この素晴らしい世界にヒロインを!   作:とあるマスター

7 / 30
昼に気づいたんですが、感想を書き込めるのがログインしたユーザーだけになってたんですね。
感想お願いしますとか言いながらこんな事しててほんとごめんなさいm(_ _)m


初クエスト 〜part2〜

 

 

「本当に良かったの?私も最初は装備も揃えてもらったし、そんな初期装備じゃなくても…」

「あぁ。同じ転生者の、それも女の子に全部準備してもらう訳にはいかないからな」

「そうよ!大体こんな最初の街で手に入るものなんてたかが知れてるわ!どうせ他の街で新調するんだから、今買ったところで無駄よ、無〜駄!」

 

 今も使ってるこの装備、高難易度クエストでも大活躍なんだよなぁ…

 

 偉大なるリーン(天使)先輩にしてもらったことを、次は私の番だと意気込み実践しようとしたものの、思っていたよりも謙虚だったカズマくんが遠慮したので、ザ・初期装備と言わんばかりの装備しか用意出来なかった。まさかカズマくんが Noと言える日本人だったとは…。

 

 とはいえせっかく出会えた同じ転生者だ。そんな簡単に離れるつもりはない。久しぶりに日本人と接触することができた上に、もう会うことはないと思っていたアクア様とも再会できたのだ。はっきり言うと私が離れたくない。

 

「じゃあ、せっかくだから早速クエストに行ってみる?今ならなんと追加料金なしで、綺麗なエルフのオネーサンの助っ人が付いてくる!」

「安い!買った!」

 

 あはは!いや〜カズマくんは面白いなぁ。明らかにネタっぽい言い方をすればちゃんとノってきてくれるから、話してて楽しい。

 

「毎度あり!じゃあ私も1番最初に受けたクエストに行こうか。アクア様も構いませんか?」

「問題ないわ!どうせ簡単なヤツなんでしょ?パパッと終わらせてパパッとお金貰っちゃいましょう!」

「わかりました。じゃあ早速クエストを受けましょう!」

 

 

 

 という訳で、ギルドに戻ってクエストを受注してもらった私たち3人は草原まで移動した。クエストはもちろんジャイアントトードの討伐クエストだ。

 はじめての時は知らなかったが、ジャイアントトードは金属を嫌うらしく、金属系装備を持っていれば捕食行動を制限できるらしい。カズマくんも一応ショートソードを装備しているので、少なくとも食べられることはないはずだ。

 

 なので落ち着いて対処すれば難なくクリアできるのだが、魔法という遠距離攻撃もないため、カズマくんは自然とジャイアントトードに接近してショートソードで攻撃しないといけない。それはつまりあっちで見たこともない大きさのカエルと真正面から向かい合うことを意味するため…

 

「ぎゃあああああぁぁぁ!!!助けてくれアクア!助けてくれカナどわぁぁ!?」

「プークスクス!ちょ〜ウケるんですけど!カズマったら、顔真っ赤にして涙目でちょ〜必死なんですけど!」

 

 ………この惨状が完成する訳だ。てかすっごい楽しそうですねアクア様、向こうの数少ない親友と似たようなイイ性格してません?

 

 私の親友はなかなかイイ性格をしており、「人の不幸は蜜の味ぃぃぃ!!」とか「リア充滅ぶべし」とか平気で言い切る人物だ。まぁそんな彼女だからこそ親友と呼べるほど仲良くなることが出来たのだろうが。

 

「カーズマー!助けて欲しかったら、まずは私をさん付けするところから始めましょうか〜!」

「アクア様ぁぁぁぁぁ!!!」

 

 うん、私の親友そっくりだ。自分が確実に有利になったら自分の都合の良いように条件を取り付けていくところとかそっくりだ。

 

 さて、向こうの親友とアクア様の共通点を見つけるのもこのくらいにして、そろそろカズマくんの手助けに行こう。

 

「…やっほ〜カズマくん、大丈夫?」

「うおぉびっくりした!?助けてくれカナデ!俺の2度目の人生カエルに喰われて終わる!」

「んじゃあとりあえず凍らせるね〜」

 

「『アイスランス』!」

 

 最初のカエルクエストでも使った中級魔法を足下に狙って撃つと、わかりやすくジャイアントトードの動きを止めることができた。

 

「おお、魔法だ!!」

「よし、じゃあこのカエル使って力の入れ方の練習しよっか!」

「おう!」

「ちょっとカナデ〜!そんな簡単に助けちゃダメでしょ〜!?そいつにはもっと私を敬ってヒャプッ」

「「あ」」

 

 おっとアクア様がちょっと高いところに居たからカエルが来てるなんて気がつかなかったなぁ。私も気配察知みたいなスキルをカズマの方に向けてたから分かんなかったのかなぁ。まあ何はともあれとりあえず……

 

「喰ってんじゃなぁぁぁぁい!」

「喰われてんじゃねぇぇぇぇ!」

 

 

 

「はぁ…はぁ…今みたいな感じで……剣は使うからね…」

「はぁ…はぁ…よくわかったよ……助かった…」

「うぐっ、ぐすっ…うぇ、うぇぇぇぇぇ…カズマぁ、カナデぇ、ありがと、ありがとねぇぇぇぇぇぇ……!」

 

((な、生臭い……!))

 

「あ、アクア?今日はもう帰って、装備を整えて準備してから、また明日チャレンジしよう。これは今の俺たちには難しかったんだよ。な!カナデ!?」

「へ?あ、うん!そうですよアクア様!私も装備を整える手伝いとかはしますから、ね?」

 

 確かにこの状態のアクア様をそのままにしておく訳にはいかない。嘘も方便と言うし、第一カズマくんの装備が整っていないのも事実なのであなかち嘘でもないだろう。つまりまだ私はアクア様に嘘をついた事にはならない!

 

「………ぐすっ、私はもう汚されてしまったわ……」

「「へ?」」

「見なさいよこの姿!アクシズ教徒がカエルから逃げ帰ったこんな姿の私を見れば、信仰心なんてだだ下がりよ!第一カエルから逃げるなんて、清く美しい女神アクアの名が廃るわ!」

「お、おいアクア?落ち着け?」

「このままでいられるもんですか!うおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

「ちょっ、アクア様!?」

 

 そう叫んだアクア様は、先程凍らせて放置していたカエルに突撃していく。それと同時に、アクア様の拳に魔力が集中していくのがわかった。

 

「うおおおおぉぉぉ!!神の力を思い知れぇ!『ゴッドブロー』!『ゴッドブロー』とは、女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳!相手は死ぬぅ!!」

「「お、おぉ!」」

 

 

 

 

 

 

 

   ぼよよよよおおおぉぉぉぉん…

 

 

 ……その日、私たちは思い出した。ジャイアントトードに打撃技は全く効かないということを。

 

「……………カエルって、よく見たら可愛いと思うヒプッ」

「あ、アクアァァァァァァァ!!??」

「アクア様ぁぁぁぁぁ!!??」

 

 

 

 

 

  〜ジャイアントトード 2匹討伐!〜

 




感想コメント評価誤字報告その他諸々よろしくお願いします‼︎


fgoでスカサハ爆死したぁぁぁぁ!!!!!

この二次創作に新しいオリキャラを!

  • 入れてくれぇぇ!!!
  • 見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
  • あんまり入れて欲しくねぇ〜…
  • カナデだけに集中しろやワレェ!!
  • 勝手にせんかい!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。