爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~ 作:Mr.後困る
おでぶちゃんが語るには自分は異世界から
闇のスシブレーダーの闇の引力で吸い寄せられたらしい。
この街の外に出た事は有るが重苦しい空気だったので街の中に居る。
元の世界に帰りたいがこの街、 いや空間が有る以上元の世界には帰れない。
故にこの空間を破壊して欲しい。
「この空間を破壊ねぇ・・・」
「この空間は壊れなくちゃいけないにょ」
「何故?」
「このスシ生命体達が答えにょ
このスシ生命体達はこの空間で死んでいった者達の魂が
空間内を彷徨いスシに憑依して生まれた新しい生命体
この空間の外で生きられるかは怪しい位、 歪な生命体なにょ」
「・・・・・」
「すしー?」
おでぶちゃんがスシ生命体を撫でる。
「死んでいった者の魂・・・と言う事はスシ生命体は
闇のスシブレーダーだったという事?」
「半分正解、 この子達は陽のスシ生命体」
「陽のスシ生命体?」
「光のスシ生命体と言った方が分かり易いかな?
魂の陰陽、 つまり光と闇の部分が分離して
それぞれスシ生命体として構成されている」
「つまり良いスシ生命体、 悪いスシ生命体って事?」
「善悪で分けるのは人間の悪い癖にょ
大人しいスシ生命体、 乱暴なスシ生命体の方が分かり易い
まぁ陽のスシ生命体は大人しいというかパワーが無いにょ
闇のスシブレーダーの魂だから陰のパワーが強いから仕方ないけど」
「要約するとドラゴンスシは陰のスシ生命体、 って事で大丈夫?」
「大丈夫にょ、 でも何でドラゴンスシの事を知ってるにょ?
ここに来たばかりじゃないにょ?」
「何で分かるの?」
「君の体に付いたこの街のスシの匂いが淡い」
「なるほど・・・」
サイは説明した、 カラースプレーとの取引を。
「ふむ、 つまりドラゴンスシをやっつければ
『オーバー・ザ・レインボー』達は外に出る、 と」
「そう言う事ね、 貴方の目的のこの空間の破壊は
如何すれば良いのか分からないけど・・・」
「いや、 可能にょ」
「?」
「この空間に居る闇のスシブレーダー達が沢山この空間から出ていけば
この空間は崩壊するにょ」
「そうなの?」
「そう、 この空間はスシブレーダー達の闇のパワーで支えられている状態
闇のスシブレーダー達が居なくなれば柱が無くなった建物の如く崩壊する
そして僕はスシ生命体を連れて元の世界に帰るにょ
スシ生命体が僕の世界でも生きられるかは謎・・・
でもこのままここに閉じ込められるのは可哀想にょ・・・」
涙をほろりと流すおでぶちゃん。
「任せて、 私がドラゴンスシを倒すよ」
「任せるにょ」