ふぅ、職に就いたが金がなければ何もできん。
そんなわけでジャイアントトード、そのまま大きい蛙を5体討伐するクエストに挑戦している。
「ゲコ」
「ゲコォ」
「ゲコゲコ」
「ゲ~コォ~」
さて、念のためにギルドから初心者用の短剣を持っているが
「私の幽波紋を使えば、倒すことは十二分に可能だな。」
そう蛙に目を向けながら呟く
「スゥ、MEGALOVANIA!」
幽波紋の名前を叫びながら身体を力ませるすると、
背後に短剣のような形状の骨を持ったローブを羽織ったスケルトンが現れた。
「斬り飛ばせ!MEGALOVANIA!」
そう叫べば言った通りに動き、縦に1匹1匹捌いていく
~数十分後~
はぁ、はぁ、さすがに疲れてきたな。もうやめにしよう、日も暮れてきたしな。
「はぁ、どれだけ殺したんだ?」
そう言いながら冒険者カードを見ると
ジャイアントトード×40
という数字が
「自分の幽波紋の恐ろしさです再確認したな……」
1人呟くブラッドの背後には、所々身体から骨が飛び出たジャイアントトードの姿が確認できる
「クエストが完了した、少々時間がかかったが、それに見合った討伐数だと思うぞ?」
「それでは、冒険者カードの提出をお願い…はぁ!?ジャイアントトードの討伐数が40!?」
瞬間、
「「「ハァァァァ!!?」」」
という声がそこかしこで聞こえてくる。
「む、何か問題でもあるか?」
「問題も何も、これほどの討伐数であれば20万エリス以上は確実ですよ!?」
どうやらこの男、1匹討伐で5000エリスな上にジャイアントトードの部位も換算されるのを気付いていないようだ。
「換金には、どれだけの時間がかかる?」
「し、少々お待ち下さい!」
待てと言われたブラッドは、そこに1人ぽつんと立ち尽くしていた。
「精算した結果、鮮度は落ちていたものの合計は、36万エリスとなりましたのであまり問題ではありません。」
「ふむ、ならば、早速報酬を頂こう。」
「はい、こちらが報酬の36万エリスとなります。」
報酬を授かった私は、宿へと脚を進めるのだった。
この世界に転生して早1ヶ月、特に支障もなく、元の世界の服装から順応するためにこちら風の衣装として、
アサシンのコートをセットで着用、武器はアサシンダガーを6本ほど購入した。
最近はずっと受付嬢、ルナがそろそろパーティーを組んだ方がいいとしつこく言ってくるので仕方なくパーティー募集中の貼り紙を見るため、ギルドの掲示板へと向かって行く私であった。
しばらく流し流し見ていると、目を疑うような事が書かれていた。それが、
『急募!アットホームで和気藹々としたパーティーです。美しく気高きアークプリースト、アクア様と旅をしたい冒険者はこちらまで!』
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーです!宝くじにも当たりました!』
『アクア様のパーティーに入ったおかげで病気が治ってモテモテになりました!』
『採用条件、上級職に限ります』
「何故女神アクアがこの世界にいるのか、まあ、これも何かの縁だ。」
そう呟きながら特徴的な青い女神とジャージを着た俺転生者ですと言わんばかりの男の方へと脚を進めた。
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