Music of Life 作:ENDLICHERI
さてさて、今回は美竹蘭が主役で、曲は『眺めの空』です。『楠木ともり』さんの楽曲です。バンドリーマーしか見てなさそうなヤツらには分からんやろな~?ちなみにアタイは『魔王学院の不適合者』のEDがその人だったんで、そっからね。
んじゃ、見てって~。
今年の夏はどうしようか?ふと授業中にそんなことを考えてしまった。今年は巴たちはみんな忙しそうだった。地域の行事や生徒会、部活などに。あたしも華道はあるけど、今年の夏はあまり活動はないらしい。
どうせなら今年は、ゆったりと時の流れに身を任せようかな?夏の暑さでぬるくなった水に浸かって溶けるように。そんなことを考えつつ、帰り支度をしていると・・・・・・。
「ら~ん~。」
「ん、モカ。」
「蘭は今年の夏、なんか予定あるの~?」
「・・・・・・特にないけど。」
「じゃあさ、ちょっとモカちゃんに付き合って~。」
「・・・・・・まぁ、いいけど・・・。」
これで、今年の夏は静かにぬるま湯に溶けることはなくなった。モカから『お出かけに付き合え』という冷えきった水を氷ごとかけられたから。
夏休みに入り、最初に誘われて来たのは、昔ながらの駄菓子屋だった。
「・・・・・・ここ?」
「日菜先輩に聞いて、ちょっと気になってたんだよね~。」
「ふーん・・・・・・。」
モカの隣を歩くしかなかったあたしだったけど、ふとあたしの身の回りが少し違うことに気づいた。普段なら聴こえるのに
「蘭~。」
「うん?」
「はい、プレゼント~。」
「あ、ありがと・・・。」
渡されたのは普通のアイスキャンディーだった。こういうのを食べるのは久しぶり・・・・・・ではないか。でも、なんでだろう?
「蘭~?どしたの~?」
「えっ?いや、なんでも・・・・・・。」
いったい、何なんだろう・・・?まさか、風邪?・・・・・・いや、まさかね。
「いや~それにしても暑いね~?」
「・・・・・・そうだね。」
そう言いながらアイスにかぶりつくモカの横顔に、何故か嫌気がさしてしまった・・・・・・。
それから数日経った時、またモカに呼び出された。今回は花火大会の日だった。
「お待たせ~。」
「ねぇ、明日みんなで来るのになんで今日も来たの?」
「ん~?なんとな~く。」
それからずっと祭り会場を歩いているけど、時間的にはまだ上がらないのに、何故か早く上がらないのか?と思ってしまった。だから、音が胸に響いてこないのがむなしく思えてしまう。
「・・・・・・ねぇ、モカ──」
「おっ?花火だ~。」
「っ!」
あたしがモカに話そうとした時、突然花火が上がり始めた。少し驚いてしまった。
「きれいだね~。」
「・・・・・・。」
花火によって明るくなったモカの横顔に、またあたしは嫌気がさしてしまった。でも、そんなモカの横顔に赤みがさしていることに気づいた。
「・・・・・・蘭。」
「っ、何・・・?」
「ちょっと、照れるんだけど・・・・・・。」
「あ、ごめん・・・!」
モカに気づかれて、あたしの顔もちょっと熱くなってしまったのは、気づかれてないといいな・・・。
「んも~!なんで二人だけで行ったの~!?」
「それはモカに行ってよ・・・。」
案の定、ひまりに怒られてしまった・・・・・・。
ちょっと雑やったな。て感じで、『蘭モカ』でした~。まぁね、『五感を失うほど相手にある意味夢中』って曲です。Youtubeにリリックビデオあるから見れば?
さて、『眺めの空』でお気に入りの歌詞はこちら!じゃあね~!
明るくなった一瞬の横顔にただ、嫌気がさしただけなんだ
赤みがさしただけなんだ
「眺めの空」知ってる?
-
知ってる
-
知らない