この素晴らしい世界にヒロインを!   作:とあるマスター

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初めてバトルシーンを書きます!

告白すると、作者はこのすばの魔法をあまり知りません!
なのでオリジナルになる場合があります、ご了承ください!


初クエスト

 

「ごめんねリーンちゃん、装備まで揃えてもらって…」

「気にしないで!後輩の面倒見るのは先輩の役目だから!」

 

 私の先輩は可愛い天使だった。

 

「にしても魔法騎士にするとはな」

「だろ?俺も驚いたよ。ほぼハズレ職だってのに」

「そんなに珍しい?」

「そらそうだろ。魔法騎士は言っちまえば器用貧乏な職業だからな、選ぶ奴は初めて見たよ」

 

 ぐぬぬ、そこまで言わせるか。いや、確かにさっき中級魔法取った時もスキルポイントちょっと多くないかなって思ったけど…

 

 初級魔法?取るだけ無駄だって。リーンちゃんのその言葉を聞いたときは悲しくなったね、割と本気で。

 

「でも、その器用貧乏が魔王を倒したら、誰も同じこと言えないよ?」

「あはは!なかなか強気だなぁ、カナデは!」

 

 そりゃあ、あの馬鹿ども(いじめっ子)相手にしてたら、強気にくらいはなるよ。普通だよ普通、言わないけど。

 

 それにしても、リーンちゃん達にはお世話になっちゃったなぁ。ポイント足りなくて取れなかったのに、どうせ使うからって剣に鎧まで揃えてくれて。なんか鎧っていうかバトルドレスだけど、黒の。…エ○スカ○バー・モル○ァァァァァァァン!!!

 

「ハンバーガー食べたいなぁ…」

「え、なんで急に?」

「あ、いや、何でもないよ」

 

 というかあるんだ、ハンバーガー。

 

「ホントにありがとね?ちゃんとこの分は返すから…」

「ううん、大丈夫だよ!あ、でもその代わりにさ…」

「なに?出来ることならするよ?」

「ちゃんと稼げるようになったらさ、今度美味しいもの食べさせてね!」

「………………………」

「…あれ?カナデちゃん?」

「どうした?…って!気絶してんじゃねえか!?」

「えええぇぇぇぇ!?何で!?」

 

 リーンちゃん、活発年下っ娘の下からウインクはダメだって…尊い…

 

 

 結局皆さんにお世話になってしまった。もう足向けて寝られないなぁ…

 

「じゃあ、早速クエスト行ってくるね。せっかく買ってもらったし」

「あ、そっか…なにか困ったら何でも言ってね!絶対飛んでいくから!」

「おう、気をつけてな。油断して喰われんなよ」

「今度、一緒にクエスト行こうぜ!俺らのパーティはあと1人いるし、一応顔合わせくらいは…」

「いや、しなくて良いよ。いい?カナデちゃんはあいつに会っちゃダメだからね!」

「う、うん…」

 

 リーンちゃんの珍しく強い説得に、思わず首を縦に振ってしまった…ごめんなさい、まだ見ぬ4人目さん…

 

 

 

 

 リーンちゃんのヒモになってしまう前に(え、もうなってるって?うるせぇ)赤抜きパーティと別れた私は、草原に来ていた。ギルドの騒動のあと、ルナさんが初心者向けのクエストを見繕ってくれたのだ。

 

 {3日間でジャイアントトード 5匹討伐せよ}

 

 これが私の初めてのクエストだ。ジャイアントトードは、アクア様に説明してもらった話によればスライム的立ち位置のモンスターらしい。

 

 

   〜ジャイアントトード〜

 ただただ大きなカエルだ。ただし、その大きさはワゴン車に勝るとも劣らないが。

 繁殖の時期になると産卵のための体力をつけるため、餌の多い人里に現れ、農家の山羊を丸呑みにするらしい。この時期、農家の人や子供が数人行方不明になる。

 

 その肉は多少の硬さはあるものの、淡白でさっぱりしているので食材としてかなりの評価を持つ。ジャイアントトードの唐揚げは、安い早い美味いの三拍子が揃っている手軽な肉料理のため、冒険者たちからの人気が高いらしい。

 小さい頃カエルは食べられないと学んだ私はどうすれば…

 

 

 さて、クエストをクリアするため草原を見渡すと、カエルが3匹ほど集まっているのが目視できた。距離があるし、先手必勝という言葉もあるし、早速魔法を使ってみよう!

 

 因みに説明するが、私の基本戦術は魔法での攻撃だ。せっかく剣があるんだから剣で戦えよ騎士だろ、という感想もあるかも知れないが、ちょっと待ってほしい。今まで平和な日本で暮らしてきた人が、急に剣で戦えるか?そういう部活に入っていればまだしも、私はそんなものに入ってなどいない。本の虫+オタクのインドア力(indoorりょく)をなめんな。

 

 それに対して魔法ならば、14歳病の後遺症でイメージはできている。リーンちゃんの太鼓判付きだ。可愛かったです(現実逃避)。

 

 私が自分で精神的ダメージを受けているうちに、カエルsが此方に気づいたのか、ドシンドシンと音を立てて近づいてきた。というかドシンドシンはおかしいでしょ。なんでカエルがそんな音だせるのよ。

 

 まぁ、異世界初の戦闘の勝利を譲るつもりは全くないが。

 

「異世界始めての一発、喰らっとけ!」

「『ファイヤーボール』!」

 

 私的異世界で最もポピュラーな魔法ランキングNo. 1の魔法は、私の想像の通り、球体の炎を私の手から発射させた。火球は先行していたカエルに回避の隙を与えず直撃し、爆発と共にカエルの巨体を消し飛ばした。

 

(アクア様の特典のお陰で魔法の威力も高い!これならイケる!)

 

 ギルドで計測したときにはアクア様を信じることが出来なかったが、チートレベルに引き上げられたステータスはしっかりと仕事をしてくれているようだ。

 

「『アイスランス』!」

 

 目の前で起こった爆発によって動きを止めていたカエルにすぐさま氷魔法を一発ずつ撃つと、そのどちらも狙い通りに直撃し、氷漬けにした。カエルは変温動物だから、これで動けなくなるはずだ。

 

 こうして、私は異世界での初戦闘を完全勝利することができたのだった。

 

 因みに、倒したカエルはギルドに報告すると、回収され、酒場で提供されるらしい。…自分で倒したカエルくらいは食べようかなぁ…

 

「よし、3匹倒したから、あと2匹!」

 

 どこにいるかな〜、なんて呑気にカエルを探そうとしたその瞬間…

 

 

 

 

   ドゴオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!

 

「っ!なに!?」

 

 轟音。閃光。熱気。粉塵。

 

 核爆弾とはこのことを指すのではとさえ思わせる威力の魔法が、どこかで放たれた。恐らく街からも離れているのだろうが、それでも比較的街に近いここにもその振動が伝わってくる。

 

「なんなの、今の…………へっ?」

 

 今の魔法の余波で起きたのだろうか、地面からカエルが出てきた。それだけならまだ良い、問題は数だ。にぃ、しぃ、ろぉ、やぁ、とぉ…いや多い多い多い多い!?あ、やめてこっちに狙いを向けないで別に起こしたの私じゃないからなんでみんなしてこっち向くんですか違いますひとちが

 

ドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシンドシン!!!!!!!

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」

 

 

 

 

 

 

 レベルが10になりました。

 

〜ジャイアントトード合計50匹討伐  依頼達成!〜

 

 

 唐揚げ美味しかったです。




急な特大魔法…いったい何みんの仕業なのか……

追記:少々修正しました

この二次創作に新しいオリキャラを!

  • 入れてくれぇぇ!!!
  • 見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
  • あんまり入れて欲しくねぇ〜…
  • カナデだけに集中しろやワレェ!!
  • 勝手にせんかい!!
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