艦隊これくしょん【艦これ】 汎用決戦重巡洋艦が建造されました!(リメイク版) 作:ライドウ
日本で最初に建造された汎用重巡洋艦。
スペックだけなら巡洋戦艦に等しいものがある。
主砲は30.6㎝2連装砲を前部3門、後部2門を装備。
機関砲の中では世界最大と言われる40㎜3連装対空機関砲を6基装備しており対空能力も高く、61㎝四連装魚雷を3基装備、それに加えて新型の対潜ロケットを装備している。
装甲面も日本海軍特有の弱点を克服し、Mk,12.5インチ砲を弾いたとかいう噂もある。
最終造船数は、6隻。
(ここからメタ。)
元ネタはウォーシップウォーガンナーのオリジナル巡洋艦。
性能は二の次で見た目を重視した。その後にそれらしい設定を後付けし
登場。元ネタとなったその巡洋艦の名前は紅桜である。
ちなみに40隻出すとかなり混乱するため6隻に減らしました。
本当は40隻フルで出したかった・・・。
「警備府正面海域の警備?どうしてまた。」
私が、そう聞くと司令官はうん。という一言と共にコクリと頷く。
そして卓上に広げている警備府周辺海域図を見るように促してくる。
それに従い、警備府周辺海域図を見る。
「・・・あれ?周辺海域図が二枚ある?」
「どうやら最近、いつできたのか最初からそこにあったのか分からない島が出てきてね。
大本営がジェット偵察機で調べた結果。うちの周りだけで30もの島ができてた」
「ほかの鎮守府や泊地、警備府はどうなの?」
「ほとんど同じだそうだ。」
「・・・そう。」
「はわわ・・・ふしぎなのです。」
どういうことなのだろう。地殻変動なら自信の一つや海底火山の噴火の一つでもあってもいいはずなのだが・・・
提督の話しぶりから、つい昨日突然できたとかそういう感じがする。
しかも、私たちが寝ている間にぽん。と、
「それの調査はどうなってるの?」
「横須賀、呉、佐世保、大湊、舞鶴は静観、ラバウルとタウイタウイは警戒。トラックとパラオは積極的に調査を、それ以外は横須賀と同じだ。」
提督はそう言いながら静観している各鎮守府や泊地警備のところに黒のチェスの駒を置いていく。
そして、硫黄島とラバウル、タウイタウイ、トラック、パラオには白のチェスの駒が置かれた。
「そしてこれを機に家とラバウル、タウイタウイ、トラック、パラオで太平洋艦隊を作ることにした。」
「太平洋艦隊?どういうこと?」
いつも使っている方に提督は赤ペンで何かを書き加える。
硫黄島、ラバウル、タウイタウイ、トラック、パラオを内側に円を描いたようだ。
そしてその円の真ん中に”隊艦洋平太”と書いた。
「いわば、独立した艦隊ってことだ。本土の鎮守府の連中はほとんど役に立たねぇからな。」
「・・・まあ、本土防衛と語って資源をためて艦娘にセクハラしてる連中ですし。」
「セクハラはだめなのです!ぷんすか!」
電ちゃんがかわいらしく怒っているため、頭をなでてなだめておく。
この子意外とフリーダムなのかしら・・・
「まあそれは置いといて、まずは一番近い島を調べる。桜、電。第1艦隊として出撃せよ。」
「了解です提督さん」「了解なのです!!」
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私と電ちゃんは、艤装保管庫の艤装装備機に立ち妖精さんに作業許可を出す。
「艤装をつけろー!!」
「ちょっと!砲弾の補給忘れてるよー!!」
「あ、あわわわっ、待ってまだ乗ってない!!」
「もーなにしてるの!?」
「観測手がトイレから戻ってません!!」
「・・・大丈夫なのかしら。」
今騒いでいる子たちは私専属の妖精さんだ。
この子たちは、私が配属されてまだ3日しかたっていないため結構未熟なのだ。
それに比べて
「艤装固定完了!!そっちは?」
「魚雷装填完了!次弾ももう用意してある!!」
「砲弾は各種しっかりとあるよ!!」
「機銃の稼働も大丈夫です!」
「桜さん、先に出てるのです!!電、抜錨します!!」
電ちゃん専属の妖精さんたちは熟練のようでパパッと終わっていた。
素早いだけじゃなくて的確で最適化された動きを無駄なくこなしている。
本当に同じ妖精なのか分からなくなってきた。
≪電は第3ゲートへ。桜、準備まだか?≫
「やっ、やっとできたー!!」
「すみません、今できました。桜、抜錨します!」
≪桜は第4ゲートだ。健闘を祈る。≫
スピーカーから案内役の妖精さんの声が聞こえる。
あの妖精さんは何でも提督さんと古い仲だとか聞いたなぁ。
「第1艦隊、出撃なのです!!」
電ちゃんのその一言で、ゲートが開門され私たちは機関に火を入れて進みだすのであった。
ゲートをくぐればすぐに大海原が広がる。電ちゃんが前を進み私はそのすぐ後ろにつく。
両手に持つ40㎜3連装対空機銃のリロードをしっかりとしつつ、周りを警戒する。
≪目的地は、そこから南東に4㎞だ。≫
≪結構近いが、そこはいまだ深海棲艦の領海だ。警戒を怠るなよ?≫
「了解」「なのです!」
周りを警戒しながら、私は電ちゃんの背中を見る。
いくら歴戦といえど、小さな背中でかつて見た小さな体と全く同じ・・・やっぱり、私が守らないと。
「敵艦見ユ!!2時の方向!!駆逐1、はぐれです!!」
私の見張り員がそう報告を入れる。
言われたとおりに2時の方向を見ると、すでに電ちゃんに狙いを済ませている駆逐イ級がいた。
だめっ、電ちゃんは気付いていない!!
「危ないっ!!」
「はわっ?!」
イ級が砲撃し私は電ちゃんを抱きかかえて庇う。
直撃はしたが、元々駆逐相手には傷つかない装甲だから大丈夫。
すこしだけ痛むけど・・・まあ打ち所が良かったからいいか(成人男性にグーで殴られた感覚)
「桜さん!!」
「大丈夫、敵は2時の方向。敵はすでに見つけてたみたい。」
「わかったのです。桜さん、主砲でイ級の周辺を面制圧射撃してください」
電ちゃんの顔つきがキリっとしたものに変わり、的確な指示をしてくれる。
なるほど、確かに歴戦だ。私のことを知り尽くしているから冷静でいる。
・・・なんだかそう考えると恥ずかしいわね。
「わかったわ。主砲、面制圧射撃!!てぇっ!!」
私が指示を出すと、妖精たちはそれに従い面制圧射撃をしだす。
6基12門の砲撃、敵からしてみれば悪夢そのものだろう。
イ級はそれだけで混乱しだしあっちこっちを行き来している。
「さすがです!とどめは私が!」
電ちゃんが最大船速で混乱しているイ級に近づいていく。
私のあの砲撃の中を突き進むの!?
「電ちゃん!?」
「そのまま砲撃を続けてください!!」
「わ、分かったわ!!」
降りしきる私の砲撃の中を電ちゃんが素早くそして風のように進む。
そして、いつも艤装の後ろについてた謎の錨をとりだして。
「せいっ!!」
そして、混乱しているイ級に向けて錨を振るった。
それはきれいにイ級の目(?)に突き刺さり悲鳴を上げる。
その隙を逃さず、一気に離れて詰めに魚雷を放っていた。
「敵艦撃沈、さすがです桜さん」
「射撃能力だけは衰えさせるわけにはいかないから・・・」
そんな会話をしつつ陣形をもとの形に戻す。
≪さすがだ。さて、その先が目的地だ。気を抜くなよ?≫
「了解、行きましょう電ちゃん」
「はいなのです!」