爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~   作:Mr.後困る

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泉のメイド

泉にやって来たサイ。

 

「ここに包丁が・・・」

 

周囲を探すサイ。

しかし包丁は見つからない。

 

「やっぱりこの泉の中にあるのかな?」

 

泉に一歩足を踏み入れるサイ。

すると泉から一人のメイドが現れた。

 

「・・・・・え?」

「貴方が落としたのはこのアルティメットマグロですか?」

 

そういってアルティメットマグロを見せるメイド。

 

「い、 いえ・・・」

「ではこのハンバーグですか?」

 

ハンバーグを見せるメイド。

 

「い、 いえ何も落していません」

「何と正直者でしょう、 では貴方にはこの包丁を差し上げましょう」

 

そう言って懐から包丁を取り出すメイド。

 

「!!」

 

目当ての物が早速見つかって驚くサイ。

しかし次の瞬間、 メイドが間合いを詰めて包丁で刺しに来たのだった!!

サイは咄嗟に身をよじって避けた!!

 

「くっ!? 何をする!?」

「くくくくく・・・この包丁は親方”闇”の包丁・・・

この包丁が目的なのは知っている・・・この包丁は私の物だ・・・

これは私の力だ!!」

「っ!!」

 

再度突き刺そうとするメイドの攻撃を避けようと間合いを拡げようとするサイ。

しかし足が泉から抜けない!! 何故!?

 

「馬鹿め!! この泉は私の体の一部!! そう簡単には抜けない!!」

「くっ!!」

 

サイは持っている剣を抜いて包丁をガードする!!

それなりの名剣だが包丁の一撃で罅が入る!!

 

「っ!!」

「そんな鈍でこの包丁を防げると思」

 

包丁で一旦止めた時に片手でメイドの顔を殴った!!

メイドは吹き飛ばされて泉にどぼんと落ちた!!

サイは何とか泉から足を引き上げる事に成功した。

 

「殴るとは予想外だ・・・普通闇のスシブレーダーならば

スシブレードを使うのだが・・・お前は何だ?」

「私はサイ、 闇のスシブレーダーではない、 ”闇”の包丁を求めて来た」

「ご丁寧にどうも・・・私も名乗り返そうか

私はミンチ!! ”闇”の包丁の正当な持ち主だ!!」

「正当な持ち主って・・・その包丁って

元々は闇のスシブレーダー達のボスの包丁でしょ?」

「その通り、 私が盗んだから私が持ち主だ!!」

「何という無茶苦茶な論理だ・・・その包丁を貸してくれない?」

「何を言っているんだ? 借りパクするつもりだろ? 分かるんだよ」

「私はドラゴンスシを倒したいだけなんだ、 その為に力が必要なんだ」

「断る!!」

 

手を前に出すミンチ、 手が液状となりサイに迫る!!

サイは巧みに液状となった手を躱して叩き斬った!!

液状化した手は斬られ地面に水となって落ちる!!

 

「ふん!! そんな攻撃が通用するか!!」

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