爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~ 作:Mr.後困る
ファウンデーション教国、 メイテイ国
モグサール共和国、 ゴック国、 MDの五ヶ国で行われる
世界会談はマナ法国にて行われる事になった。
マナ法国は現在各国の軍隊が治安維持の名目で出入りしている為
移動は不自然では無いからだ。
そしてマナ法国の領土分配も話し合われるだろう
マナ法国で会談を行うのは不自然では無い。
「腑に落ちないわね」
「またですか」
移動中の馬車で愚痴るレーア。
傍に居るバルド。
「今回の会談の発起人はモグサール・・・
一体何を企んでいるの?」
「うーん、 この状況を打開しようと言うのでは?」
「モグサールがそんな機敏は動きが出来るとでも?」
モグサールは民主的な国である、 そんな事を自発的に行う程の
身の熟しが有るとは思えない。
「では何か有利になる物でも有るんでしょうか?」
「有利になる物ね・・・例えば特殊な効果を持つ宝とか?」
「それは無いんじゃないのか?」
ゴハンが口を挟む。
「隣国は魔法や不思議な宝を全否定しているゴッグ
新興国がそんな物持って居たら襲撃されて破壊されるだろう」
「それならば・・・強力なスシブレーダーとか?」
「それも破壊対象に・・・なるのか?」
「如何だろう、 勇者の様なワイルドカードでも持っているとは思い難いですが・・・」
「そんな物が有るならもっと早く使うと思いますが・・・」
首を傾げる一同。
「・・・フェイクなのでは?」
バルドが口に出す。
「フェイク?」
「そう、 モグサールが表向きに会談の発起人になったが
実態は他の国が仕向けたとか」
「何の為に?」
「うー・・・ん・・・思いつかないですね」
「マナ法国の領土分配をさっさと行いたかったから、 とかは如何だ?」
ゴハンが提言する。
「マナ法国の領土を何とかしたいのは皆そう思っていると思うけど・・・」
「自分から言い出すのはちょっと意地汚いとか思うじゃ無いか」
「いや、 他の国からの指示としてもやりそうなゴックとMDは
そんな綺麗事を言う様な国じゃないと思う」
「うーん、 じゃあ他に何か有るとか?」
「分からないな・・・」
実際分かるはずも無い。
この会談は異例な事だらけだ。
大国の鶴帝国がこの手の会談に参加しないのも初めて。
鶴帝国が無くなり、 各国のパワーバランスが乱れている
この状況で果たして国同士で協力する事が出来るのだろうか。
「・・・・・不安ね」
「大丈夫ですよレーア様、 僕がお守りします」
「・・・安心してバルド、 こっちにはこれがある」
生きている銃を見せるレーア。
「レーア様、 会談の場に武器は持ち込めませんよ」
「あらら・・・」