俺とペット達のワンニャン物語 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
キャロルが教師になった訳。
「ただいま……」
「マスターおかえりなさい」
そう言ってファラがキャロルを出迎える。キャロルはリビングに行きソファに座るとファラにある物を頼んだ。
「ファラ、ビールをくれ」
「……あまり飲みすぎませんように」
そう言ってファラはリビングを離れるとやがてガリィがやって来た。
「あらマスターま〜たお酒ですか」
「うるさいオレだって楽しみはあるんだ」
するとファラがキャロルにビールを渡してキッチンに戻って行った。
「全くマスターは変わりましたよね〜」
「……そうだな」
そうしてビールを飲みながら自分がこうなった始まりの日を思い出していた。
当時キャロルはある2人にチフォージュ・シャトーを襲われ戦い、敗北した。そしてキャロルは2人の前に倒れていた。
「……殺せ」
「どうするあなた?」
「そうだな……」
男は悩みやがて結論が出るとキャロルに言った。
「俺達はお前を殺さない……ただし条件がある」
「……なんだ」
「俺の息子の面倒を見てくれないか?」
「あらいいじゃない!!」
「はぁ!?」
そうしてその後キャロルはそのまま2人の子供の面倒を見ることになった。
「ここが俺達の家だ」
「……分かった」
そうしてキャロルは家に入ると1人の男の子がいた。
「守、このお姉ちゃんが面倒を見てくれるぞ!!」
「本当!!僕守6さい!!お姉ちゃんの名前は?」
「……キャロルだ」
「……キャロルねぇ!!よろしく!!」
この日からキャロルは新たな日常を送り始めた。ある日は猫を助ける為に木に登った守が……
「キャロルねぇ!!怖いよお!!」
「どうしてそんな所に登ってる!!」
「だって猫が!!」
「分かったからそこから動くなよ!!」
またある日は公園で遊んでいると……
「キャロルねぇ痛いよ〜」
「全く人の犬を追いかけて怪我するとは……帰るか」
「グズッ……うん……キャロルねぇ手繋いで?」
「……少しだけだぞ」
またある日は家で一緒にテレビを見ていると……
「キャロルねぇ!!僕犬が飼いたい!!」
「ダメだ……せめて高校生になってからだ」
「でもキャロルねぇ学校行ってないよね?キャロルねぇが学校に行かないなら犬は諦めない!!」
「……それとは話は別だ」
「それじゃあガリィに聞いてく」
「分かった!!オレも行くから!!……エルフナインお前も学校に行くぞ!!」
「え!?僕も!?」
キャロルは学校に行く為にパヴァリア光明結社にやって来た。そしてキャロルはサンジェルマンに会った。
「何をしに来た……」
「……ここでやって欲しい事がある」
「なら交換条件でどうだ?そちらからの条件を言って貰おうか」
「いいだろう……こちらの条件は……オレとエルフナインの戸籍だ」
「……え、えぇ分かった私達の条件は……」
そうして約4年の月日が流れた。そしてキャロルは守の親と話をしていた。
「キャロル最近はどうだい、守は元気にしてたかい?」
「あぁ元気だよ……いいかオレが面倒を見るのは守が高校生になるまでだそしたらオレは世界を分解する」
「そうか……分かった。所でこの写真は文化祭で撮ったのかい?」
「あら?キャロルとエルフナインがメイド服を着てるじゃない!!どうして見せてくれなかったのキャロル!!」
「な!?あれは守がガリィに言って仕方なく!!」
そんな話をしてキャロルはリビングでくつろいでいた。すると守がやって来てキャロルのとなりに座った。
「キャロル姉どうしたの?」
「あぁ……ちょっとな……」
そう言って守の頭を撫でる。そしてキャロルは守にある事を言った。
「……もしオレが世界を分解するって言ったらどうする?」
「え!!地球って分解出来るの!?」
「……まぁそれでいい、でどうだ?」
すると守は「うーん」と言いながら考えて笑顔で言った。
「分かんない!!」
「……そうか」
すると守はキャロルを抱きしめた。
「でもキャロル姉が何をしても僕は大好きだよ!!」
その言葉にキャロルは目には涙が浮かべ守を抱きしめた。
「そうかありがとう守……」
「うん!!」
そしてキャロルは守が寝るまで家で過ごし、やがてシャトーにやって来た。するとエルフナインがやって来た。
「おかえりキャロル……」
「……やめだ」
「え?」
「万象黙示録はやめだ」
「本当なのキャロル!!」
「あぁ……」
そうしてキャロルは万象黙示録を完成する事無く終わった。そしてキャロルは目的を失った。そして半年が経った時キャロルは守に勉強を教えていた。
「キャロル姉そんなにぼーとしてどうしたの?」
「……え?あぁなんでもない守、次の宿題は……作文か、守は将来なりたいものはあるのか?」
「僕トレーナーになりたい!!キャロル姉は?」
「オレか?オレは何がしたいんだろな……」
そうしてキャロルは考える、今まで復讐とはいえ今まで目指していた万象黙示録の夢を捨てたからキャロルにはこれから自分が何をしたいのか考えた事が無かった。すると守はある提案をした。
「ならキャロル姉は教師になってよ!!」
「教師?」
「うん!!だってキャロル姉頭いいもん!!それにいつかキャロル姉と学校で過ごして見たい!!」
「……そうだな教師……か」
やがてキャロルは現実に戻る……すると玄関から声がした。
「ただいま」
「地味におかえりエルフナイン」
「おかえりなさいだゾ」
そう言ってミカとレイアがエルフナインを出迎える、そしてエルフナインはリビングに向かうとキャロルに遭遇した。
「あ、キャロルだけずるい!!」
「いいだろ?先に帰って来たのはオレなんだから」
「あれ?キャロルなんか機嫌いいね」
「あぁ懐かしい思い出を思い出していたからな」
「……そうだね」
そうしてキャロルは机の上にある写真立てを見るそれは入学式の写真でキャロルとエルフナインそして守が写っていた。
「全く……世話がかかるやつだよ」
「キャロルは変わったね」
「……かもな……よし守の家に行くか!!」
「え!?今から行くの!?」
「お前も行くだろエルフナイン」
「はぁ……分かったよキャロル」
きっとキャロルの夜はまだ終わらない……