この素晴らしい世界にヒロインを!   作:とあるマスター

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この度お詫び申し上げさせて頂きたいことがございます。
ある報告により確認致しましたところ、主要キャラクターである
ダクネスの名前がダグネスとなっていたことが明らかになりました。

この問題の修正は完了しておりますが、
ダクネスファンの皆さん、この小説を読んでくださる皆様に
不快な思いをさせてしまった事、深くお詫び申し上げます。

今後はこの様なことが再発せぬよう尽力致しますので、
今後も「この素晴らしい世界にヒロインを!」を
よろしくお願いします。

そしてご報告頂きましたMr.アヒルマン様、
誠に有難う御座いました。




…はい、反省終わり!では本編どうぞ!


キャベツ報酬

「『クリエイトウォーター』!」

「………カズマ?何してるの?」

 

 キャベツ収穫の翌日、報酬を受け取りにギルドを訪れたのだが、何故かカズマがコップに向かって魔法を放っていた。しかも初級魔法。

 

「お、カナデ。いや、魔法スキルを覚えれたからな、試してたんだ」

「初級魔法って日常生活くらいしか使えないらしいけど?」

「ぐっ…、スキルポイントが足りないんだよ…」

 

 あぁそっか、冒険者は全てのスキルを覚えれるけど、その代わり習得する時に専門職よりもスキルポイントを多く使っちゃうんだ。全てのスキルを覚えれるってすごい強いと思うんだけどなぁ。

 

「いろいろスキルを覚えていくのは良いことだと思うけどね?」

「そ、そうか…。まぁ、スキルも覚えて、俺も冒険者らしくなってきたかな」

「その為にはとりあえずジャージ脱却しないとね」

 

 ジャージのままだとファンタジー感無茶苦茶だし。

 

「うぐ……。あ、そういえばカナデはもう報酬は貰ったのか?」

「ううん、まだ。今から受け取りに行こうと思って」

「なら早めに行っとけよ。あの駄女神がいつたかりに来るかわからんからな」

「駄女神って…。…ふふっ、了解」

 

 そうカズマが後押ししてくれたので、報酬を受け取りに受付に行くと、途中でダクネスさんとすれ違った。どうやら報酬を使って鎧を直したようだ。

 

「おや、カナデか!どうだ?キャベツの報酬で鎧を直したのだが、こんなにピカピカになった!どう思う?」

「うわぁ、すごい光ってるね…。それに似合ってると思うよ!私も同じとこで直してもらおうかなぁ」

「そ、そうか!ありがとう!カズマにも見せてくる!」

 

 そう言うやダクネスさんはカズマのところに走っていった。…カズマ、変なこと言わないよね?

 

 

 受付にはアクア様も並んでいた。恐らくアクア様も報酬を貰いにきたのだろう。

 

「おはようございます、アクア様」

「カナデ!遅かったじゃない!ちゃんと昨日の言ったこと覚えてるんでしょうね!」

「え?はい、もちろん…」

 

 昨日キャベツ収穫のあと、報酬の分け方について話し合っていた時にアクア様が提案したのだ。

「今回の報酬は全員それぞれのものにしましょう!」

 つまり、今回の報酬は自分の稼ぐことの出来た額だけ、ということだ。別に断る理由もないので了承したが、その後のアクア様の黒い笑顔だけが不安要素だ。あれはどういった意図があったんだろう?

 

 そうこうしていると、ついに私たちの番が来た。…昨日も見たあの黒い笑顔になっているアクア様はもう気にしないでおこう。

 

「おはようございます、ルナさん。キャベツの報酬をお願いします」

「おはようございます、カナデさん!報酬の65万エリス、お納めください!」

「ろっ!?」

 

 …なんでアクア様が驚いてるんだろう?それにしてもすごい額だ、予想の2倍以上稼ぐことが出来ている。

 

「カナデさんの収穫したキャベツは質の高いものが多かったんですよ!流石にカズマさんにはおよびませんが、それでもこの金額は凄いことですよ!」

「へ〜!じゃあ、カズマの方が稼げてるんですね!」

 

 我がことながら65万エリスはだいぶ稼いでると思ったけど、カズマはもっと多かったのか。流石だなぁ、幸運値が高いとそういったボーナスも得られるのだろうか。

 

「それじゃあアクア様、私はカズマに報告して来ますね」

「え、えぇ!そうね、行ってきなさい!」

 

 ………本当にどうしたんだろう?なんだか嫌な予感がし始めたんだけど…?具体的にはアクア様が何か予想外のことで焦ることになりそうな…。

 

 

 

「ただいま、カズマ………めぐみんちゃんどうしたの?」

「お、早かったな、あとこいつは気にするな。アクアは?」

「えぇ……。アクア様なら今貰ってるよ、すぐに来ると思うけど…」

 

「なんですってええ!?なんで私だけそんなに報酬が少ないのよ!」

「そ、そのですね、アクア様が捕まえてきたのは、殆どがレタスでして…」

「どうしてレタスが混じってるのよおぉぉ!?」

 

 …レタスは何がいけないのだろうか。キャベツの方が葉が柔らかいと聞くが、それも何か関係があるのだろうか?それとも経験値に関係があるのだろうか?……あ、アクア様が笑顔でこっちに来た。

 

 …カズマ、そんなあからさまに面倒ごとが来たみたいな顔で目を逸らさないの。明らかに面倒ごとだろうけど。

 

「カ〜ズ〜マ〜さん!今回の報酬は〜、おいくら万円?」

「………100万ちょい」

「「「へ!?」」」

「へぇ!すごいじゃんカズマ!」

 

 まさか100万まで稼げてるとは思わなかった。そりゃ65万でもカズマにはおよばないわけだ。というか100万も手に入ったのなら、カズマもう小金持ちなんじゃないかな?

 

「………俺の癒しはカナデだけだよ…」

「ふぇ?…なら、良かった…よ?」

 

 カズマが言ってることがちょっとわかんなかったけど……、癒しになれてるのなら良かったのかな?

 

「カ、カズマ様ぁ、前から思ってたんだけど、その、あなたって………そこはかとなくいい感じよね!」

「特に褒めるところがないなら無理すんな!」

 

「うぅ……カズマさああん!私、今回の報酬が相当な額になるって踏んで、持ってたお金全部使っちゃったんですけど!ギルドにツケまであるんですけど!?」

「知らねえよ!だいたい今回の報酬うんぬんはお前の発案だろうが!」

「だってぇ!私だけ大儲け出来ると思ったんだもん!」

「最低かよ!?」

「……アクア様?流石にそれは怒りますよ?」

「ごめんなさい!」

 

 早かったなぁ……。……前にカズマも見逃してるし、今回は目を瞑るけど。

 

「お願いカズマぁ!ツケ払う分だけで良いからぁ!」

「知るか駄女神!だいたいこの金は、いい加減馬小屋生活から脱するために使うんだよ!」

「…そりゃあ、カズマも男の子だし?夜中ゴソゴソしてるのも…」

「よ〜し黙ろうか!?金なら貸してやるから!それ以上は黙ろうか!?」

 

 

 

「カズマありがとね!やっぱり私達、最高のパーティだわ!」

「………こんの駄女神…!」

「…ねぇカズマ」

 

 アクア様がツケを返すために離れたのを見計らって、カズマに質問する。こちらに振り向いたカズマは、とても不思議そうな顔をしていた。

 

「ん?どうしたカナデ。カナデのことだし、ツケを返すから金貸せってわけじゃないだろ?」

「カズマの中の私の評価が高いことは嬉しいし、お金は困ってないけどね。アクア様にいくら貸したのかなぁって思って」

「……今回の報酬の半分があいつの手に渡った」

「そっか、はいこれ」

 

 100万の半分は50万なので、私の65万の中から7万エリスをカズマに渡す。アクア様が離れたときにしたのは上乗せして借りないようにするためだ。

 

「……へ?」

「馬小屋生活から脱するんでしょ?カズマほど稼げてないからそんなに渡せないけど、足しにして?」

「…………ありがとう…、カナデ…!」

「えぇ!?そんな泣くほど!?」

 

 あんまり貸せてないのに!?実はアクア様にもっと取られてたのかなぁ?……まぁ、喜んではくれてるみたいだし良いかな。




この作品を見てる人が他に見てる、いわゆる読者層が似ている作品を見てみたんですよ。
そこで気になったのがですね、

女主人公のこのすば二次←分かる
TSもの二次創作←なんで!?

ホントなんで何でしょうか?

感想コメント評価アンケートなどなどよろしくお願いします!

この原作ヒロインたちの扱いにアンケートを!

  • ヒロイン候補は全員参戦だろぉ!?
  • 別に何人か参戦させても良いんじゃない?
  • ヒロインはカナデだけで良いっスよ!
  • 知るか勝手に決めろや!!
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