IS《インフィニット・ストラトス》〜五代雄介の異世界物語〜 作:空我青空旅人
ゼザ、ダボギンゼギデデブザガギベ?ゴセゼザゾンメングダダドゼグ…
(では、楽しんでいって下さいね?それでは本編スタートです…)
「うるさいぞお前たち…他のクラスの授業の妨げになるだろうが…」
そう言ってクラス全体に注意する千冬…しかしだ、その発端は貴女の言葉にあると言ったら迷わす出席簿が飛んで来るだろう…
「いやいやいや!!千冬姉ぇが負けるなんて普通信じられるか!?「だから織斑先生だ馬鹿者!!(スパァァァン!!)」ふべらっ!?」
「全く…何度言えば分かるんだお前は……」
一夏のメリハリの付けられなさに呆れながら頭を抱える千冬
「さて…他に居るものがいなければ織斑がクラス代表者でいいんだな?」
そう言って生徒たちを見回しながら確認を取ろうとした瞬間…
「納得がいきませんわ!」
自分の机を叩きながら立ち上がるセシリアは大声で否定し始める。
「その様な選出は認められません!男がクラス代表だなんていい恥晒しですわ!!このセシリア・オルコットにその様な屈辱を一年も味わえと言うのですか!ましてやこの様な無知でど素人な男が選ばれて代表候補生の私が選ばれないなんて…どうかしてますわ!」
「……イギリスだって不味い料理しかない癖に」
セシリアの言葉にムカついたのか聴こえる声で一夏はそう言って
「なっ!?あ、貴方!!私の祖国をを侮辱致しますの!!?」
「先に言ったのはそっちだろう!?」
徐々にヒートアップし始め口論になっていくすると…
ーーーパンッ!パンッ!ーーー
すると大きい音が響き渡り一夏もセシリア…千冬や真耶…他の女子生徒たちが音のした方を向くと…
「二人共落ち着こうか……」
そこには席を立ち手を合わせたまま二人に近づく雄介だった。
「五代さん…」
「貴方は……」
「まず、オルコットちゃん…」
「は、はい!」
いきなり呼ばれてオルコットはビクン!と反応しながら返事をしていき
「えっと…そこまで怖がらなくていいよ?何もしないから!ただ…さっきのことで一夏君に謝って欲しいと思ってね?」
「なっ、何故私が!」
「確かに一夏君は、ISに関しては素人かもしれないよ?でも…キツく言う必要はないんじゃないかな?」
「そ、それは…」
雄介の言葉にセシリアは詰まってしまい、目を逸らしてしまう。
「(やっぱり……この子何かあるのかな?)」
雄介はセシリアの態度に何かあると感じたのかそれ以上言わなかった。
「……それから一夏君」
「は、はい!」
「さっきイギリスは不味い料理しかないって言っていたけど…そんなことないよ?俺行ったことあるから分かるんだ。」
今度は一夏の方を向いてイギリスのことをフォローし始めるのだった。
「うっ…そ、それは……」
一夏もセシリアに向かって言った自分の言葉を考えながら言い過ぎたと思ってしまい…言葉を詰まってしまう
「まぁ…お互いに言い過ぎたってことでお互いに謝ろう…ね?」
一夏とセシリアは気まずそうに視線を逸らしており…
「ほら…二人共…」
雄介は一夏とセシリアを後押ししていき
「その…オルコットさん…さっきは…イギリスのことを悪く言ってごめん…」
そう言って一夏はセシリアに向かって頭を下げながら謝罪をしていき
「わ、私も申し訳ございませんでした…!貴方のことを侮辱してしまい…不快な思いをさせてしまい…本当に申し訳ございませんでした。」
セシリアも一夏に対して頭を深く下げて謝罪を行うのだった。
「いや…俺も…「ですが!私は認めるわけにはいきません!!なので決闘ですわ!!」なんでそうなるんだよ…」
何故か決闘宣言をされて一夏はげんなりしながらセシリアを見つめていき
「但し…私は全身全霊で貴方に挑みます…そのおつもりで、貴方も全力で私に挑んで下さい!分かりましたね!!」
「っ!?あ、ああいいぜ!全力で戦ってやる!!」
セシリアの言葉に燃える一夏はそう返していき
「(よかった〜無事に収まったみたいで…)」
二人の様子を見て雄介がホッとする様に安心して笑みを浮かべていく
「全く…勝手に話を進めおって…!まあいい、織斑…そしてオルコット一週間後にクラス代表の決定試合…模擬戦を始める!!では、授業を始めるぞ」
そう言って千冬は授業を開始するように呼びかけるのだった。
文章に名前をつけておいた方がいいですか?
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あり
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なし
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どちらでもいい