あと今回、アニメ基準なのでセリフ多めです。
昨日の騒動から一晩経ち、朝起きてすぐにギルドへと直行した私は、早速カズマたちのパーティ募集の張り紙を探して掲示板に目を通したのだが…
「えぇ…でもこれ……えぇ…?」
『急募!アットホームで和気藹々としたパーティです!美しく気高いアークプリースト、アクア様と共に旅をしたい方はこちらまで!
「このパーティに入ってから毎日がハッピーですよ!宝くじにも当たりました!」「アクア様のパーティに入ったおかげで、病気も治ってモテモテになりました!」
※採用条件・上級職の冒険者に限ります』
「えぇ…?」
何なんだろうこれは。どう見ても怪しい宗教勧誘とかそのシリーズにしか感じることができないんだけど…?
…いや、いやいやいや。落ち着け私。もしかしたら私が知らないだけでこちらではこの勧誘が一般的なのかもしれない。アクア様のことだからそこまで計算済みなのだろう。いやそうであって、ホントにお願い。
「…何だこれ、上級職のみ?ないわ〜」
「ないよな〜、怪しさ全開だし」
「こんなんに入る奴の気がしれねぇよな〜」
………………この世に神はいないのか。いやすぐ近くにいるけど、今も冒険者が離れてくたびに首を傾げてるけど。そりゃそうですよ、アクア様…。
「おや、貴女は…」
「ふに?」
少々、いやだいぶアクア様への認識をアップデートしていると、誰かが話しかけてきた。というかめぐみんちゃんだ。
「あ、久しぶりだねめぐみんちゃ…」
「あぁあの時の!まさか貴女が“孤高の姫騎士”ですか!?まさか貴女だったなんて!」
「ごふっ!」
な、なんでめぐみんちゃんがそのことを…?いや、確か紅魔族っていわゆる14歳病みたいな人が多いらしいから、そういったことに敏感なのか…?だからってこんな小さい娘にこんな二つ名みたいなのを知られるのはキツい…!
「いやぁ、あの大食い大会の時は気が付きませんでしたよ!あの時は軽装だったので噂とは違いましたし!……いえ、むしろ気配を完全に消してこのオーラを隠していた…?えぇ、えぇ!そうです、そうですとも、そうに違いありません!流石は“孤高の姫騎士”ですね!!」
「ごはぁ!?」
ヤバイよ…。これからパーティ加入しに行くのにこんなにメンタル壊されたらヤバイって…。
「そ、それよりめぐみんちゃんはどうしたの?」
「あぁ、この張り紙のパーティに少々」
そう言いめぐみんちゃんが指したのは、まるで宗教勧誘のような張り紙…つまりカズマパーティの張り紙だった。
「この張り紙…感じませんか?」
「へ?」
「こう!この胸の奥が燃え上がるような!紅魔族の琴線的な何かが!びりびりと爆裂魔法の如く伝わってくるのです!!!」
「え、えぇ…?」
めぐみんちゃんが何を言ってるのかわからない…。この娘、将来変な宗教とか男に騙されないよね…?
「貴女もこのパーティに興味があるんですよね?」
「え?うん、そうだけど…」
「では行きましょう!今すぐ!さぁ、さぁ!」
「え!?いやちょっと待って心の準備が………力すごっ!?」
この娘のどこにこんな力があるの!?自分より頭ひとつ小さい娘にどんどん引っ張られて行くんだけど!?あぁ、どんどんカズマたちの方に近づいていくよぉ…。
………もう……なるようになれ…。
「募集の張り紙、見させていただきました」
「…あはは、やっほー……」
「えっ!」
そのままめぐみんちゃんに引きずられたまま、カズマたちのところに到着した。というかカズマすごい驚き様だね、そんなにあの張り紙で誰かが来るのが意外だったのかな?それはとても同意するよ、少なくともあっちではあり得ないもんね、あんな勧誘じゃ…。
「ふふふ、この邂逅は世界の選択せし定め……我々は、あなたのような者たちの出現を待ち望んでいた…!」
この娘今「我々」って言った!?地味に私もカウントに入れたよこの娘!ホントにこの娘はも〜、悪い娘!
カズマもポカンとしちゃってるよ、でも今回はフォローしない。別にフォローする必要もなさそうだし。
さぁ来るぞ、心の準備は十分か…!
「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者!余りの強大さ故、世界に疎まれし我が禁断の力を、汝も欲するか…?」
「あ?」
いやカズマ、「あ?」はダメだって、「あ?」は。今めぐみんちゃんが真面目(?)に自己紹介してるんだから、ちゃんと聞かないと失礼だよ…。(遠い目)
「ならば!我と共に深淵を覗く覚悟をせよ!人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだ…!」
「………冷やかしに来たのか?」
「ち、ちがわい!」
まぁ、普通はそう思うよね…。本当に人が欲しいのに全く人が来なくて、やっと来たと思ったら14歳病のひとだったら…。うん、私でも思うよ、流石にそんなに直接的には聞かないけど…。
「あはは…、冷やかしに来たつもりはないよ?この娘も私も」
「おぉ!カナデじゃないか!もしかして俺たちのパーティに!?」
「うん、私もこの娘もそのつもりで」
「そうか!いやぁ助かるよ!カナデがいれば百人力だ!」
「そんなに期待されても…。それにこの娘もアークウィザードみたいだし、とっても強いと思うってめぐみんちゃん!?」
「お、おいどうした!?」
私がカズマと話してる間にめぐみんちゃんが倒れたんだけど!?え、さっきまでピンピンしてたよね!?急に!?敵襲!?
「も、もう3日も何も食べてないのです…。なにか食べさせてもらえませんか…?」
ご飯かい!というか3日も!?その間なにしてたらそんなことに…、
とはいえそのままではいけないので、軽くご飯を頼んでから改めて詳しい話をすることにした。
因みにご飯を待つ間にめぐみんちゃんたち紅魔族について説明した後のカズマの反応は、
「なんじゃそれ!?種族全員厨二病ってなんだそれ!?」
でした。まぁそうなるか。ただ、生まれた時からそんな人たちに囲まれて生きてきたって事になるから、仕方ないんじゃないかなぁ…。
「それにしても、その眼帯どうしたんだ?怪我ならコイツに治してもらえ、回復魔法だけは得意なやつだから」
「だけ!?だけって言ったこのヒキニート!?」
「ヒキニート言うな!」
頼んだ料理をみんなで食べていると、カズマがそう切り出した。アクア様のカズマヒキニート発言は置いておくとして、本当にどうしたのだろうか。確か前回の大食い大会でもしていたと思うが、あまり深くは聞いていなかった。
「ふふふ…、これは我が強大なる魔力を抑えるためのマジィックアイテェェム…。もし外されることがあれば、この世に大いなる災厄が訪れるであろう…!」
「……封印、みたいなものってこと…?」
「まぁ嘘ですが。単におしゃれでつけてるだけです……あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!やめ、ヤメロォ!!」
嘘つきは痛い目を見る、これは昔話でも言ってる。私の心配を返せ。…今時の子って狼少年のお話知ってる人いるのかなぁ?
……カズマ、流石にそれは引っ張りすぎだと思うなぁ私。
「…カズマ、そろそろ離してあげよ?」
「あ、あぁ、ちょっと、やめてください、あ、でも、離したら、それはそれで痛い方だから、そのままゆ〜っくり私のもとに、戻してきてください、良いですか、ゆ〜っくりですよ、ゆっくりってば、
ア゛ァ゛ー!!イッ⤴︎タイ⤵︎目ガァー⤴︎!!!」
うわぁ、痛そう…。「パシンッ!」ってしっかり音がしたよ?あれを目に直撃とは…。……小学生の頃、輪ゴムで遊んでて自分の方に飛んだのが目に当たったのを思い出すなぁ、痛かったなぁ、あれ。
「悪い、からかってるのかと。変な事言うし、変な名前だし」
「うぅ…。私から言わせれば、街の人の方が変な名前をしていると思うのです…」
「えっと、ちなみにご両親のお名前は?」
「母はゆいゆい!父はひょいざぶろー!」
「「「…………」」」
「……この娘の種族は、いい魔法使いが多いんだよな?」
「おい!私の両親の名前に文句があるなら聞こうじゃないか!」
文句はないよ、ただちょっと想定内というのが悲しいと言うか、ホントにただそれだけで…。
次回、パーティでの攻略スタート!!
あと、前回はホントに調子に乗りました。ごめんなさい(´・ω・`)
ただ感想が欲しかっただけで、出来心だったんです…。
今後はこのような事が起こらぬ様尽力して参りますので、今後ともこの作品をよろしくお願いしますm(_ _)m
あ、希望とかオリジナルの話のネタであればどんどんください。なるべく期待に添えるよう書きますので。(大体ベルディア編の後)
感想コメント評価などなどよろしくお願いします!!!
この二次創作に新しいオリキャラを!
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入れてくれぇぇ!!!
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見たい…うん、まぁ…(ちょっと…?)
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あんまり入れて欲しくねぇ〜…
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カナデだけに集中しろやワレェ!!
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勝手にせんかい!!