駄文です。
壁、机、椅子と全てが白で統一された空間に、場所とベストマッチした白服に白髪に白髭を携えた老人と黒髪に黒服と場所とミストマッチの少年が向き合って座っている。
「おんし、死んだぞ?」
「へぇ、そうなんだ」
「いやもうちょいリアクション無いのかね!?」
衝撃的な発言をしたはずの老人は少年のあまりにも適当な返答に驚愕してしまう。
「元々そういう性格なんだよ、それで僕は何故ここに?てかあんたは誰?」
少年は老人の驚きを受け流し、淡々と質問した。そして少年の質問に驚愕から立ち直った老人は襟を正して答える。
「ここは、神世と言ってな神が住まう世界なんだよ。そして勿論私は神だ。君がここにいるのはな、君には今まで生きてきた世界とは別の世界、つまり異世界へと行ってもらおうと思ってるのだ」
「ふぅん、異世界転生か」
やはりと言うべきか、少年は一切動揺すること無く老人の言葉を受け入れる。もう驚くのも面倒なのか老人もそのまま言葉を続ける。
「おんしに行ってもらう世界は既に決まっておる。その名も『NARUTOの世界』!」
NARUTO、少年の世界ではとある週刊誌で連載されていた漫画で既に完結もしている大人気の忍者漫画である。勿論、少年もその漫画は知っている。
「一応、基礎能力としてチャクラの量を主人公のうずまきナルトの最終話位の時並に与えて、性質変化は全て使えるようにしてはやるが、他に何か欲しい特典はあるか?」
少年は正直それでも十分だぞとは思ったものの、折角だと特典を考える。
「…あ、仮面ライダー…」
ふと口に出た言葉、『仮面ライダー』。それは子供から大人まで人気の高い国民的特撮ヒーロー番組である。少年は子供の頃に平成仮面ライダーを見てからというものハマりにハマって大ファンなのである。
「仮面ライダーの力を貰うにしても、世界観を壊しすぎるのも良くないからな…そうだ、忍者系のライダーの力なら問題ないかもしれない」
NARUTOの世界観を極力壊さないようにしたかった為、仮面ライダーの力を貰うのはどうなんだろうと思っていた少年は咄嗟に忍者の力を使うライダーの存在に気づいた。確かに忍者の力ならば忍者世界においてもそこまで世界観を壊すことは無いだろう。違和感は凄いだろうが…。
「特典は仮面ライダー風魔と仮面ライダーシノビ、仮面ライダーハッタリの力がいい」
忍者の要素を持つライダーなら他にもいるし、更にいえば忍者感満載のライダーである『仮面ライダー
「ふむ、分かった。ではそれらの変身道具は欲しい時に手元に現れるようにしておこう。そっちの方が便利だろうからな」
勝手に便利仕様に変える老人、少年にとっては助かることだろうが。
「では転生してもらうぞ、楽しんでくるが良い。サラバだ」
「ああ、楽しんでくる。じゃね」
軽い別れの言葉を掛け合うと、少年の身体がどんどんと透けていき、少年もそれに抵抗する訳でもなく最後はそのまま消えていった。これで転生終了である。
これから彼が歩む忍者としての物語…それがどんな物になるのかを思い浮かべながら転生を見届けた老人は一人微笑むのだった。
仮面ライダー風魔
『仮面ライダーエグゼイド』の劇場版『仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』にて登場した敵ライダー。
仮面ライダーシノビ・仮面ライダーハッタリ
『仮面ライダージオウ』のスピンオフ『RIDER TIME仮面ライダーシノビ』にて登場した主役ライダーと(多分)二号ライダー。シノビはジオウ本編にも2022年の未来のライダーとして登場している。
ホントにササッと適当に書いたので続きが出るかは不明ですが、現時点では続編を描きたい気分です。ただ気分がコロコロ変わるのであまり期待はしない方が良いです。
…てか期待される程のものでも無いよね笑