この素晴らしい世界にヒロインを!   作:とあるマスター

8 / 30
作者のミスで書いてたのが全部消えて、
凄く悲しいことになりました_:(´ཀ`」 ∠):


相談

 あれからギルドに戻り、カズマ(呼び捨てで良いんだって、というか同い年だった)たちと別れた後軽いクエストを一つこなし、帰るとちょうど日も暮れていたのでそのままギルドで夕食を食べることにした。

 

「何にしよっかなぁ…やっぱりミニジャイアントトー丼かなぁ…」

「あんたねぇ!いい加減にしなさいよ!」

「ふぇ?」

 

 メニューを考えながら席を探していると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。というかいつもお世話になってる声だなぁ。珍しく声を荒げているが、その理由もなんとなくわかってしまう。

 話したいこともあったのでその声の聞こえた方に近づいていくと、想像の通りの光景が広がっていた。

 

「リーンちゃん、今度はどうしたの?」

「あ、カナデちゃん!聞いてよ!こんのバカまた賭け事でお金使い切ったんだよ!?」

「いや待ってくれカナデ!違うんだ、今回は本当にいい感じで…」

「でも、結局お金なくなったんでしょ?」

「うぐっ…」

 

 

《1ヶ月近くで腐れ縁判定になった男》

《お世話になってるパーティの中で唯一お世話してる男》

《お金と女とお酒と刑務所好きなダメ人間》

《戦隊モノでリーダーの色なのにやってることは悪の軍団の小物》

              その他などなどエトセトラ

 

 少し並べただけでもこれだけの悪意ある二つ名をつけることを辞さないこの男こそが、大食い大会でお世話になり、それ以降ほぼリーンちゃんと私がお世話している状態のダストさんだ。

 

 赤抜きパーティの皆が良い人すぎて赤担当の人も良い人だと思っていたが、逆に良い人すぎる分の悪い部分を全て引き受けたような人だと知った時は頭が痛くなったね。

 

「はぁ……いったい、全部でいくら溶かしたの?」

「こんだけ」

 

 そう言ってダストさんは指を3本立てた。確か前にリーンちゃんが貸してたのが3000エリスだったので、全て使い切った訳だ。

 

 …いつもは気にならないが、今朝あの時の夢を見てしまったせいか黙って指だけを出すその仕草にイラッとしてしまった。

 ……………そうだ、どうせ今回もお金借りるつもりなんだろうし、ちょっと痛い目を見てもらおう。別に八つ当たりではない、決して、絶対。

 

「……で?いくらなんですか?黙ってたらわかんないですよ?その指3本は何を表してるんですかね?」

「へ?あ、いや、えっと……………3000程…」

 

「前にリーンちゃんが貸してたのも同じくらいですよね?あれからまだ1週間も経ってないんですよ?なくなったお金を返せるんですか?出来ませんよね?」

「あ、はい…い、いや、もうそろそろ当たると思うんで、本当に次こそは…」

 

「そう言って今まで私とリーンちゃんにいくら借りたと思ってるんですか?2人合わせてもう15000エリスですよ?たった1ヶ月で15000ですよ?どうせ他の人からも借りてるんですよね?今回無理だったらどうするんですか?」

「あ、いや……ホントすいませ…」

「別に謝れって言ってないんですよ。今回無理だったらどうするんですかって聞いてるつもりなんですけどね?どうなんですか?」

 

「…………………」

「……………働きますよね(いい加減にしとけよ)♡」

「はいぃぃぃぃ!!!」

 

 ふぅ、すっきりした。それにしても、♡なんてこっちでは初めて使ったかもしれない。向こうでは結構煽るときや内心の怒りを表すときによく使ってたなぁ…。

 

「ありがとうカナデちゃぁぁぁぁぁん!!!!」

「うわっと!」

 

 ほわあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!????

 リーンちゃんダメだ!抱きつくのはダメだ!それは私に効く!暖かい!柔らかい!モフモフ!サラサラ!ツヤツヤ!プルプル!モチモチ!キラキラ!可愛い!尊い!天使!………………あう。

 

「あれ?カナデちゃん?………き、気絶してる…!」

 

 

 

 

 さて、リーンちゃんの可愛さについ尊死するところだったが、一応リーンちゃんたちパーティに相談があるんだ。ダストさんはほぼ強制的にクエストに(1人で)行かせたので、彼を除いた3人に相談する。

 

「それでカナデちゃん、相談って?」

「うん、皆に相談したいのはね、とあるパーティに入れないかなって思ってさ、パーティを結成してる皆にどうしたら良いかって」

「へぇ、あのカナデがパーティに入るのか!」

「そうかぁ、あのカナデがなぁ…」

「待って、その“あの”カナデって何?」

「え、カナデちゃん知らなかったの?カナデちゃんって《孤高の姫騎士》ってギルドで有名なんだよ?」

「何それ!?」

 

 曰く、ただ1人にて魔物を狩る姫。

 曰く、黒いドレスを纏い剣で舞う騎士。

 曰く、彼女は女神の力によって目覚めた最強の魔法の使い手。

 曰く、彼女は人に有らず。人を嫌い、人を拒絶する。

 曰く、…………。

 

「何それ!?」

 

 いや本当に何それ?確かにさ、クエストも1人でよく行くし、知ってる人以外とはあんまり関わらないし、実際アクア様に転生させて貰ったけどさ?服も黒いし、種族もエルフだし。

 

 孤高ってかっこよく言ってるけどつまりぼっちってことだからね?姫騎士って服装から直訳しただけでしょ。悲しくなるなぁ…

 

 別にぼっちじゃないもん。リーンちゃんたちにクエストに誘ってもらったりするもん。一緒に行ったりするもん。もんもん。

 

「でも、それ以外はだいたい1人でしょ?カナデちゃん」

「うぅ…」

 

 …なんでパーティ加入の相談に来て自分の悲しい事実を改めて認識しなきゃいけないんだろ〜な〜!

 

 

 

「…話を聞くにそのパーティは人数がいないから、明日の掲示板にパーティ募集の張り紙が貼られてると思うし、心配しなくても簡単に入れると思うよ?」

「ていうか、カナデが一言入りたいって言えば、どこでも入り放題だと思うぞ?」

 

 なるほど、明日改めてパーティ加入の話をすれば良いのか。あんまり難しいことも無さそうだし、カズマもすぐ入れてくれたら良いなぁ。

 

「それにしても、ついにカナデちゃんがパーティにかぁ。娘が独り立ちするときってこんな感じなのかなぁ?」

「いやいや娘って、リーンちゃん私より年下でしょ…」

「でもなんかわかるな。カナデって妹とか娘みたいな感覚なんだよな」

 

 おい、それは私の見た目の話か。それとも中身の話か。言ってみなさい、怒らないから。

 

「カナデちゃんおめでと〜!」

「おっとと」

 

 ふふふ、さっきは突然だったが、今はもう経験しているからな、そう簡単に尊死すると思うなよ。(暗黒微笑)

 

「よしよし、カナデちゃん、これから頑張ってね〜」

「…………………」

「……おいリーン、それ大丈夫か?」

「よしよし……あれ?カナデちゃん?……カナデちゃん!?息してないよ!?ちょっ、誰か、誰か〜〜!!!」

 

 リーンちゃん、撫でるんはあかんて…………尊い……ごふっ…

 

 

 その後、リーンは“孤高の姫騎士”を倒すことの出来る唯一の人物として、ギルドで話題になったとかならなかったとか。




リーンが1回目に抱きついたときのカナデの叫び(カタカナ部分)が何を表しているか分かった人は是非やって欲しいことと一緒に感想に送ってください。
正解者の中から抽選で希望を叶えようと思います!!


……とか言ってるけど、これつまり感想稼ぎなんですよね…。


…感想コメント評価答えその他もろもろお願いします!!!!!
本当にお願いしますm(_ _)m




あ、正解者の希望は本気で叶えるつもりです。

この二次創作に新しいオリキャラを!

  • 入れてくれぇぇ!!!
  • 見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
  • あんまり入れて欲しくねぇ〜…
  • カナデだけに集中しろやワレェ!!
  • 勝手にせんかい!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。