世界最高にして最強の名医。王下七武海になる 作:揚げ物・鉄火
自分でもビックリです。
では、どうぞ。ごゆっくり!
「号外!号外!!あの海賊.ジーク・ホワイトが七武海入りしたぞ!」
世界最強の一角とも謳われたロジャー世代の大海賊『ジーク・ホワイト』の七武海入りは、良くも悪くも全世界に衝撃を与えた。
「すっげー!おいサボ!ルフィ!見ろよこれ!」
「誰だ?このおっさん?」
「バカ!この男は世界最強の海賊だぞ!俺達の目指す人の一人だ!」
「ふ~ん。良く分かんねぇや!」
最弱の海.
「ウチのファミリーは、ジーク・ホワイトに大恩があるため手出しはしない」
「俺達もあいつと争った所で利益が何も無えから手を出す気はねぇよ…」
「私は…遠慮しておくわ」
「無駄な被害を避けるのが得策だと思われる。手は出さんでおこう」
「俺達のファミリーが存在しているのもあの人のおかげと言っても過言では無い。あの大恩人に手を出す訳にいかないな」
「ブワッ………ハッハ!」
「どうしたんだよトムさん?」
「ンマー!世界最強の大海賊の記事じゃないか」
「この男がどうかしたのかい?」
「なーに、昔の話さ!」
「んねんね~、ドフィこれ見てみ?」
「フフフフフフ…あの男が七武海入りとはいったい何を考えているんだ?」
「さあな?頭の古い奴の考えなんて俺達には分からねぇよ!」
(ジーク・ホワイト…センゴクさんに見せてもらった資料によると色々とヤバい奴だが…)シュボッ
「あ~!コラさんがまた燃えてる!」
「ふ~ん…あのクソガキがねぇ。随分と偉くなったもんじゃない」
ドラム王国のDr.クレハは、新聞を読みながら嘗て自分に頭を下げてまで教えを乞いに来た男の事を思い出しながら酒を煽る。
「あの大海賊が自ら政府の下に就くとは…」
「いったい…何を考えているのでしょう?」
「分からないが…警戒するに越したことはない」
砂の王国,アラバスタではコブラ王とチャカ,ペルが話あっていた。
人呼んで新世界
海の猛者たちが鎬を削るありとあらゆる常識が通じない世界最強の海。
そんな新世界にまるで皇帝のように居座る四人の大海賊達。
四皇
その四皇達にも知らせが届いていた。
「マンママン~マ!まさかあいつが政府の下に就くとはね~。今度のお茶会にでも誘ってみるか?」
四皇.ビッグ・マムは大好きなお菓子を食べながら息子の結婚式の準備を進める。
「親父~!見たかこれ!?」
「ああ、見たさ。あの野郎、俺の誘いを断って置いて世界政府の下に就くなんて何を考えてやがるんだ?」
四皇.白ひげ海賊団船長。『白ひげ.エドワード・ニューゲート』は、ジークの行動に疑問を抱きながら診療所から勝手に拝借した酒を飲み始める。
「中々上等な酒じゃねぇか…」
「ジークさんが…相変わらず何をしでかすか分からないな」
「どうします?船長」
「放って置け。あの人に関わると碌な事がない」
四皇.赤髪のシャンクスは、どこか遠い場所を見ながら呟く。
新世界.
ワノ国の近くに佇む島。
四皇.百獣のカイドウが拠点とする鬼ヶ島。
その島で二人の男が酒を飲み交わしていた。
片や最強生物と呼び声高い百獣海賊団船長。
海賊.百獣のカイドウ。
「ウォロロロロロロロ!!!まさかお前が政府の下に就くとはな…一体何を考えていやがるんだ?」
その視線の先に騒ぎの渦中の男…白衣の悪魔.ジーク・ホワイトが巨大な杯を片手に座っていた。
「クハハハハハハハハハ!!特になんも考えちゃいねぇよ!ただあの追いかけっこに飽きただけさ…あとは、医療行為の邪魔をされたくないからあいつらと協力関係になっただけだ」
そう答えながら酒をチビチビ飲み始める。
「おめぇが医者?」
「その通りだ」
「よく言うぜ。俺を完膚無きなまでに叩き潰したくせによ…」
「いつの話してんだ?お前が突っ掛かって来たから殴り飛ばしただけだろ?」
「殴り飛ばした後に斬り飛ばし、またくっつけて俺を放置した事を忘れたとは言わせねぇぞ?」
「う~ん…そうだっけ?」
ジークの舐めまくった態度にカイドウの怒りは、一気に頂点まで達し傍に置いてあった金棒を持ち上げ一気に振り下ろす。
ドゴ――ン!!!
「どうしたんだよいきなり?腹でも減ってんのか?」
「やかましい!二度とそんな口聞けねえようにしてやる!」
カイドウは怒り上戸となり暴れ始める。
「危ねえな、おい!」
対するジークは、見聞色で少し先の未来を先読みしカイドウの攻撃を避けて行く。
「うおおおお!雷鳴八卦!!」
中々攻撃が当たらない事にキレれたカイドウは金棒に武装色の覇気を纏わせ思いっきり振りかぶる。
「戦闘は専門外なんだが?常闇!!」
対するジークは、双刃剣を振り回しながら力を溜めて行き一気にぶつける。
ガギイイイイイイン!!!
互いの攻撃がぶつかり合い天が二つに割れ大地が揺れ海が荒れる。
「ヌウウウウウ!!」
「おっとと!」
互いの攻撃の余波で数十メートル吹き飛ぶがすぐに態勢を立て直し再び構える。
「ヌゥアアアア!!」
カイドウが雄叫びを上げるとその身体は巨大な龍に変わっていく。
「うわあ…デカいな」
「
ジークの呟きに答えるかのようにカイドウが山を消し飛ばす一撃を放つ。
「…ルーム!」
その言葉と共に巨大な青白い球体が出来上がりカイドウを包み込む。
「セカンド!」
次に海の中にも同様の球体が生み出される。
「サード!」
最後に海の上の何も無い場所に同じ球体が生み出される。
「シャンブルズ!」
そう発すると一つ目に球体に居たカイドウが三つ目の球体に移動させられ自分で放ったホロブレスをまともに食らい次に海の中に作られた二つ目の球体内部の海水とカイドウの位置を入れ替える。
「ゴボボボボ!」
その結果、海水が消えた大穴の部分に海水が流れ込みカイドウが溺れそうになりそこに追い打ちをかけるように上空に移動させられた海水が重力に従い落ちて行き天然の牢獄としてカイドウを閉じ込める。
「死んでないだろうから先に帰らせて貰うぞ」
これ以上戦う気の無いジークは、カイドウが上がってくる前に退散した。
◆
場所は変わって新世界のとある小さな島。
巨大な大樹が島の中央に聳え立ち大樹を中心に広大な森が広がった島。
名を『
ありとあらゆる薬草や薬の材料となる素材が自生する神秘の島。
何処の医者も匙を投げる病に絶望した患者が最終的に辿り着くとされている島。
そこは海賊.ジーク・ホワイトが拠点とする島。
その島の小さな港に巨大なガレオン船が3隻と20隻の海賊船が停泊していた。
「大頭の七武海入りに乾杯!!」
「これで俺達にも略奪が許可されたぞ~!」
「大頭も粋な事をしてくれるな!」
「ハハハハハハ!!」
島の港で宴会を開いていたのは海賊.ジーク・ホワイトの傘下の海賊達。
かつてジークの首を狙い返り討ちにされた上にケガを治療されその懐の深さに感服し自ら傘下に下った総勢23の海賊団。
どれも船長の首に億越えの賞金が懸けられた海賊団。
通称.『白悪魔海賊団』
その集団に近づく影が一つ。
「ん?」
酒盛りをしていた海賊の一人が近づいて来た影に気づいた。
「大頭じゃないですか!大頭も一緒に飲みましょうよ!」
大頭と呼ばれた男…ジークは宴会を開いている自分の傘下の海賊達を見てから一言だけ発する。
「ゴミは持ち帰れよ?」
「「「………」」」
それから数秒の沈黙が訪れ。
「「「はい!大頭!!」」」
一斉に返事した。
「肉あるか?」
「まだ一杯ありますよ!」
全員が返事したのを確認したジークは宴会に加わる事にした。
結局、宴会は夜が明けるまで続いた。
次回は未定です。