艦隊これくしょん【艦これ】 汎用決戦重巡洋艦が建造されました!(リメイク版)   作:ライドウ

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華蝶風月(かちょうふうげつ)

花鳥風月の文字を一部変えたとある四つの艦隊の総称
華の二水戦
蝶の五航戦
風の第六駆
月の一防戦

というラインナップである。

(ここからメタ)

華の二水戦の名前はよく知ってたけど、それ以外が聞いたことがないなと思い
かってに増やした。後悔はない。



第3話

「ねえ電ちゃん」

 

「はい、なんですか?桜さん」

 

目の前にあるものを見ている私と電ちゃん。

だけど私たちの頭の上には何個もの?が浮かんでいる。

 

「こんなに大きな島、今までなかったわよね」

 

「はい、なかったはずなのです。」

 

目の前にあるものは、巨大な島。私たちの本拠地である硫黄島ぐらいに大きい。

しかも、しかもだ・・・つい昨日できたという割には、なんかこう・・・昔からあったかのような違和感があるのだ。

 

「・・・これは、調査隊の応援が必要ね。」

 

私は、さっそく通信機の電源を入れて提督に連絡しようとするが、その通信機からはノイズ音が聞こえる。

可笑しいな、故障かな。でも工廠妖精さんたちが手を抜くはずないし・・・

 

「電ちゃん、通信機にノイズが走って使えないの。電ちゃん、代わりに・・・」

 

「わかったのです。」

 

電ちゃんが耳元のインカムに手をかざし通信しようと試みるが・・・

 

「あれ、私のもノイズが走っているのです。おかしいですね、この前オーバーホールしてもらったばっかりなのに」

 

「・・・まさかっ!!」

 

とっさに、電ちゃんに覆いかぶさると、すぐさま私の周りで爆発が起きる。

しかもただの爆発じゃない、戦艦クラスの砲撃の爆発だ。

 

「さ、桜さん!!」

 

「大丈夫、まだこの程度小破にもならない・・・敵・・・はっ・・・」

 

嘘・・・でしょ?

なんで、なんでこんな最前線の海域じゃないのに・・・

 

「どうして、戦艦棲姫が・・・いるのよっ!」

 

「フフフ。ナンドデモ、シズメテアゲル・・・シズミナサイッ!!」

 

再びの砲撃、私は電ちゃんをお姫様抱っこで抱えて回避する。

戦艦棲姫とわかった以上、砲撃に何度も当たるとさすがの私でも沈む。

護衛は・・・くっ、噂の駆逐二級が2隻か。

 

「桜さん!どうして逃げ」

 

「今は逃げる!いいわね!!」

 

「は、はいなのです!!」

 

戦闘の意志を現した電ちゃんを一喝し、最大船速で回避に専念する。

装備はまあ艤装のサブアームに装備させればいいけど、さすがに発砲しながらだと・・・

 

≪さ・・・どう・・・・・なに・・・≫

 

「って、提督!!こちらは第1艦隊の桜!!戦艦棲姫の追撃を受けている!!至急支援を!!」

 

≪りょ・・・う、いま・・・パラ・・・高速・・・・・・≫

 

ノイズが酷いけど、パラオから高速輸送機で支援艦隊が来る。と言うことが分かった。

それまで逃げ切れるのか・・・そう思うと、ちょっとだけ怖くなる。

私は、確かに40knotを出せる重巡洋艦だがそう長く回避はできない。

電ちゃんを逃がせば、私も交戦はできるけど・・・でも電ちゃんは、絶対攻撃しに行く。

 

「・・・・・・ごめんっ!!」

 

「はわ!?」

 

できるだけ遠くに飛ぶように電ちゃんをぶん投げる。

そしてサブアームから40㎜3連装対空機関砲を受け取り、戦艦棲姫の護衛をしている駆逐二級に向ける。

戦艦棲姫には主砲をすべてを向ける。

 

「喰らえっ!!」

 

主砲の時差射撃と対空機関砲の射撃。

護衛の二体は倒したけど戦艦棲姫は小破にしかならない。

でも時間さえ稼げれば私の勝ちがっ!?

 

「なぁっ!?」

 

いつの間にか私は戦艦棲姫の艤装の手につかまっていた。

 

「イマイマシイ、カンムスガっ!!」

 

その言葉と同時に戦艦棲姫の艤装が私を握りつぶそうと力を入れ始める。

かなり痛いけど、耐えられないものではない。でも、振り払うには馬力が足りないっ・・・

 

「ここまでかっ・・・」

 

≪まったく、無茶をするものではないぞ。桜≫

 

「!!」

 

頭上を何かの影・・・高速輸送機が通過する。

そして、私が上を見上げると・・・ある人物が拳を構えて降下してきてた。

かつて連合艦隊旗艦として名をはせ、当時の子供たちに人気だったヒーロー・・・

 

「長門さん!!」

 

「ああ!待たせたな!!」

 

長門さんは私をつかむ戦艦棲姫の艤装に向かって、長門さんの体重と落下するエネルギーを利用して拳をたたきつける。

その爆発的な力は一瞬で戦艦棲姫の艤装を無力化する。

 

トラトラトラ(我、奇襲二成功セリ)!!」

 

そして、長門さんはきれいに空中で体をひねり海上に美しく着地する。

最後にY字に手を挙げてドヤ顔も披露して、なんだかうれしそうだ。

 

「フフッ…オロカ!!」

 

しかし、戦艦棲姫はそれを最初から狙っていたからなのか指パッチンと同時に大量の雑魚を出してくる。

駆逐イ級改や戦艦ル級改が現れ、私と長門さんに砲を向ける。

 

「しめて32隻、さすがに多いですね。」

 

「ああ、だが。」

 

長門さんが構えを解き、腕を組む。

 

「私たちの勝ちだ」

 

その直後、私と長門さんの周りに数名の駆逐艦娘が着水し12.7㎝連装砲を構える。

 

「撃て。」

 

長門さんがそう命じて、駆逐艦娘たちが発砲する。

その子たちは、新型の装填装置を装備しているのか再発砲が速い。

さすがは、長門さんの護衛。ってだけあるね。吹雪型駆逐艦の皆は。

吹雪ちゃん、白雪ちゃん、初雪ちゃん、深雪ちゃん、磯波ちゃんと浦浪ちゃん。

しかも、敵艦種の種類別に撃つ砲弾を変えている。

駆逐と軽巡には燃焼弾か榴弾。重巡と戦艦には徹甲弾を、しかも途中途中容赦なく駆逐艦用の三式弾を織り交ぜている。

 

「ナァ!?ワタシノ、ワタシノカンタイガッ!!オボエテイロ、イマニキサマラヲヤツザキニシテヤル!!」

 

あっさり全滅した戦艦棲姫の艦隊、そして捨て台詞を吐いて逃げる戦艦棲姫。

吹雪型の子たちが追いかけようとするけど

 

「な”の”でず!!」

 

「ヘブッ!?」

 

ぶん投げられて戻ってきた電ちゃんにアンカーで殴られて簡単に無力化された。

 

 

近くにいた深雪ちゃんもろとも

 

 

「「えぇ・・・・・・・」」

 

 

 

 

 





みゆきちはどこの世界でもみゆきちだった。
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