俺とペット達のワンニャン物語 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
「それでは改めて……ようこそ!!SONGへ!!」
その言葉と共にクラッカーが鳴り響く。
「なんか、明日元の世界に戻るのに悪いな……」
「そんな事ないよ!!」
「守がいたお陰で私達は元の世界に帰れたんだからこれくらいのパーティぐらいいいんじゃない?」
「守、そんなに気にすると無くなっちゃうわよ?」
「分かったって……食べるから」
一方、向こうの方ではキャロルが大人陣営と話していた。
「すまないな。こんな歓迎してもらって……」
「いや気にするな。こちらこそ装者達を助けてくれて感謝する」
「オレは何もやってない……勝手に助かっただけだ」
「これは……」
「ツンデレですね……」
「やっぱり大人になると変わるのね……」
また、エルフナインはエルフナイン(姉)と一緒に話をしていた。
「僕が成長するとやっぱり凄いですね」
「大人になりたい?」
「はい!!僕は皆さんの力になりたいので早く大人になりたいです!!」
「そっか……でも今を楽しむ事も大事よ?」
「今……ですか?」
するとエルフナイン(姉)はエルフナインの頭を撫でて優しく言った。
「私はキャロルと守くんと楽しく学生時代を楽しんだよ」
「学生時代……」
「そう……貴方もみんなといて楽しいって思うでしょ?」
「はい!!」
「なら今は大人になるよりも子供として楽しむのも悪くないわ」
「僕、頑張ります!!」
「ふふっ……」
そんな様子を守は見ているとベアトリーチェが抱きついてきた。
「どうしたの、守?」
「いや、なんだかんだで楽しかったなって……」
「……そうね」
「明日はどうする?」
「そうね…あのソファーで寝たい気分だわ」
「そっか……」
「守さん!!翼さんの話の続きを聞かせてくださいよ〜!!」
「立花……もうやめてくれ……」
「おいバカそろそろやめてやれ、先輩が燃え尽きるぞ」
「あ、ははは」
守が響達の方に行こうとするとキャロルとエルフナインが何処か様子がおかしかった。
「ん〜やっぱり酒は最高だ〜」
「ちょっ!!キャロル姉!!お酒禁止って言われたじゃん!!エルフナイン姉!!」
「守くん〜抱っこ〜」
「このパターン久しぶり!?」
「誰だ!!2人にお酒飲ませたのは!!」
「ごめん……俺……」
「ちょっと!!藤尭!!何やってんのよ!!」
「いやだってあんな物欲しそうな目をしてたら出しちゃうだろ!!」
「……本気で言ってるの?」
「ごめん……あれは男には無理な話だよ……」
そして守はエルフナイン(姉)に抱きしめられながら言った。
「……いつも通りだなぁ」
最終回ただいま、俺達の家。