この素晴らしい世界にヒロインを!   作:とあるマスター

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「はいどうも皆さんこんにちは!カナデチャンネルです!
今日はこの、ジャイアントトード40匹分の唐揚げを使って大食い大会を開催しようと思います!参加人数は3人まで!興味ある方はどんどん参戦してくださいね!」


〜カナデチャンネル〜カエルの唐揚げの大食い競争してみた!

「えっと…カナデちゃん何してるの?」

「はい、早速コメントありがとうございます!なんでこれを始めたのか?それは簡単!取りすぎたカエルを保存できないからなんですね〜。急な大量入荷で保存スペースがなくなってしまったのでギルドもどうしようか悩みに悩んだ結果、いっそのこと余興にしてしまおう!ということになったんですよ〜!」

「あはは…なんだかヤケクソだね…」

「…うん、そうなの…もうテンション無理矢理上げないと辛いの…」

 

 おかしい、私は生き残るために襲いかかる無限の両生類(カエル)と闘ったんだ。ついでに倒した分お金を貰う権利があるってギルドに報告しただけなんだ。

 そりゃあ一気に小金持ちになったし、ちゃんとリーンちゃんにお金返して美味しいものいっぱい食べてもらったよ?

 可愛いかったなぁ、写真に撮りたくなったよ、あのリーンちゃんの、目をキラキラさせてさぁ、ニコニコしながらパクパク食べるとこ。食べるたびに「はむっ!」って言って「ん〜!」だよ?

 小動物(天使)だなぁってこっちまでニコニコしちゃったよ。それだけでお腹いっぱいになってさぁ、そんなに食べれなかったよ…

 そしたらこっち向いて首ちょっと傾げて「ん?」ってしてさぁ…可愛いのなんの…(現実逃避)

 

 だけどさ(現実復帰)!いくら私が回収頼んだからってさ!その余興まで私に一任するのはおかしいでしょ!

 いやおかしいなぁとは思ったよ!?ギルド行ったら急にルナさんが「大量のカエル肉を使った余興って何がありますか?」って聞いてきたもん!なんでか月曜7時の有○ゼミのこと思い出してたからなんも考えず言ったよ!

 

「巨大グルメ作って誰が制限時間内に食べ切れるかっていうのはどうですか?」

 

 なんで私が参加すること前提なの!?そのこと分かってたらもうちょっと楽なの考えたよ!(非道)

 

 任されたからには全力を尽くすけどさぁ!(真面目)

 

 

「この大量の唐揚げが乗った、その名も“ジャイアントトー丼”!

1番最初に制限時間内に食べ切った方にはなんと!こちらの“一週間飲み放題券”をプレゼントいたします!」

「「おおおぉぉ!!」」

 

 この一週間飲み放題券、流石に私を可哀想に思ったギルドが出してくれたお金で作りました。なら最初から任せんなよぉ!!!

 さて、まあまあ良い条件だと思うんだけど、参加してくれる人は…

 

「は〜い、私参加しま〜す!」

「さぁやって来た第一の挑戦者!お名前をどうぞ!」

「盗賊のクリスだよ、よろしくね?」

 

 最初に名乗り上げてくれたのは、頬の傷痕が特徴的な銀髪の女の子だ。クリスちゃん、よし覚えた。美少女センサーにしっかり反応したからね、すぐ覚えたよ。なんだかこっちのお金のエリスみたいな名前だなぁ。

 

「ならば私も参加させていただきましょう」

「お、続いての挑戦者!お名前は?」

 

 この後私は、センサー関係無しにその娘の名前を頭に刷り込まれることになる、ほとんど忘れることのないであろう自己紹介を目にすることになる。

 

「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、爆裂魔法を操る者……!」

 

 ………oh…この娘はいわゆる14歳病患者のようなものなのだろうか?確かアクア様はそんな感じの人が多いところがあるって言ってたような…

 あ、紅魔族だ!外見もアクア様の言葉と一致する!黒髪赤眼の女の子、めぐみんちゃんかぁ。

 

 さてどうしよう。この娘の自己紹介で周りの雰囲気が一気に冷えてしまった。流石にこのままではめぐみんちゃんが悲しいことになってしまう。ついでにこの企画を台無しにする訳にはいかないしね。

 よし、久しぶりに発症するかぁ…

 

「…我が名はカナデ!魔法騎士を生業とし、いずれ魔王を打ち砕く者!そして今この瞬間、皆の笑みを作り上げし道化となる者!」

「お、おぉ!」

 

 よし、好評だな!(メンタル瀕死)

 しかしこの状況で来てくれる3人目はいるのだろうか?私が続けたこの空気じゃいないかなぁ…と、若干諦めたその時!

 

「一週間もただ酒飲めるのかよ!なら参加しないとな!」

「はぁ!?ちょっとダスト!」

 

 あれ?リーンちゃんどしたの?そんな毛嫌いして珍しい。というかもしかして、前に言ってたリーンちゃんたちのパーティの最後の1人ってあの人?

 …うん、赤っぽいし多分そうだ。お、これ私入れたら戦隊モノ五色揃うじゃん。赤、青、黄、緑、黒で。

 

「さぁ参加者は揃いました!これより大食い大会を開催します!!」

「ちょっ!?カナデちゃん待って!ストップ!」

「待ちません!それでは皆さん、位置に着いて!」

 

 私の合図と並行して料理が運ばれてくる。挑戦者の反応は三者三様だ。

 「おおおお!」「うわ、おっきぃ…」「…うそだろ?」

 めぐみんちゃん、もしかしてただ食べたくて参加した?

 クリスちゃん、同意見です。

 ダストさん、ホントです。現実です。

 

「それではよーい、スタート!!」

 

 

 

 

 

 

「うぅ、もう食べれない…」

「クリスちゃん、ギブアップ!」

 

 

 

 

 

 

「うぷっ、もう無理だ…」

「ダストさん、ギブアップ!」

 

 

 

 

「ふっ、なかなかやるではないですか!カナデ!」

「そっちこそ!この量どこに入っていってんの!」

「負けません!ガツガツガツガツ!!!」

「こっちのセリフ!むしゃむしゃむしゃ!!!」

 

 

 

 

「さあこの勝負!勝つのはどっちだぁぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   大食い大会[リミット45:00]

 結果

  カナデ  タイム  44:57:56

  めぐみん タイム  44:54:28

  クリス  ギブアップ

  ダスト  ギブアップ

 

 優勝 めぐみん

 

「くぷっ、やります、ね。あな、た…」

「ふふっ、そっち、もね…うぷっ」

 

 

 因みにこの勝負以降、「あんなに多くなくて良いから食べてみたい」という意見が大量に寄せられたため、“ミニジャイアントトー丼”が裏メニューで販売されることになったが、それはまた別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  一ヶ月後

 

「おぉ、異世界だ。本当に異世界だ!こっから、俺の冒険が始まるのか!」




次回、カズマ登場!!(たぶん)
あ、因みにこの回は原作キャラとの繋がりを作ることが目的です(メタ発言)

あと感想コメントくださいお願いしますなんでもしますからm(_ _)m

この二次創作に新しいオリキャラを!

  • 入れてくれぇぇ!!!
  • 見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
  • あんまり入れて欲しくねぇ〜…
  • カナデだけに集中しろやワレェ!!
  • 勝手にせんかい!!
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