変身ヒーローを始めて苦節2年。世界に溢れかえった怪人を倒すための努力は報われるようとしている
幼馴染のマサト、ミヨを加えたパーティだ。
怪人を支配し、組織的行動を可能にするパレルの本部に数十のパーティーで突撃
この組織を壊滅させれば、怪人の各個撃破が容易になる。希望が現れるのだ
ついに4パーティからなる遊撃部隊を以てボス戦だ。
「ついに追い詰めたぞ!パレルの魔王」
今作戦、遊撃部隊リーダーのアレクがいい放つ。
「おめでとう、しかし残念、僕はただの支部長、ボスは違うところにいるのさ」
な、現れたのは友人キヨヒコであった。どういうこった
「総員変身だ、ゆくぞ、お前を倒してボスとやらに会いにいくけばいいんだ」
「おお、ひとつ忠告しておこう、変身はやめたほうがいい」
「ふん、そんな脅しは聞かない、ゆくぞ」
『変身』
総勢16名による変身はこの上ない心強さがある。
しかしすぐに異変が起きる
痛い!体が万力によって押し縮められるようだ。
その痛みに反して、体に黒い力が、自分を塗り替えかのような力が体に溢れる
いつもの変身ならば自分の内から力が溢れてくるのだが、
今回は外から侵略されているようだ。
「はー、はー、はあ、」
なんだか喉がおかしい、声もいつもより甲高い。
頭が重く感じる
体を見てみればぶかぶかの服に汗ベトベトだ。
それに反して少し赤みのある肌は輝くようで、黒い髪らしきものとの対比が光る
少し余裕ができて周りを見渡してみると、皆苦しそうだ。
正直誰も戦えそうにない。かくゆう俺も戦えるとは思えない
体が縮んだ俺などマシな方のようで、全身が燃え上がったり、コウモリの翼が生えたりしていた。
マサトとかは筋肉が膨張して服を破り合成写真のような筋肉を手に入れたがその額にはツノが
ミヨは身長が伸び、グラマスボディーになり、顔も元の面影を残しながら美人になっていた。
正直縮んだ俺よりいい変化だな、とは思わなくはない。
「何をしたんだ、お前は、」
俺がキヨヒコらしき人に尋ねた。やっぱり声高いし目線低い
「忠告しただろうに、この空間は怪人を魔物へと昇格させる場、人間を昇華させる変身を使えばどうなるか」
「おい、それはどういう、」
「変身と怪人の昇格は同じもの、ただこの空間は昇格の際により強くなるよう、魔物質をばら撒いているのさ」
「つまり?」
「ここで変身したやつは魔物になるってわけだ」
「まじかよ」
「まじだな、きっちりと戦力にしてやるぞ」
「俺、お前にもパレルにも忠誠誓う気はないんだが」
「お前が誓うつもりなくても、元仲間と戦えるかなあ」
「…聞くの忘れたな、キヨヒコ、お前なんで悪の組織の幹部なんかやってんだ」
「妹が欲しかった」
「は?」
「妹が欲しかったんだよ」
「お、おう」
そんな気迫込めて言うことなのか
「今思えば、きっと可愛くてエッチで妹キャラな怪人や魔物に出会えますよって言われたのが始まりだ」
「うん?」
「しかし現場の時はおもいっきり舐められ、力見せれば怯えられて、トップになれば忠誠とコビばかり
俺はちょっとツンの入った可愛い子が欲しいだけなのなんだが」
「うん、そこまでアホな理由とは」
「アホとはなんだ、しかしやっとその夢が叶いそうだよ」
「まあ、遊撃部隊壊滅で、敵戦力増強で、お前らの戦略的勝利と言ったところか、褒賞とかも出るのか」
「いやいや、お前のことだよ。ほれ鏡だ。姿見てみろ」
投げられた鏡をなんとかキャッチ。そこにいたのは可愛いロリ
大きめな目と、綺麗な肌、そして細い手足に頼りない肩ととても可愛らしい。
汗びしょびしょで、シャツが若干透けていて、肌色が混ざる。
「え、これが、俺?」
俺口調が致命的に似合わない。
「と、いうわけだ。今のお前に身分を保障する人はいない、つまり俺を頼るしかないって寸法よ」
「悪の組織に落ちた奴に誰が協力するか」
「怪人を倒すより共存しようと思わないのか、この組織であれば共存できる。民間への被害も減るぞ」
「… 仲間を勝手にやるやつに言われたくない!」
「いやお前らだろ奇襲してきたの、それに魔物化についてはちゃんと忠告してるだろ」
何言おう、このままだと押し切られる。
「そもそも俺がお前の味方になるとしても妹になることは無いと思う、この中でロリっ娘探したら方がいいと思うぞ」
「いつまでそのつもりでいられるかなー、ではお持ち帰りさせてもらおうかな」
「うーんここはどこー?」
ミヨが起きたようだ。座ってるのに立ってる俺より大きい
おっぱいも大きい、ピンク色の長い髪合わせて体全体がエッチだ
巨大化したお陰で所々服が破けちゃってる。お腹も丸見えだ
「ミヨ、わかるか、俺、こんな体だけどユウキなんだ‥っわぷ!」
話てる途中に抱抱きとめられた。
「かあいー、よしよーし、ユウキちゃんだねー」
やわらかー、今の体で胸から腰くらいにあたってるおっぱいは柔らかくて、人肌のあったかさ、
包み込む腕も柔らか、いい匂い。人肌でしかあっためられてないのに何かが沸騰しそうだ。
「言い忘れてたが、大概の起きたての魔物は欲望に忠実だ、気を付けろよ」
もう遅い!でもこれが今のミヨの本能?幼馴染をエッチな目で見たことはなかったが、
これが本能だと知ってしまったら、、、やばいかも
「とりあえず助けろー」抱きしめられている中でなんとか声を出す
「任せとけ」
キヨヒコが俺をスッと引き抜く。安堵を感じるが、もっとあのままでいたかったと思わなかったわけじゃなかった。
「とりあえず別の部屋来たぞ」
「ああ、ありがとう、俺何のためにここに来たんだっけ」
「妹落ちするためさ」
「それはない」
「それがそうでもないんだよな」
「え?」
急に眠気が襲ってくる
「この部屋より高位の魔物化部屋だからなあ、いい夢を」
そのままストンと、眠気に身を任せ、目を閉じた。
「さあて、新たに生まれた魔物教育して、侵入者も追い返さないと、まあ妹できるまでの辛抱だ」