IS《インフィニット・ストラトス》〜五代雄介の異世界物語〜 作:空我青空旅人
とある部屋に着くと千冬に座るよう言われて五代はソファーに座るとテーブルを挟んで千冬と真耶は五代に向かい合うように座り始めていく
「それじゃあ…五代さん話してもらえますか?」
「はい…その…一応確認なんですが……本当になかったんですよね?」
「あっ、はい!五代さんの履歴…えっとIS適性の申し込み書の通りに調べてみたんですが…その……」
山田真耶はとても言い辛そうに答えて
「あ〜やっぱりですか……」
五代は確信していたが改めて聴くと若干困った顔をして頰をかく
「やっぱり…とは?五代さんはこの状況を理解していたんですか?」
「あっ、はい…なんとなく予想していたんですが…山田さんの話を聴いて確信しましたけど…」
「ほう…では五代さん話して下さい。」
「あっ、はい…結論から言うと…俺この世界の人じゃないんです…別の世界からきた人間なんですよ。」
五代は二人にそう告げると…
「………えっ?えええええっ!?」
「………」
五代の言葉に山田さんは驚きの声をあげて千冬さんは声には出さなかったが驚く顔をしていた。
「あ〜…やっぱり驚きます?」
二人の反応を見て五代はそう呟き
「お、驚きますよ!?いきなり過ぎますし!」
「山田先生落ち着いてください…」
興奮気味の山田さんを千冬さんは宥めていき
「す、すみません織斑先生…というより織斑先生はどうしてそんなに落ち着いているんですか?」
「私だって驚いているさ…ただ何となく納得してしまうんだ。」
「納得ですか?」
千冬の言葉を聴いて首を傾げる山田さん
「ああ…まず五代さん…貴方はISをご存知ですか?」
「えっ?いや…よく分かりません…」
「なるほど…」
「あの…俺からも良いですか?」
五代も質問する様に手を少し上げて
「むっ…すまない。何が聞きたいんだ?」
「えっと…今って西暦2001年だったりします?」
「っ!?い、いや…今は西暦20XX年だぞ?」
五代の問いに目を見開くもしっかりと答えていき
「えっ!?2001年って…もしかして五代さんは過去からきた人なんですか!?」
五代の言葉を聴いて山田さんは更に驚くが…
「いや、それはないだろう…山田先生の調べたのを想定すると過去からというよりもう一つの日本…所謂……」
「平行世界…ですよね?」
千冬は真耶に説明すると五代がその答えてを言って千冬に聴いてみると「そうだ」っと頷きながら返していく
「う〜んっ…やっぱりそうかぁ〜」
「って!五代さんはどうしてそんなに落ち着いているんですか!?」
五代の発言に思わず声を上げる真耶
「まあ…俺冒険野郎だからね〜トラブルはつき物だと考えるとそこまでねぇ…それに色々あったから余計にね…」
五代は苦笑いしながらサムズアップをして答えていき
「何というか…頼もしい発想だな…」(-_-;)
「そ、そうですね…」(汗)
五代の発言に二人も苦笑いをしながら冷や汗をかくのだった。
しばらくして…
「あっ!良ければISの事に関して教えてくれませんか?」
落ち着いた中…五代は思いつくようにISの事に関して二人に聴いてみることにした。
「いいだろう…その事に関して説明するつもりだったからな…それに五代さんは此処IS学園に通う事になるからな…」
「えっ!?そうなんですか!!?」
千冬の思いもよらないカミングアウトに五代は驚いて聞き返す
「ああ…決定事項だ。」
「そっかぁ〜…この歳で学校に通うのか〜」
五代は複雑そうな表情をして
「では…ISの事について説明するとしよう…ISとは《インフィニットストラトス》の略で宇宙での活動を目的としたマルチフォームスーツだ。」
「へぇ〜宇宙に行けるスーツなんだね!凄く憧れるねっ!!」
千冬の説明を聴いて五代は笑顔になりながらISの凄さを感じるのだった。
「……」
そんな五代の姿を見て千冬は目を見開いて関心した気持ちになるも同時に複雑そうな表情もしていく
「あれ?どうしたんですか?」
五代は千冬の様子が変だと気づき首を傾げながら聴いてみて
「すまないな…感動しているところ悪いが、現状そんなメルヘンチックなモノじゃあないんだ。」
「えっ?」
「色々あってな…今のISの在り方はスポーツと言うカテゴリーになっているんだ…。」
「えっ?そうだったんですか?でも…スポーツならまだ…」
「ISは兵器として見てる人も数多くいる…その為戦争が起きてもおかしくないのも現状だ…。」
「そうだったんですか……。」
千冬の説明を聴いて五代は若干暗い表情をして
「で、でも!此処IS学園でISの勉強をやっていますのでそう言う事はまずないですよ!それに国同士ISを使った戦争は禁止されていますので…!!」
真耶はフォローする様に慌てて伝えて…
「山田先生の言う通りだ。だが、別の意味で問題があるからそれもそれで厄介だがな……」
真耶の話に同意するも千冬は頭を抱えてもう一つの問題を呟く
「もう一つの問題…そういえば…ISは女の人だけみたいなことを言っていた様な…それに関係したことですか?」
「鋭いな…五代さんは…ああ、それが今一番問題になっている女尊男卑だ。」
あまりの洞察力にビックリするも真剣な表情になってそう答えていき
「女尊男卑ですか…」
五代は悲しそうな表情をしながらそう呟いて
「まあ…とりあえずここまでがISの事だが…他に聞きたい事とかあるか?」
千冬の言葉に首を横に振るう五代
「そうか…では、次は五代さんの今後について話しますので「ちーーーーちゃーーーーんっ!!」…はぁ、来てしまったか…」
千冬が五代の今後について話をしようとすると突然大きな声が聞こえて来て千冬は頭を抱えながらため息をして
ーーードドドドッ!!!!!ーーーー
「わわっ!?なんだっ!!?」
「ふぇ!?一体何が…」
物凄い音が響いて来たので五代と真耶はビックリして慌て始めていく
ーーードンッ!!ーーー
「とうっ!!ちーちゃん♪\(*≧∀≦*)/」
ドアが開いて勢いよくナニかが千冬に向かってダイブする様に飛んでいくのだった。
はい!ここまで読んでくださりありがとうございます!次回もお楽しみに!!
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