ガールズラブが苦手な方に見せてしまうことになってしまった事、謝罪いたします。申し訳ございませんでした。言い訳になりますが、ギャグシーンの一環として書いたものだったのですが、不快に思われた方には大変申し訳なく思っております。
今後もこのような助言があれば、是非ご意見ください。
最後になりましたが、魚の鰓さん、ご指摘いただきありがとうございました。
「もう限界!借金に追われる生活……クエストよ!!私、お金が欲しいの!」
今日もギルドで集合し何気ない雑談をしていると、急にアクア様が机を叩いて抗議して来た。というかまた借金作ったんですかアクア様…。
「クエストって…あのデュラハンのせいできついクエストしかないだろ?」
「お願いよおぉ!もう商店街のバイトは嫌なの!!コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから……今回は私頑張るからぁ!!」
…女神を叱る商店街の店長……女神とは知らないのだろうけど恐ろしい…!
確かにある程度は私でも攻略できるとは言え、それでも可能なクエストは限られる。それに(主にアクア様が作る)借金を返却するのにそのお金をほぼ使い切ってしまうので、貯金することもできない。最近は私ができそうなクエストがなかったこともあり、特にお金を稼げなかったのだ。
因みにその間は少々買い物などをしていました。良いじゃん私だって女の子なんだし。………見るだけだったけど。
「私たちのお金もいずれはなくなるだろうし、良い機会だと思うよ?」
「そうだな……わかった、よさそうなクエスト見つけて来いよ」
「わかったわ、任せて!」
「……アクア、大丈夫でしょうか?とんでもないのを持ってきそうですが…」
「わ、私は無茶なクエストでも問題ないぞ!?」
「………………俺、ちょっと見て来る」
「あ、うん。いってらっしゃい」
カズマが嫌な予感がするとばかりにアクア様の方へ向かっていく。そしてダクネスさん、無茶なクエストは基本駄目ですからね?
………あ、アクア様が怒られた。
〜調査クエスト〜 {水源の湖を浄化せよ}
今私たちは、湖に来ています。この湖は現在とても汚れてしまい、あまりの汚さにモンスターまで住み着いたそうです。ここは街の水源でもあるので、早急に浄化しなければいけません。なので私たちは、アクア様を檻に入れて湖につけています。
……ああああ待って違うの!そんなゴミを見るような目で見ないで!仲間を捨てにきた訳じゃないから!ちゃんと説明するから!!
アクア様とカズマが戻ってきてこのクエストについて知らされた時は、そのままアクア様に湖に触れて貰って浄化する予定ではあった。アクア様は水の女神なので、触れるだけで浄化できるという。
しかしそこで問題なのは、浄化中にモンスターが襲って来たときどうするかだ。浄化中に襲われたら流石に守りきれないし、前提としてあまりにも岸に近いと浄化により時間がかかってしまうらしい。…普通は時間をかけて安全にするのが良いんじゃないかなぁ?まぁアクア様が嫌なら良いですけど…。
という訳で考えた作戦が、アクア様を檻に入れて湖に入れるというものだ。因みに先に雷系魔法を撃ってみたが、あまりに汚れすぎていて電気が通らなかった。…何が入ったら電気が通らないんだろう?
この檻は本来凶暴なモンスターを捕らえておくための檻らしく、モンスターの攻撃に強い特注品らしい。カズマがギルドから借りてきた物だ。この檻に入っていれば、アクア様はモンスターに襲われても安全に浄化できるという訳だ。
「ね、ねぇカズマさ〜ん……これ本当にやるの…?」
「俺の考えた隙のない作戦の、いったい何が不満なんだ?それに、このクエストを受けようって言ったのはお前じゃないか!」
流石に不安になってきたのか、アクア様が心細そうにこちらに確認をとる。とはいえ今更中断するわけにもいかないので、このまま実行するそうだ。
「確かに檻の中なら、ブルータルアリゲーターに襲われる心配はないな」
「ええ。報酬の30万エリスは頂きですね」
「アクアー!何かあったら言えよー?檻ごと引き上げてやるからー!」
「頑張ってくださいアクア様〜!」
…因みに浄化が完了するまで半日かかるみたいです。
ー2時間経過ー
浄化を始めてから2時間ほど経ったが、特にモンスターが現れることもなく時間が過ぎていた。
「おーいアクアー!湖の浄化はどんなもんだー?」
「浄化は順調よー!」
「ずっと浸かりっぱなしじゃ冷えるだろー!トイレとか行きたくなったら言えよー!」
「あ、アークプリーストはトイレなんて行かないし!」
「大丈夫そうですね。ちなみに、紅魔族もトイレなんて行きませんから」
「お前らは昔のアイドルか…」
……なんで特定の職業になるとトイレに行かなくても良くなるんです?あとめぐみんちゃんも別に紅魔族全員がトイレに行かないわけじゃないよね…。
「わ、私も……クルセイダーだから、トイレは……。トイレはっ、はうう……!」
「いや、ダクネスさんも無理して張り合わないで良いですよ…」
「安心しろダクネス。今度こいつらには日帰りでは終わらないクエストに連れて行って、本当にトイレに行かないか確認するからな…!」
「いやカズマもそこまでする必要はないでしょ…」
ホントに要所要所で鬼畜っぷりを出さなくてもいいから…。ただでさえ変な噂が広まってたりするんだしさ…。
「しかし、ワニ来ませんね。このまま何事もなく終わってくれればいいのですが…」
「おい!お前フラグとしか思えないセリフを…」
………そうめぐみんちゃんが発言した、まさにその時だった。
「カ、カズマー!なんか来た!ねぇなんか来た!カズマ!カズマさあああああん!?」
ー4時間経過ー
「『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーション』!」
ワニが出てきてからアクア様は、女神としての浄化能力のほかに、それはもう一心不乱に浄化魔法を唱え続けている。私がワニに向かって魔法を撃つと、檻を壊してしまう可能性があるからやめてほしいとギルドからストップがかかっているので、アクア様を助けることも出来ない。
「『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーション』!」
「「グアアアアッ!!!」」
「ひゃあああああ!!檻が!檻が変な音立ててるんですけど!?」
……なんかもう地獄絵図だ。檻に数多くのワニが集まって攻撃してる。というかあんなに攻撃されてびくともしてないあの檻、ホントにすごいなぁ…。
…変な音がしてるとか不穏な声が聞こえるけど、大丈夫かなぁ?
「アクアー!ギブアップなら言えよー!鎖ごと引っ張って逃げるからー!」
「イヤよ!ここで諦めたら、報酬が貰えないじゃない!『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーション』!」
「「グアアアアッ!!!」」
「わあああああっ!?今メキッていった!今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁ!!」
「あの檻の中、ちょっとだけ楽しそうだな……」
「おい、行くなよ?」「いや、行かないでね?」
ホントにこの人はブレないなぁ………。
「『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーション』!『ピュリフィケーショォォォォン』!!!!!」
ー7時間経過ー
私たちの目の前に広がる湖は、緑に染まった汚れたものではなく、水の底が見えるほど綺麗に透き通った青いものになった。
「浄化は完了したみたいですね、ワニたちも何処かへ行ったみたいです」
「アクア様、大丈夫ですか?」
「……アクア?」
どれだけ呼びかけてもアクア様が反応をしないので、少々…いやとても不安になりながら回り込むと、少しずつ泣き声が聞こえてきた。
「………ぐすっ………ひっく…えっぐ……」
「はぁ。泣くくらいなら、とっととリタイアすればよかったじゃないか」
……いつもなら怒るか泣くか言い返すくらいの言い方にも何も反応を見せないアクア様に、流石に申し訳なく思ったのか、
「…な、なぁアクア?話し合ったんだが、今回の報酬は俺たちいらないから」
とカズマが言い出した。とはいえ反対する理由はない、今回頑張って浄化してくれたのはアクア様なのだから、報酬を受け取る権利はアクア様にある。
「そうだぞアクア。30万エリスは全てアクアの物だ」
「そうですね!今回は全て、アクアの働きですからっ!!」
………しかしアクア様はそれでも反応しない。
「……おーい。いい加減檻から出ろよ」
「…アクア様、もうワニはいませんよ?」
「嫌だ……このまま連れてって…」
「「「「………は?」」」」
「檻の外の世界、怖い……。…このまま街まで連れてって……」
………どうやら今回のクエストは、アクア様に新しくトラウマを作ってしまったようだ…。
〜調査クエスト〜 {水源の湖を浄化せよ}
依頼達成!
感想コメント評価などなどよろしくお願いします!
…あと今回初めて気付いたのですが、低評価コメントって結構心にくるものですね…。まぁ書かないでと言うわけにはいきませんが!
ちゃんと反省して改善していきたいので、そういったコメントも是非ください!
追記:trotaroさん誤字報告ありがとうございました!
あ、あと復刻ぐだぐだイベエピローグと高難易度来ましたね!
打倒柴田!頑張るぞ〜!!!
この二次創作に新しいオリキャラを!
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入れてくれぇぇ!!!
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見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
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あんまり入れて欲しくねぇ〜…
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カナデだけに集中しろやワレェ!!
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勝手にせんかい!!