この素晴らしい世界にヒロインを!   作:とあるマスター

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お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
唐突ながらアンケートを終了させていただきました。

活動報告欄に詳しいことを書いてありますので、
作者のページからご覧ください!

アンケートにご協力頂き、ありがとうございました!


1人クエスト

 カズマが突然泣き出した事件の翌日、カズマが改めてジャージ脱却に成功したので、その披露会が行われた。

 全体的に軽装で緑のマントを羽織っている。剣は腰に巻いたベルトに帯刀しているようだ。

 

 …リーンちゃんパーティの時も思ったけど、赤、青、黄、緑、黒で戦隊モノの色が揃ったなぁ。

 

「おぉ、カズマがちゃんとした冒険者みたいに見えるのです」

「ジャージのままじゃなんだか締まらないもんね…」

 

 少なくともこれでファンタジー感を壊してしまうことはなくなったわけだ。

 

「初級とはいえ、魔法スキルも覚えれたしな。盾は持たずに、魔法剣士みたいなスタイルでいこうと思う!」

 

 なるほど、私とは逆のスタイルなのか。私のスタイルはどちらかと言えば、剣が使える魔法使いみたいな感じだからね。

 

「では早速クエストに行きましょう!数が多いクエストに行きましょう、新調した杖の威力を試すのです…!」

「いや、一撃が重くて気持ちいい、凄く!強いモンスターを!」

「いいえ!お金になるクエストにしましょう!ツケを払ったから、今日のご飯代もないの!」

 

 うわぁ、見事に統一性がないなぁ…。しかも皆自分のやりたいこと優先してるし……。

 

「まとまりがねぇ…」

「う〜ん……。あ!じゃあ、ジャイアントトードが繁殖期に入ってて、街の近くに出てきてるらしいから…」

「カエルは嫌よ!」

「カエルはやめましょう!」

 

 …わぁ、すごい勢いで否定されたなぁ。しかもだいぶ食い気味で。……まぁあんなことがあったから仕方ないところはあるけど…。

 

「何故だ?ジャイアントトードは倒しやすいし、報酬金も多かったと思うが…」

「いやぁ…、2人ともカエルに頭から食べられちゃったことがあってね…。それで粘液塗れになってトラウマに……」

「な!?ね、粘液塗れ…!」

「……お前、今興奮しただろ」

「し、してない」

 

 ダクネスさんはさぁ……、もっとさぁ……、この、なんて言うか…、もうちょっと何とかならない?

 

 

 

 

 という訳でさまざまな事情(私情)を抱えながらクエストを受けに掲示板を見にきたのだが、様子がいつもとだいぶ違うようだった。

 

「あれ、なんだこれ?依頼がほとんど無いじゃないか!」

「カズマ、これにしましょう!一撃狼の群れの討伐!我が爆裂魔法で全てを消し炭にしてやりましょう!」

「囲まれるか挟み撃ちで終わりじゃねえか!却下!」

「カズマ!これならどうだ!?ブラックファングと呼ばれる、巨大グマの討伐を!」

「一撃でパーティ崩壊して終わりだろ!却下!」

「というかすごいねこれ。高難易度クエストしか残ってないよ?」

 

 {沼に住み着いたヒュドラの討伐}とか、{ドラゴンの巣から卵を取ってくる}とか、明らかに初心者パーティに手が出せないクエストばっかりだなぁ。

 

「申し訳ありません。実は最近、魔王の幹部らしき者が街の近くに住み着きまして…」

「あぁなるほど、それで弱いモンスターが隠れて仕事がなくなっちゃったんですね」

 

 掲示板のあまりの事態に首を傾げていると、ルナさんが申し訳なさそうな顔で教えてくれた。というかルナさんの情報が正しいのなら、始まりの街で魔王軍の幹部と戦うことになるかもしれないってことだよね?

 

「てことは、王都から腕利きの冒険者か騎士が派遣されるまで、まともな仕事は出来ないってことか…」

「…となると、しばらくはクエストはお預けでしょうか……」

「カズマどうする?しばらくこの状態が続くと思うけど…」

「……………しばらくは個別で別行動するか」

 

 

 

 

 

 ということで私たちパーティはそれぞれ別行動することになった。アクア様は毎日アルバイトに励むらしく、ダクネスさんはしばらく実家で筋トレをするらしい。カズマとめぐみんちゃんが2人で何かしているようだが、詳しくは聞かされていない。

 ……………へ?私?私は……。

 

 

 

「え〜と、この辺りかなぁ?」

 

 現在絶賛クエスト中です。……あ、ちょっと待ってそんな可哀想な子を見る目で見ないで。私、別に失敗するの分かってて高難易度クエスト受けるほどバカな娘じゃないから。

 ……どうせ皆覚えてるんだろうけど、私一応“孤高の姫騎士”って言われてるからね?ちゃんとある程度の高難易度クエストなら1人でもクリアできるからね?伊達に今まで1人で1ヶ月冒険者やってないよ!あ、もちろんカズマにちゃんと許可はもらってるし、そんなに遠くまでは行かないよ?

 

 

 ……という訳で久々!カナデ〜チャンネル〜〜!!今回するクエストは、

 

  {森を縄張りにしている一撃狼の群れを討伐せよ}

 

 です!!めぐみんちゃんがやりたいって言ってたクエストですね!

 今回何故このクエストにしたかと言うと、単純に私が対多勢が得意だからなんですよね〜。特に無双ゲームみたいな一対多の戦闘が得意なのです!

 

 とか久々のテンションで森まで来たのだが、ある程度奥に入った途端に唸り声がそこら中から聞こえてくる。声の聞こえる範囲と敵感知スキルの反応を考えると、20匹ぐらいに完全に囲まれているようだ。カズマの懸念の通りになったなぁ。

 …とりあえず前みたいに、一狩り行こうぜ、ってね。

 

「…来て、リパルサー」

 

 魔法騎士のスキルである『武器収納』の中から、いつも使っている武器を取り出す。リパルサーは最初にリーンちゃんパーティの皆に買ってもらった武器で、今でも愛用しているオーダーメイド品だ。因みに名前は某デスゲームの武器の名前から取りました。好きなんだよねS○O、特にフェ○○ル・○レット編。

 

 

 ……因みに今回リパルサーはほぼ活躍しません!牽制目的しか無いからなぁ…。

今回の主役は、新しく習得した上級魔法です!森の中の密集してる所で強そうな魔法なので期待してくださいね〜!!

 

「「「ぐるあぁぁ!!!」」」

 

 剣を構えたまま動きがない私に我慢の限界がきたのか、数匹が飛びかかってきた。残りは恐らく様子見だろう。

 なので安心して剣を振ることが出来る。狼は正面から1匹、斜め後ろから2匹来ている。

 

「フッ!!…『ファイアボール』!!」

 

 正面の狼を剣で横薙ぎに斬り飛ばし、振りかぶった勢いのまま後ろの狼2匹に魔法をぶつける。これで3匹倒したし、他の狼への牽制にもなっただろう。

 ……という訳で本日の主役の登場です!!

 

「喰らえ…!『アースシェイカー』!!」

 

 魔法を使った途端、辺り一帯が大きく揺れ始める。『アースシェイカー』はつまるところ地震を起こす魔法だ。草原や高原など広く平らな地形ではほぼ使えないが、森みたいな障害物の多い地形で使うと……?

 

「「「ぎゃうう!!??」」」

 

 そう!木が倒れたり岩が飛んで降ってきたりと大きな被害を与えることが出来るのだ!まさにこの為の魔法!ロマン!!…ポ○モンのじしんもこんな感じでダメージ与えてるのかなぁ?

 まぁ何はともあれ、敵感知に反応が無くなったので……、

 

「討伐!!完っっっ!!!了っっっ!!!!」

 

 今回のカナデチャンネルはこれで終わり!また次回も楽しみに待っててね〜!

 

 

 {森を縄張りにしている一撃狼の群れを討伐せよ}

        〜討伐成功!!〜

 

 

 

 

 

 

 

 ……………………ところで帰ってる時に見えた廃城に、見覚えのある魔法が撃ち込まれてたのは気のせいかなぁ…、気のせいだといいなぁ…。

 

 

 




気のせいじゃないです。(無慈悲)

次回はカズマ目線で書いてみようかなぁ…?
と、思っています!!

この二次創作に新しいオリキャラを!

  • 入れてくれぇぇ!!!
  • 見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
  • あんまり入れて欲しくねぇ〜…
  • カナデだけに集中しろやワレェ!!
  • 勝手にせんかい!!
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