ムゲン牢獄 作:遙方
やっとここからホープくん(ホップとソニアの息子)本格始動
そして怪しい口調にご都合展開に適当タイトル。本当にすいません
バトル描写はアドバイスをいただいたのでバトルはアニメ方式でやります。割と何でもありなあの感じ。覚えられる技は練習さえすれば全部使える設定
「ヒメンカ!こうそくスピンで真っ向からぶつかるんや!」
「ワンパチ!スパークで迎え撃て!」
君はホップの顔でワンパチを使うんだ
ここはターフスタジアムで、今はジムリーダー戦の真っ最中。“ポケモンも届けに来てくれたんだし、初戦くらいは観戦に行かないか”っていうホップの提案で私とソニアとホップはスタジアムに来ている。過去を変えてソニアからホップを奪ってやるって息巻いている私なのに、行かないって伝えたときのソニアの残念がる表情に罪悪感が止まらなくて思わずやっぱり行くって言ってしまった。
「ワンパチ!とどめのかみつく!」
「この子が倒れるまでワシは諦めんで!ヒメンカ!マジカルリーフや!」
ムゲン団を作った辺りから、私は二人いるような気がしている。一人は、ホップをソニアから奪おうとする醜い女としての私。もう一人は、ホップとソニアが大好きで大切に思っている親友としての私
「ワンパチ、ヒメンカ共に戦闘不能!両者二体目を出してください!」
「ワンパチもよくやってた!惜しかったぞ!」
「ホープくんってワンパチとヒバニー以外に今ゲットしてるポケモンいるの?」
「たしかサシカマス釣れたって連絡が来てたような」
「じゃあ次が山場だね」
たしかサシカマスはHP、防御、特攻、特防の4つが軒並み低かったイメージがある。タイプ相性もあるからここで出してくるのはヒバニーだろう
「いけ!ラビフット!」
「頼りにしてるで!ワタシラガ!」
「「ダイマックス!」」
ラビフットに進化してたんだ…。そういえば他地方に比べて一個目のジムに挑戦するまでが少し長いんだっけ?
「ダイバーン!」
「ダイアタック!」
小さいポケモン同士でも迫力が一気に上がるダイマックスバトル。ダイマックス技はダイウォールを使われない限り絶対に当たるから、ガチンコの殴りあい対決になる。まあそうなるとタイプ相性がものをいってくるからホープくんがかなり優勢だよね。実際にワタシラガはラビフットに比べてフラフラしてて次の一撃を受けたらもう倒れるんじゃないかな
「どんなときも粘り強く!ダイアタックや!」
「燃やし尽くせ!ダイバーン!」
ダイマックスターンが途切れて元の大きさに戻る二体。ワタシラガがラビフットより先に倒れた
「ワタシラガ戦闘不能!よって勝者、ハロンタウンのホープ!」
「ホープ!よくやったぞ!」
「父さん!母さん!ユウリさんまで!」
“ここまで来て帰るのは寂しいからちょっと話してから帰ろうよ”っていうソニアの提案を断りきれず、こうして集まることになった
「旅に出る前に比べて強くなってるじゃん。母親として嬉しい限りよ」
「いやでもワンパチもラビフットも母さんと父さんのアドバイス通りに育ててるだけだから…」
こういうところはホップと違うのかなって思う。自分の実力に対して過小評価するのは結構新鮮に感じる
「じゃあユウリにアドバイスをしてもらったら?」
「えっ、私!?」
「それはいい考えだ!幼馴染のよしみで頼めないか?」
この後アドバイスの為に付きっきりになるっていうのはちょっと困る。キバナさんに聞いた過激派も探さないといけないし、ジムチャレンジ期間中にリーグ関係者がアドバイスを送るのはレギュレーション的にグレーゾーンだし、何よりホープくんに対しては罪悪感から来る苦手意識がかなりあるし…
PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPi
「うわあ!」
急に大音量で鳴り始めたスマホロトムに一番驚いてたのは持ち主のホップだ
「あー、どもども。…え?ワイルドエリアうららか草原でキョダイバタフリーが見つかった!?ソニア行くぞ!」
「え、あ、ちょっと!…あーゴメン、ユウリ。ホープをよろしく!」
確かにダイマックスポケモンとキョダイマックスポケモンの違いを調べることは研究に大きく貢献するとはいえこのタイミングか…
「…間が悪い」
「本当ですよね!折角ゆっくり話すチャンスだったのに!」
ごめんホープくん君が思ってるような殊勝な理由じゃないんだ君と居たくないっていう私のわがままなんだ。だからその
「じゃあ腹拵えもかねて出店で何か食べましょう!オレへのご教授はそのあとでお願いします!」
「あ、ああうんそうだね」
落ち着け自分。いくらホップに似てるとはいえ目はソニアなんだしあの頃のホップより少し小さい。両親の親友っていうポジションを演じきるんだ。そこに私怨を混ぜちゃいけない
「――という訳で、ポケモンのタイプと同じ技は威力が上がります。あと、パーティーとして弱点が一貫しちゃうのもNG。例えばホープくんの三体だとラビフットとワンパチが地面タイプに弱いからそういう相手が出てきたときはサシカマスに交換するとかね。技打ち合ってる最中ならともかく一瞬ある間とかのタイミングで交換するのは別にルール違反じゃないのも覚えておいて」
「分かりました!」
流石はホップの子。純粋で凄くいい子だから今すぐにでも殺してしまいたい。落ち着け自分。そんなことしたら計画も台無しになってしまう。私は別にこの子を殺したい訳じゃない
「ようようそこの少年少女。俺らもポケモンのこと教えてやろうか?」
「だっ、誰だお前ら」
「俺らは泣く子も黙るムゲン団!」
ホープくんの後ろから声をかけてきたのはザ・アウトローって感じの自称ムゲン団。キバナさんが言ってたのはこいつらか。…そう言えば私って容姿のこともあって一般知名度100%ってテレビで言われてたけど違うの?
「そこのチャンピオンファンには特別サービスだ。本物のバトルってのを見せてやるぜ」
そう言って繰り出してきたのはフォクスライ、アオガラス、マッスグマ、ヨクバリス、コノハナ、レパルダス
「なっ!一対多数なんて卑怯だぞ!」
「そう言うな少年。もし助けたいなら一対一で俺に勝ってからにしろ」
ぱっと見ホープくんよりちょっと強そうなトレーナーが相手するらしいしいい経験になるだろう。多分私を痛め付けたあとにあっちにも行くらしいけど、この程度のポケモンが何体来ようと私の敵じゃない
「ホープくんは自分の心配もする!そのトレーナーちょっと強いよ!」
そうしてホープくんの相手が繰り出したのはダーテング。まあコノハナに進化してすぐリーフのいし使ったんだろうけど最終進化系はどんな形でもかなり強い
「こっちもそろそろ始めようか。お嬢ちゃんも持ってるポケモン全部繰り出したっていいんだぜ?」
「一体で十分だよ?ほんと、弱い奴ほどよくしゃべる」
「ふざけんな!死んで後悔すんじゃねぇぞ!」
一斉に飛びかかってくるけどむしろ的が小さくなって好都合。この相手全体を狙う技は命中がちょっと低いのが難点なんだよね
「ウォーグル!後ろのトレーナーもまとめてぼうふう!威力は押さえ目で!」
この後私をどう痛め付けるか考えてたムゲン団の奴らは絶対こんなこと想像してなかっただろうね。何せ目の前にいるのは本物のチャンピオンなんだから
「本物のバトルを私に見せる?面白い冗談だね。私が“本物”ってやつを見せてあげる!ポケモン全部まとめてフリーフォール!」
男たちもようやく気付いたのだろう。目の前にいるトレーナーが本物のチャンピオンであることに
「今までの悪事を反省して捕まりなさい!ウォーグル!遠慮無用でトレーナーたちに叩きつけろ!」
「ユウリさん?当然何か言うことがありますよね?」
「本当にすいませんでした。以後気を付けます」
「…はぁ―――」
目の前でずいぶん長い溜め息を吐いたのはこの街のジュンサーさん。いやね、あのあと警察呼んだんだけどトレーナー達があまりにボロボロになってたからお叱りを受けてたんですよ。私たちも捕まえるためにやむを得ず傷付けることもありますがそれはちゃんと節度を守らなければいけません。ユウリさんのこれは一歩間違えたら全員死んでましたよってクドクドクドクド言われ続けた。あの人たちはどうやらターフタウンを根城にするギャングだったらしく、ムゲン団に罪を被せていただけらしい。これでムゲン団が認められるとかいうミラクル展開は無かった。まあリンチ事件は違ったけど金儲けのために色々してるからねムゲン団。そう言えばホープくんはきっちり勝利を納めたらしい。ワンパチのほっぺすりすりで動き遅くしたあとラビフットの高速機動で翻弄したそうな
「疲れたからマリィの所行こ…」
とりあえずモルペコの可愛さに癒されたい。私だって不老っぽいけど年相応の女子なのだ
ホープくんを殺すのはホップが悲しむから駄目だけど、世界毎過去に巻き戻してやり直す過程でホープくんの存在がなくなってしまうのは大丈夫という謎理論
どうでもいい話ですがユウリが使ってるポケモンはインテレオンとマタドガス以外全部作者本人が使ったことあるポケモンたちです
“Domasuka”さん
“まびまび教信者”さん
“オレ参上”さん
以上の方に☆10評価。
“アリサ”さん
“ベータアルファΣ”さん
“二元論”さん
“シルブラ”さん
“ABcD overjoy”さん
“ゆきなりα”さん
“fm10”さん
“アルトットス”さん
以上の方に☆9評価
“ガバチェブ”さん
“CHAGE”さん
以上の方に☆8評価を頂きました
ありがとうございます!
さて次回はダンデさん襲来!
ダンデさんの処遇
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一回だけダークライに出てもらう
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ぐるぐる巻きにして地下室にポーイ