ・・・。」

 

それに対して俺らは愛想笑いをするほかなかった。

 

エイミー「と、トニカく、行キマしょう。」

 

みゆき「そ、そうね。急がないと帰りが遅くなるわよ。」

 

現在時刻は15:47、

 

文月大学付属病院、

 

鉄道で行くと学校から文月駅まで歩いて10分、二駅先の駅で降りてから歩いて大体10分、

 

バスだと坂を半分くらい下ったところにあるバス停から30分ぐらいかかる。

 

時間的にどちらをとっても到着するのは16:20ぐらいか。

 

康介「そうだな。」

 

 

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

16:26

 

 

病院までやって来た俺らは受付で病室を聞いて雄二の居る部屋までやって来た。

 

雄二の病室は六人の大部屋だったが、他に入院している人がおらず、

 

実質雄二の一人部屋になっていた。

 

これは他の患者さんに迷惑を掛けなくて済むのでありがたい。

 

康介「よ、どうだ具合は?」

 

雄二「おお、どうした?そんな大人数でやって来て。」

 

そう言う雄二の横でパイプ椅子に座り雄二の片手を握って

 

『スー、スー』と寝息をたてている黒髪の少女が一人。

 

康介「すまん、邪魔したようだな。」

 

みゆき「そうね。雰囲気を壊してゴメンね、坂本。」

 

明久「早く退散しようか?」

 

美波「そうね。邪魔しちゃ悪いし。」

 

秀吉「うむ。せっかくの二人の時間じゃからの。」

 

ムッツリーニ「……(コクリ)起こしたら悪い。」

 

エイミー「そうデスネ。」

 

瑞希「お二人の時間をいただくわけにはいきませんからね。」

 

そんな俺らの対応に、

 

雄二「お前ら、何をそんなにニヤニヤと!」

 

ニヤニヤ?生暖かい目で見守っていただけなんだが?

 

明久「ダメだよ、雄二。そんな大声出したら。」

 

瑞希「翔子ちゃん、起きちゃいますよ。」

 

ムッツリーニ「……それにここは病院。」

 

秀吉「そうじゃったな。」

 

美波「なんだがFクラスにいるみたいたいで忘れっていたわね。」

 

雄二「まったく、お前らは・・・。」

 

康介「これでも心配したんだぞ。でもその様子だと本当に大丈夫そうだな。」

 

雄二「ああ、囲まれた時はさすがにビビったがな。」

 

みゆき「囲まれったって?」

 

雄二「まあ、昔のな・・・。」

 

歯切れが悪そうに言う雄二。

 

大方、根本が雄二に恨みを持っている連中を使ったんだろう。

 

『悪鬼羅刹』の異名で不良たちから恐れられているらしいし、恨んでいる奴もさぞ多いことだろう。

 

エイミー「退院ハいつでスカ?」

 

雄二「ああ、いろいろあってな、明後日が退院だ。」

 

康介「そうか。まあ、前置きはこのへんでいいだろう。」

 

秀吉「うむ。話しておかんとな。」

 

雄二「?どうしたんだ?」

 

・・・周りの視線が俺に集まる。

 

うん。だけど、

 

康介「秀吉、頼む。」

 

俺はこういった説明は苦手なんだ。なにより面倒くさい・・・。

 

秀吉「はあ、仕方がないの。

   ・・・<説明中>・・・。」

 

雄二「そうか。邪魔な俺を消して、俺の居ない間に事を構えようってわけか。

   相変わらず小さい野郎だな。それにしても康介、よくそんな作戦考えたな。」

 

康介「まあな。」

 

その後、他愛もない話をして俺らは病室を後にした。

 

騒いでいたわけではないが、俺達が来たことにも気づかず霧島は眠っていた。

 

余程雄二の事が応えてたのだろう。

 




短くてすみません。第四章動乱編はこれで終わりです。

次は第五章に入っていきますが、ストックがほぼ尽きたため投稿のペースがひらくことになりそうです。
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