目が覚めたようだ。不思議な夢を見た気がするが、何も覚えてない。
確か体が幼女になって、そして変なところに連れて行かれて、そして眠らされたと、
今いるのは真っ暗な部屋、何か布がかかっている。手錠とかはなさそうだ。
監禁・調教ものの見過ぎかもしれない。
目がなれると、窓から入る新月の薄明かりも、確かな光源となる。
直線形ソファで寝ていたようで、正面にはテレビがあり、
テレビとソファーの間に低めの長机がある。テレビの左にはスライド式の扉があった。
地に足つけて扉の前に来ると、取手が胸くらいの位置にある。かなり大きい。
扉は廊下につながっていて、左手側に玄関が、右手側に階段がある。
正面には扉があり、別の部屋もあるようだ。
階段を上がったところには部屋が3つほどあり、一つの扉から光が漏れている。
手摺りが肩くらいの位置にあって段差も大きいが、そこまで苦にならず上がっていく。
光のある扉の前に立ち、しっかり4回ノックだ。とりあえず礼を尽くして間違いはないはず
「すみません、少しお伺いしたいことがあるのですが、入ってもよろしいでしょうか」
喉を通る声は思っていたより高い。
「ああ、ユウキちゃん、起きたのか。なんでそんなに畏まってるんだ」
「え、キヨヒコ!」
扉は開けられ、中から大きな男性が出てくる。突然の強い光が眩しい。
あいつあんなにデカかったか。いや多分俺が縮んでるんだろうが、
「ここはどこなんだ、なんか俺の体縮んでるんだが」
「あちゃー、元の記憶戻っちゃったか」
「どういうことなんだ」
「軽く説明するから、そっちも自己紹介してくれ」
「まぢかよー、ユウキちゃんの中にあの冴えない男が入ってるのかよ。
知らなければ間違いなく愛でれたのに。まあ知ってても愛でるがな」
「大体理解した。つまるところ魔物化初回起動で、精神完全に持ってかれて、
そしてその状態の俺を連れ帰ったと」
「大概元に戻る前に精神が融合し終わるんだが、ユウキはそうならならなかったみたいだな
残念だ。まあ時期にユウキちゃんになっていくだろうか心配しないでくれ」
「自我消失を心配しないはずがないんだが」
「まあ、やってしまったことは仕方がない、ユウキちゃんの保証とか生活とかは
こっちでどうにかするぞ。小学校にも通わせるし、食事も心配せんでいいぞ。
安心しろ、なんやかんや言ってあそこの幹部だからな、職権はある」
「小学校にまた通わにゃならんのかー」
「そういうこった。安心したら風呂入ってこい。あとちょっとしたプレゼントがある。
風呂は入ったら楽しみにしとけよ。風呂は階段降りて左回りにいったところだ。
便所がその隣にある」
嘲笑っているようにしか聞こえんな。いっそのこと無茶苦茶順応してやろうかな。
隣に歩いて、防犯ブザー鳴らすのもアリかもしれない。この体だと多分アレは必殺級だからな。
最もまだ自分の体見てないので、ドワーフ症の大人みたいな形容なのかもしれんが。
声的に女の子っぽいけど。
さて風呂行くか、今度はちゃんとと電灯をつける。スイッチが頭上にあって若干見つけた辛かった。
さて風呂か、その前にトイレ行っとくか。
はいトイレはTS娘が通る最初の難題ですね。ツルツルな恥部綺麗な外陰部が見える。
スカートめくると下着はなくそのまま外陰部とお出迎えである。
便座に腰掛けて悪戦苦闘していると不意に尿が結構早い流れで出てきた。
尿道口を紙で拭った。
うーん、終わって見れば大したことない、と思う。
意外とこういうところは精神融合しちゃってるのか、それともただ単にに、ロリコン気質がないと、
ロリの恥部には興奮しないのか、脳が変わっちゃったから、興奮するところも変わったのか。
あるいは学術的探究心のみが先行し、性欲に結び付けられない可能性も。
脱衣所に入ると、上半身映せる鏡があった。
白いワンピースの女の子。黒髪がよく映える。
かわいい
少し笑顔を作ってみる。鏡の中の子も笑う。
かわいい
さて脱ぐか。見事な寸胴ボディがお見えになる。
かなり細いが折れたりしないだろうか、この手足。筋肉ついてるのか。
そして浴槽に浸かる。浴槽が広く感じる。こういうところは得した気分だ。
髪がお湯で広がってゆく。ちょうど毛筆を水につけた感じだ。
ただ一本一本が細い。
ゆっくり浸かっていたいんだが、すぐ暑くなってしまった。
タオルが近くにあったのでそれで体を拭いて、洗濯機に放り込む。
服は先程着ていたワンピを着る。
もう一度鏡を見ると、髪が湿っていて、肌が赤くなっている。
うーん少し色気が加わった気がする。
男の時だと放置してたんだが、長いと気になってしまう。
長い髪全然湿気取れない、面倒くさいな。
そう思っていたらなんか黒いモヤが出て、水分全部飛ばしてくれた。
よくわからないがありがたい。
「おお、出終わったか意外と早かったな。ついてこい」
キヨヒコがいた隣の部屋に案内された。なにここ。正面のベットのピンクの掛け布団の上には大小様々なぬいぐるみが。
左手には小学生から高校まで使えそうな学習机が、その奥には本棚がある。
「このクローゼットにいろいろ衣装揃えておいたぞ。この部屋にあるものは全部好きに使ってくれ」
「なんでこんなに用意がいいんだ」
「まあ色々あってな。他に必要なものあったら言ってくれ」
「お小遣いも渡した方がいいか」
幼女姿をいじる口調がこもってるぞ。こっちも応戦してやろう。鏡見たからこの姿が可愛いのは確定してる。
「え、くれるの。ありがとう、お兄ちゃん」
全力で笑顔作りました。
「…、…………とりあえずこれだけやろう」
思いっきり赤面しながら万札渡してくる。こっちまで恥ずかしくなってくるじゃねえか。
「や、やっぱさっきのなし、お金もいいから忘れてくれー!、ってもういないし」
全速力で自分の部屋に戻って行ったようだ。このお金どうしよう。
机の上にサイフらしきものあったためそこに入れておく。
もう寝るか。とその前に、ノーパンはどうにかしたいのでクローゼットを漁る。
そうすると、苺がプリントされた子供らしいショーツが。
仕方ないのでそれをはく。股間部に風が入ることがなくなり、安心感が増した気がする。
ベットの上のぬいぐるみをどかして、ベットに入る。
しかしなかなか寝れなくて、試しに一番大きい熊のぬいぐるみを抱くと、
すごい安心できて心地よく眠れた。
無駄に用意のいいキヨヒコのおかげで、TSもの定番のTS直後お買い物イベントはなくなりました。