Music of Life 作:ENDLICHERI
はい今回は丸山彩が主役で・・・・・・誰が元なのか知らんけど、『からくりピエロ』っす。ボカロ曲ってさ、元の歌い手が誰なのか分かんないんねんけど?だってさ!アタイがお世話になってる『歌ネット』さん見てもさ、一つのタイトルでも歌い手が3人か4人もいんねんで!分かるわけねぇやろ!?
んじゃ、本編どぞ~。
私は今日が来ることをとても楽しみにしていた。初めて異性の人を好きになり、恋人関係になり、今日は初めてのデートの日。私は自分でも分かるほど浮かれていて、待ち合わせの30分前に来ていた。
(早く来ないかな~?)
早く来たとしてもきっと5分前だろう。なのに、今はまだ15分前。あと10分は待たないといけない。でも、そんな時間さえも私は楽しめていた。
「彩ちゃん?」
「うん?・・・・・・あ、千聖ちゃん!」
「こんなところでどうしたの?誰かと待ち合わせ?」
「うん!○○くんとこの後デートなんだ!」
「○○くん?・・・・・・彼なら──」
「楽しみだなぁ~!」
「・・・・・・そう、ね。それじゃあ、気をつけてね。」
千聖ちゃんと会って、軽くお話をした。この時の私は浮かれていて、千聖ちゃんの言葉を全然聞かなかった。ただただずっと、早く来ないかなぁ~、っと期待に胸を膨らませていた。
待ち合わせ時間から2時間が経過した。私は今、○○くんと一緒にデート中!・・・・・・ではなく、未だに待ち合わせ場所にいました・・・。これだけ待っても彼が来ない、きっとそれが私への答えなのだろう。そんな私を、何故か街ゆく人たちが嘲笑っているように見えてしまう・・・。
彼は本当は私のことが好きじゃなかった。だから、彼のことは諦めて帰ろう。そう考えて、実行することは簡単だった。でも、とても困難なことでもあった。この事実を認めれば、前に進めるのに、そんな事実を信じたくないと思う自分がいた。もしも信じられず、彼のことを追おうとすれば、きっと彼の思うツボだろう・・・。
そんなことがずっと頭の中で回り続けて、私は疲れてしまった・・・。こんな風に考えてしまうのも、彼の計算のうちなのだろうか?これじゃあまるで私は、彼のピエロなのではないか?良い笑いの材料としか思ってないのだろうか?
ここまで思考がマイナスに落ちたのは、初めてかもしれない。そんな時、ある人影が私の前に止まった。私はずっと俯いてから、足しか見えなかったけど、明らかに男の人の恰好ではなかった。
「彩ちゃん。」
「っ!?千聖、ちゃん・・・・・・?」
「まだここにいたのね。来てみて正解だったわ。」
「どう、して・・・・・・?」
「さっき彩ちゃんに会う前、通りのコンビニで○○くんが別の女の子といるところを見かけてね。でも、さっきの彩ちゃんはとても楽しそうにしてたから言えなかったの。ごめんなさい。」
「千聖ちゃん・・・・・・!」
「でも、あんな男にコロッと落ちてしまう彩ちゃんもどうかと思うわよ?」
「ぅぅ・・・・・・うわぁあああ!!」
私は、彼の真実を知り、さっきまで頭の中を回っていたものを全て受け入れた。そして、そこから生まれる悲しみと、千聖ちゃんが来てくれた嬉しさが一気に込み上げてきて、千聖ちゃんに抱きつき、ひたすら泣いた。千聖ちゃんは何も言わずに、こんな私を受け入れてくれた。
「なんて映画、どう?」
「いいんじゃないかしら?これからの彩ちゃんのためにも。」
「嫌だよー!私、すっごい悲しい役じゃん!!」
こんな映画・・・・・・見たいけど、やりたくないって・・・。
はい、『オリ彩』から『あやちさ』になるお話でした。
もうね、誰かさんのおかげでね、黒い千聖しか思い浮かばなかったんねんけど、頑張って優しいピュアな千聖さんを出しましたよ!
「からくりピエロ」知ってる?
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知ってる
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知らない