俺とペット達のワンニャン物語 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
夏がそろそろ終わりを迎える中玄関からチャイムが鳴る……
「はーい今出ますよ〜」
そして守は玄関に行きドアを開けると5人の女子高生達がいた。
「暑っつい……早く中に入れて〜」
「分かったからちゃんと手を洗えよクリスちゃん」
「守先輩早く入れて下さいよ〜」
「早く……エアコンの効いた部屋に」
「調ちゃんと切歌ちゃんもだぞ」
そう言って3人は中に入るそして残りの2人も守に声をかけた。
「久しぶりだね響ちゃんに未来ちゃん確か春休み以来かな」
「えぇ久しぶり青葉先輩……」
「久しぶりですね守さん!!」
その2人とは響と未来だった。2人は髪が腰辺りまで長く、未来はロングで響は三つ編みだった。
「とりあえず中に入ろうか」
「えぇお邪魔します」
「失礼しまーす」
そうして守を含む6人はリビングに向かった。
「あ〜涼しい〜」
「登校日は校長先生の話が長いから嫌……あ、守先輩お茶くださいよ〜」
「図々しいな……はいお茶」
「ここが天国デス……」
「しっかし暑かったねー未来」
「確かに暑かったのは認めるわ」
すると向こうの影から響達はこちらの世界の自分達に驚いていた。
「ニャアニャア……」(やっぱり守の前だとあたしは口調が軽くなってるな……)
「ワンワン?」(確かに……周りに知り合いしかいないからじゃないか?)
「ニャア?」(あれが私?)
「ワンワン」(あたしもいるデスけどなんか大人しいデス……)
「ニャアニャア」(そうね……話には聞いていたけど大分違うのね)
「ワンワン……」(それより立花と小日向の変わりようが凄いな……)
「ニャアニャア」(確かに響さんはなんか男らしくて未来さんは出来る女子みたいな感じがします)
「ワンワン」(あれが私……いざ見るとなんか複雑だね)
「ニャアニャア」(うん……あれが私……不思議)
すると調がペット達を見て守に言った。
「そう言えばペット増えました?」
「あぁ最近ちょっとね……」
「じゃこの子なんて名前なんですか?」
「ニャーーーーー……」(じーーーーーー……)
調が持ち上げたのは猫の調だった。その状況にペット達は少し笑いそうになったが守は笑い事では無かった。
「そ、その猫の名前は……」
「じーーーーーー……」
「ニャーーーーー……」(じーーーーーー……)
「名前は……」
「じーーーーーー……」
「ニャーーーーー……」(じーーーーーー……)
「……調……」
「え……」
すると調は顔を赤くして誤魔化すように早口で言った。
「き、急になんなんですか!!今さら呼び捨てなんてされても私全然嬉しくないし!!それで話を逸らそうとしたってダメですからね!!でも守先輩がどうしてもってゆうなら仕方な」
「いや猫の名前が調なんですけど……」
すると調顔を真っ赤にしながら守を蹴り始めた。
「それならそうと早く言ってください!!」
「痛い痛い!!それ調ちゃんが勘違いして……」
「うるさい!!」
「グェ!!」
するとクリスは不機嫌そうな顔をしながら猫のクリスを持って言った。
「もしかして全員知ってる名前にしてるの?」
「まぁ決めたのは俺じゃなく響達だけどね……」
「ん?呼んだ守さん」
「いや呼んでないよ」
「ならこの子は私の名前の未来なのかしら?」
「ニャア!!」(え!?どうして分かったの!!)
すると未来は猫の未来を抱える、そして守自身も驚いていた。
「え、合ってる……なんで……」
「強いて言うなら……勘かしら」
「それじゃこの子が私〜」
「ワフゥ!!」(え!?なんで!!)
「なら私は……この子デスね」
「ワン!!」(デス!!)
「えぇ……全員合ってるし……」
そして守達はそれぞれでペット達と戯れながら様々な事を話していた。
「そう言えば今年も来るんですか守さん」
「ん?あぁ秋桜祭かそうだな行こうかな」
「本当ですか!!やったー!!」
「昨年は凄かった……特にロミオとジュリエット」
「確かに響がロミオで未来がジュリエットが良く似合っていて今じゃファンクラブが出来たって聞きました」
「他にもクリス先輩がお店の売り上げを1人で上げたとかデスね」
「ワンワン」(確かに……響と未来なら出来そうだよな)
「ニャアニャア」(私と響が……ふふっ)
「ニャアニャア!!」(ちょっと戻って来なさい!!)
すると未来がある事を言い出した。
「でも私が1番凄かったのは翼先輩と奏先輩のライブでしたね」
「確かに!!あれ1番盛り上がった気がするよ!!」
「確か逆光のフリューゲルでしたよね守先輩〜」
「ニヤニヤしながらこっちを見るな……はぁ」
「ライブでまさかのギター弾いてるデスし……」
「作詞は確か……青葉……」
「分かったからこの話終わり!!」
「ワンワン」(奏……聞いたか……)
「ワンワン」(あぁこの世界であの曲を作ったのは守なんだな)
「……ニャアニャア」
「ニャア……」(私が自分でニャアニャア言ってるとなんか恥ずかしい……)
やがて日が落ちて来た頃にクリス達は帰る準備をし始めた。
「そろそろ帰るね守くん」
「あぁ気をつけろよ響ちゃん」
「お世話になりました……また来ます」
「あぁそうだな帰り寄り道すんなよ未来ちゃん」
「じゃーね守先輩」
「お前は早く帰れおじいさんが待ってるだろ」
「ハイハイ分かりましたよ」
「それじゃ……またデス」
「黒い手紙わす」
「貴方は何も見なかった……いいデスね?」
「あ、ハイ」
そして最後にクリスが守に挨拶をした。
「今日はごめんねこんなに大勢で」
「気にしないでいいよまた来な」
するとクリスは守の耳元まで近寄って言った。
「またね守……」
「……あぁ」
そうしてクリス達は帰って行った。帰り際クリス達は話していた。
「今日は楽しかったね!!」
「えぇ青葉先輩元気そうだったわね」
「また守先輩からかってやろ……ね!!きりちゃん!!」
「え……めんどくさ」
「黒い手紙、全身緑の魔女コスプレ、魂を狩る終焉のイガリ」
「分かったデス行くデスから」
「ふふっ……」
そして5人は帰って行く……今日という日を思い出しながら……。
次回私達の非日常。お楽しみに!!