Music of Life 作:ENDLICHERI
今回の主役は山吹沙綾で、曲は『愛のかたまり』です。あの・・・・・・あれよ。アタイのTwitter見てる人は分かるだろうけどさ、よく替え歌してる曲よ。KinKi Kidsさんの名曲だけどね。
んじゃ、どぞ~。
実は私、恋人が出来たんです。○○くんっていう、同じ商店街仲間で、私と同い年の人。彼はちょっと大人しめな性格だけど、いざという時にはとても心強い人なんです。
でも、人には必ず欠点がある。それは彼も同じ。彼の欠点、それは・・・・・・前に電車で隣町まで行こう、って言った時の一言だった。
「それはいいけど、大丈夫なの?沙綾、かわいいから、どっかの
「ちょ、ちょっと・・・・・・心配し過ぎだって・・・・・・!?」
「だって電車だよ!人身事故とかある電車だよ!」
(車だってそういうのあるよ・・・・・・。)
「万が一沙綾に何かあったら──」
なんてことがあった。そう、彼はかなりの心配性なんだよね・・・。どっちかというと、彼の方が女々しかったりするんだよね・・・・・・。まぁ、それはそれで私的にはアリなんだけどさ。
そんな、恋人となった私を心配する彼は、かなりの重症だと思う。でも、私も重症だなって思ったことがあったの。あれは、二人で街を歩いていた時のことだった。
(今日の○○、なんかいい匂いがする。ちょっと良いシャンプーとか使ったのかな・・・・・・?それとも、そういう感じのオシャレでもしたのかな・・・・・・?)
「どうしたの、沙綾?」
「ううん、なんでもな~い。」
「?・・・・・・なら、いいけど。」
彼のちょっとした粋な計らいを楽しんでいた時、ちょっと街が混みあってきた。そして、私と彼の間を偶然大人の女性が通った。その人は悪気はなかった、ただちょっと急いでいたっぽいから、私はなんとも思わなかった。でも・・・・・・
「・・・・・・っ!」
「沙綾、大丈夫?」
「えっ?だ、大丈夫・・・!行こ!」
「えっ!?ちょっ・・・!?」
その女性から、彼と同じような匂いがして、彼の背中を押しつつ、目的の場所に向かった。その匂いのせいで、少し気持ちが高揚してしまったのを隠しつつ・・・・・・。
私は日々、彼に教えたいもの・見せたいものがたくさん出来ては伝えきれずにその日を終えてしまう。そんな日々が少し悲しく、そして、楽しく思えてしまう。彼は私のわがままをなんでも受け止めてくれる。私の心をそっと抱きしめてくれる。だから、私はあなたで良かったと思えるの。『聖なる夜』と言われるクリスマスでさえ要らないくらい、私の日々は、愛のかたまりだった。
「ねぇ?」
「うん?」
「明日の朝も、愛し合うよね?」
「・・・・・・ちゃんと明日が来ればね?」
当たり前のことなのに、明日が来ないのではないかと心配してしまう自分がいる。でも、そんな考えは、彼の顔を見ているとすぐに吹っ切れてしまう。
少し前の私に伝えてあげたいな。家族のことばっか考えてる自分がもどかしいんでしょ?お母さんや、弟たちの今を見て、自分の今を見て、生きていければ、少しは楽になれると思うよ。・・・・・・な~んて、これも彼に言われたことだけどね。
「さーや~!どうか付き合わないで~!」
「えぇ・・・!?モカ、急にどうしたの・・・・・・?」
「さーやが付き合ったら・・・・・・甘すぎてつぐの方ばっかに行ってしまうから~・・・・・・!」
「あ、あはは・・・・・・。」
仕事とプライベートはちゃんと分けてるんだけどね・・・?
はい、『オリさあや』でした。
前に出した『硝子の少年』と『からくりピエロ』とは大違いでしょ?『愛のかたまり』はね、行き過ぎた女の子の恋の歌だからね。沙綾だって、わがままだからそんぐらいは行くんちゃうん?
「愛のかたまり」知ってる?
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知ってる
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知らない