この素晴らしい大冒険に祝福を!   作:ゼパル・ガルベスク

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このすばが最終巻とかマジ悲しすぎるし!続編期待だし!!と言う感じで書き上げました、相変わらずのカタツムリ投稿ですが楽しんで下さい。


あと、今回は隙間がメッッッッチャ空いてますので、ご注意を……




このどうしようもない連中にトラブルを!

【Side:カズマ】

 

カズマ「じゃあ、あんた」

 

俺は目の前にいる駄女神事、アクアを指差した。アクアはこちらをキョトンとした顔で見てから

 

アクア「それじゃ、この魔法陣の中央から出ないように……今なんて言ったの?」

 

と、その時。何も無いところから白く輝く光と共に、突然羽の生えた一人の女性が現れた。おそらく天使だろう。

 

天使「承りました。では今後のアクア様のお仕事はこのわたくしが引き継ぎますので」

 

アクア「えっ……?」

 

呆然とアクアが呟いた後、俺達の足元に青く光る魔法陣が現れた。

 

おお、なんだこれ。このまま異世界行っちゃうの?

 

アクア「ちょ、え、なにこれ。え、え、嘘でしょ?いやいやいやいや、ちょ、あの、えっ、おかしいから!!女神を連れていくなんて反則どから!!!無効でしょ?無効よね?無効って言って!!お願い!待って!待って!!」

 

そんなアクアの嘆きは全く届かず……

 

天使「行ってらっしゃいませアクア様、後のことはお任せを」

 

その時無慈悲に告げる天使のような人のポケットから何かがガタッと落ちた。なんだあれ?ゲーム機か?画面もついたままだし……

 

天使「あっ!これはさっき休憩時間にやってたドラクエ……!!」

 

アクア「ちょっとあんた!この時間はまだ仕事時間でしょ!?わたしが頑張ってる時に職務怠慢とはいい度胸ね!!」

 

いやスナック菓子をぽりぽり食いながら人の死を笑ってる姿はとても仕事をしてる風には見えなかったんだが……アクアがさらに喚き暴れる事により魔法陣に抵抗する力が強くなる。

 

天使「ああっ!魔法陣に誤作動が!このままでは本来とは違う世界に転送されてしまう!」

 

カズマ「は?えっ?おま、ふざけんな!今すぐ抵抗をやめろ!初手クソゲーの世界に送られたらお前を置き去りにして逃げてやるからな!!」

 

アクア「いやあああ!こんな男と異世界生活なんて嫌あああ!お願いだじで!なんでもずるがらぁぁぁぁ!!」

 

アクアの抵抗がより一層激しさを増した気がする。

 

天使「そんなに暴れられると魔法陣が……!それに私のゲーム機……!ドラクエ………!!」

 

カズマ「この期に及んでゲーム機の心配してんじゃねぇよ!俺達の心配しろよ!」

 

天使「……そ、それでは勇者よ!行った先で何らかの試練を乗り越えるとアクア様が天界に帰還するための迎えの者が送られる……と思います!」

 

こ、この天使、自分のミスを隠滅するためにこのまま俺達をどこぞの世界へと送ろうとしてやがる!

 

天使「では、行ってらっしゃいませ!」

 

カズマ「ちょっと待てやああああああああ!」

 

アクア「嫌ああああああああ!」

 

時すでに遅し、どうやら俺たちはこのまま転送させられるようだ。転送させられる瞬間、地面に転がっていたゲーム機に吸い込まれるような感覚を味わいながら……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、恐怖を駆り立てる様な、まるで憎しみに染まった様な紅い眼光と眼があい、俺の意識を黒く染めた。

 

 

 

_______________________

【ライガルト大陸:トンベイ平野】

 

「「うわわぁぁぁぁぁぁ!!!」」

 

俺は本来、採取クエストを受けていた筈だった。植物の種類に変化が無いか確かめる為に薬草3種類×3、毒消し草2種類×3、食用草5種類×3を採取すれば良いのに、良かったのに……!!

 

 

「こんのポンコツプリーストが!だから近場で済まそうって言ったのにキリタッタ峡谷の入り口まで突っ走りやがって!!お陰で初心者殺しに見つかったじゃねぇか!!」

 

「なによ!カズマだって『よっしゃあ!最高の穴場だぜ!!』って喜んでたじゃない!?そう思わないめぐみん!!」

 

「そうは言いましても、勝手に突っ走ったアクアもそれを許容した私とカズマも両方悪いで済ましませんか?じゃないと食い殺されるかと」

 

「「ですよねーーーっ!!!」」

 

「なーう!」

 

《ズガーーーーーーン》と全体重を乗せたであろう重い一撃を俺達は吹っ飛ばされながら躱す、まじで危なかった!!めぐみんの帽子にくっついてるちょむすけも必死そうだ!!

 

アクア「そもそも本来ならアキバ近くの森に行った方がモンスター弱くて安全だし、贅沢出来るじゃない!なんで近所で取ろうと思ったのよ!!」

●アクア・アクルロイド

種族:半神人(デミゴッドマン)

性別:女

メイン職業:大司祭(アークプリースト)

 

カズマ「こないだアキバに寄ったJB達が街の様子が変だって気にしてたんだよ!天体人の冒険者が街で暴れるとか、街の外で冒険者狩りしてるとかで!アイツらのレベル殆ど90ばっかりだぞ!?瞬殺されるわ!!」

●サトウ・カズマ

種族:只人(ヒューマン)

性別:男

メイン職業:冒険者

 

めぐみん「ええ、天体人の冒険者はこの世界と魂の密約を生まれ落ちた時からしているらしいので例え返り討ちに出来ても、蘇って復讐されます。まぁその心配も、私達が生きてここから戻れたらに限りますがね」●めぐみん

種族:紅魔族

性別:女

メイン職業:大魔道士(アークウィザード)

 

ちょむすけ「にゃにゃにゃにゃ!!」

●ちょむすけ

種族:ネコ?

性別:女

メイン職業:使い魔

 

「「そうでしたーーーっ!!!」」

 

 

また吹っ飛ばされかけた、いくらなんでもしつこ過ぎる!!ええい、こうなったら最後の手段……!!

 

カズマ「おいアクア!ここは()()の出番じゃねえか!?」

 

アクア「フッ…!確かに()()奥義なら…奴を倒すとはいかないまでも、暫くの間は動きを止める事は可能よ!」

 

カズマ「よおしいくぜっ!」

 

アクア「えぇ!!」

 

初心者殺し「!?」

 

 

喰らいやがれ、俺達の必殺技!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▷アクアは、ウケを狙ってボケた!!

 

《コケッ☆ガン!!》

 

▷カズマにタライが落ちてくる!

 

 

カズマ「……って俺かいっ!!俺がタライを喰らうんかーーい!!」《スパーーーンッ》

 

アクア「テッヘペッロリーーーーン♪」

 

めぐみん「お後がよろしいようで、ちょむすけ丸」

 

ちょむすけ「なぁーう」

 

初心者殺し「・・・・・・・」

 

 

辺りに静寂が漂う…俺達がある程度練習したコント[タライ落とし]……ちょむすけまで使ったんだ、いけるか?

 

 

 

初心者殺し「ガルルルルルルルルル!!」

 

▷初心者殺しにはウケなかった

 

▷初心者殺しはアクアに怒りを向けている

 

 

カズマ「ダメだーーーーーーっ!!?」

 

アクア「ちょっと!なんか余計に怒ってるんですけどーーーっ!?完全に私がターゲットにされてるんですけどーーーっ!!?」

 

めぐみん「(毎度ボケた時に落ちてくるタライはどこからくるんでしょうか?)」

 

カズマ「やっぱタライとかネタが古いんじゃねえかーっ!!?」

 

アクア「私のボケは完璧だったわよ!!カズマのツッコミのキレが悪かったからスベったのよーーー!!!」

 

 

 

 

初心者殺し「ガルアァァァァア!!」

 

「「ぴっぎゃあぁぁぁぁぁ!!?」」

 

町に戻るまでの間、俺達はデスレースを繰り広げた。

 

 

 

 

 

 




この世界の代表的な種族一覧


只人(ヒューマン)
人間の別の呼び名でこの世で最も多い種族、特に秀でた所は無いが劣る部分も無いバランスの取れた種族。勇者や英雄と呼ばれる者が生まれやすい。

半神人(デミゴッドマン)
神の力を宿す『神性スキル』を産まれながらに持ち、降臨した神の儀式による転生や魂のカケラを具現化させる事により誕生する種族。数は少ないが寿命は長い、デミゴッドマンのステータスは神によって変わる。

●紅魔族
伝説の怪人が残した資料を元に生み出された最も人間に近い魔族、生まれながらにして高い魔力と知力を保有しているが感性が独特である。体の何処かに縞模様のアザが浮かんでいる。





その他の詳しい説明は次回以降、書きたいと思います。

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