爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~ 作:Mr.後困る
オフィーとカズダンは村に向かい、 大急ぎで現状を剣聖達に説明しようとした、 だが・・・
「戦闘の真っ最中だな、 説明何て出来る状況じゃねぇ!!」
「だとしても一体如何する?!」
頭を抱える二人、 更に追い打ちをかける報せが届く。
「伝令!! 国境線を越えたシャリ王国の軍隊が
この村に向かって来ている模様!!」
「なんだと!?」
オフィーとカズダンは頭を抱えた、 この状況で攻められては勝ち目が無い。
伝令をすぐさま飛ばして聖剣達を回収して連れ戻す事にした。
しかしながらシャリ王国の部隊が来ている事を喧伝して回ったので
村の者達の士気が向上し、 犠牲者が多数出てしまった。
剣聖達も序列六十三位『釵』のバリス、 序列六十二位『鏢』のブランド
序列六十位『ジャベリン』のゼンダー、 序列五十八位『鉄扇』のヘットの四名が犠牲になり
生き残った者達も怪我を負った者が多かった。
とは言え村の方にも打撃が有り多くの若い男衆達が犠牲になってしまったのだった。
「何とかなったようだな・・・」
マンテルがよろよろとやってくる。
「旦那!! 大丈夫ですか!?」
「アバラが折れた・・・・・それよりも凄い活気だな・・・」
「シャリ王国の援軍がこっちに来るらしいですよ!!」
「マジか、 親方には悪いが俺は休ませて貰おうか・・・」
そうこうしているとシャリ王国のスシブレーダー達がやって来た。
「・・・闇の親方は?」
マンテルがやって来たスシブレーダーに尋ねる。
「闇の親方はこっそりコルサントに向かっている」
「マジか・・・」
「俺達はアンタを連れて来る様に言われているんだ」
「あー・・・俺アバラいっちゃってるんだけど・・・」
「マジか・・・如何しよう・・・」
「お、 俺が代わりに行く!!」
「俺も!!」
タスケンとミゼルが名乗りを上げる。
「いや、 じゃあ俺が行くよ」
「「旦那!!」」
「良いのか?」
「俺の事を想っているんだ、 期待には応えてやらないと、 あつつ・・・」
ふらつくマンテル。
「お、 俺も付いて行きます!!」
「俺も!!」
タスケンとミゼルが名乗りを上げる。
「まぁ好きにしろ・・・」
「ほ・・・所で親方の所には何人いるんだ?」
「何人?」
「まさか一人で出歩いているって事は無いよな?」
「豚の男が一緒に居る」
「・・・・・二人か?」
「正気かよ・・・」
「あの二人ならば心配は要らないだろうさ・・・」
「ならば良いんだが・・・所でシャリ王国の王様は?
この国に来ているのか?」
「如何だろうな、 詳しい事は聞いていないから分からない」