爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~ 作:Mr.後困る
「誇り?」
「そうとも!! 俺はこう見えても騎士の端くれ!! 誇り位は有る!!」
「主を裏切っておいて?」
「ふん!! 力無き主に従う道理が何処にある!?
騎士が皆から尊敬され称えられているのは力が有るからだ!!
力無き騎士等話にならない!!
そんな騎士が力を持たない主に従う理由が有るか!?」
「だからレーア様を裏切ったと?」
「力が無い無能な小娘に従って何が楽しい?
何が誇らしい? 寧ろ恥だろう、 女などに従う等
王の遠縁とは言え辺境の伯爵令嬢に従う奴なんてお前みたいな孤児の従者しか居ない!!」
「・・・・・」
怒りを覚えるバルド。
ぱんぱんぱんと手を叩くオーモリ。
「御高説どうも、 如何でも良いが、 お前ピンチだぞ?」
「何?」
腕が吹き飛ばされるジューン。
ジューンが振り返ると後ろには頭から手が数本伸びているヘカトンケイルの姿が!!
死んでいなかったのだ!! 大分手の数は減ったが確かに生きている!!
「彫刻のスシブレードで助かった、 普通のスシブレードだったら
バラバラに分解されていた所だったよ」
「・・・・・」
ジューンは出血からもう自分が助からないと確信していた。
「俺、 死ぬのか?」
「だろうね」
「・・・・・ざけんな」
ジューンはヘカトンケイルに走って行った!! 爆弾の導火線に火を点けた!!
自爆するつもりである!! スシブレードでは無く自分毎自爆!!
船上での自爆は船が落ちると船から逃げ出すバルド!! 小舟で別の船に乗る!!
「こんな所で一人で死ぬかああああああああああああああ!!」
「ふん、 馬鹿が」
同じ手は二度も通じない。
バルドの懐の爆弾から導火線を引っこ抜くヘカトンケイル!!
何と言う早業か!!
「そう来る事は知って居た!!」
ガソリンとの混合酒スシブレードを導火線にかけるジューン!!
導火線の火にガソリンが引火!! 爆発!!
「・・・・・」
ヘカトンケイル炎上!! しかし海に潜っては再度爆弾による追撃で
今度こそ死は免れない!! ヘカトンケイル、 懇親の首絞め!!
ジューンは窒息必至!!
「ぐがが・・・」
短剣でヘカトンケイルを刺すジューン!!
しかしヘカトンケイルの頭部は固い!! 頭部は重要部位だからか強固に変容している!!
「このおおおおおおおおおおおおおおお!!」
何度も短剣でヘカトンケイルの頭部を殴り刺すジューン!!
短剣の刃が欠けるがヘカトンケイルにもダメージが入る!!
そうしながら彼等二人はガソリンの火に巻かれて
激痛と苦しみと憎悪の中で死んでいったのだった。