ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたちの墓場   作:松浦南北

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今回は以下の話の没ルートです。視点は特記事項がない限り青山由美を予定。
https://syosetu.org/novel/284195/152.html


【2023】世界改変マシーンでスクスタ設定を解除できなかった際の末路

2023年4月16日、急に虹ヶ咲学園に呼び出された俺とシオンちゃん。呼んだ主は天王寺璃奈ちゃんだ。

 

俺「だからなんで俺を呼ぶんだよ!!」

 

璃奈「それは由美さんのことが大好きだから。今回の実験はいろんなフィルターをかけて兄弟設定はそのままにできるようにしておいたから他の2人は呼ばなかった」

 

シオン「だからって、僕を巻き込まなくても良かったじゃないですか!!」

 

璃奈「シオンさんが消えちゃうのも嫌だもん。それから敬語やめて。私まだ中学生だから」

 

愛「それに愛さんだってシオンに会いたかったの!!ゆーみんもだからね!!」

 

俺「なんか俺とりなりーって似たところ多いな」

 

璃奈→りなりー「由美さんがりなりーって呼んでくれている…嬉しい…♥」

 

さて、いきなり呼ばれたからには訳があるのだろう。

 

シオン「今回の目的は?」

 

りなりー「ドラえもんの秘密道具世界改変マシーンを、丸ごと試作してみたから使ってみたいなって。使い方はドラえもんで出てきたものと同じなんだよ」

 

俺は知っているぞそれ。下手したら地球崩壊につながりかねない、キーワードを入力すると24時間で世界が改変されてしまう事実上の破壊マシーンだよ!!

 

シオン「というか、うちやその子会社極東電機製造が製造に失敗したやつじゃん」

 

愛「だから、特許も出願されていなかったし、愛さんが、ホームページで開示されたゆーみんの図面を見たから作ってみたんだよ♪」

 

うわぁ…弊社からホームページ上で失敗作の発明品の情報を開示するのはやめにしよう。今後は電話やメール、郵送での応対で取り寄せさせることにする。

 

シオン「じゃあ早速使ってみるよ」

 

りなりー「しまった。そろそろ帰らなきゃ」

 

愛「またね、シオン、ゆーみん!!それは持ち帰って大丈夫だからね!!」

 

俺「ありがとう愛ちゃんりなりー!!」

 

一方で、シオンちゃんが入力したのは、見てはいけないものだった。

 

シオン「『スクスタ2』これで、僕もあのスクフェスオールスターズの世界に行けるんだ!!」

 

その時、侑ちゃんと歩夢がやってきた。

 

侑「何やってるのシオンちゃん?」

 

俺「なんか情報処理学科の2名から弊社や子会社の極東電機製造の失敗作の図面を濫用して世界改変マシーンを作ったからもらったんだけど…シオンちゃんが『スクスタ2』って入力しちゃったんだよねぇ…」

 

歩夢「『スクスタ2』って、侑ちゃんを24時間以内に『侑ちゃん』って呼べなくなって、『あなた』呼びになっちゃう…ってコト!?」

 

侑「ダメだよシオンちゃん!!今すぐ取り消して!!」

 

シオン「よし、これで…ポチッとな!!」

 

侑ちゃんの制止も利かず、シオンちゃんは決定ボタンを押してしまった。

 

俺・歩夢・侑「ああああああああっ!!」

 

すると、世界改変マシーンは作動を始めた。

 

侑「どうすればいいのこれ…」

 

歩夢「侑ちゃんをあなた呼びにしちゃうなんて嫌だから、今すぐ取り消しなさい!!」

 

シオン「ごめんなさい僕が暴走したばっかりに…」

 

そして設定ボタンを押したシオンちゃんだが、

 

シオン「あれ?全く挙動しない!?」

 

俺「故障しちゃったよこれ!!歩夢どうしよう…」

 

歩夢「すぐに情報処理学科の人に頼まないと」

 

俺「じゃあ俺が行ってくる」

 

こうして俺は直ちにりなりーに電話をかけ、有明の方面に向かった。

 

俺「すみません、中部高速鉄道の者ですが」

 

りなりー「あれ?由美さんそんなに慌ててどうしたの?」

 

俺「あの世界改変マシーンに『スクスタ2』と入れたら壊れちゃったんだ…」

 

りなりー「ごめん…修理用ディスク作ってない」

 

俺「えぇ~っ!?」

 

りなりー「とりあえず、もう2台くらい同じのはあるし今からここで修理用ディスクを作るから、由美さんもディスク作りを一部手伝って」

 

俺「わかった」

 

こうして俺はディスク作りを一部やることになった。

 

【シオン side】

 

僕が変な操作をしない限りこんなことにはならなかったのだが…、

 

ぽむちゃん「…の割には全然変化を感じないね」

 

侑「でしょ、歩夢『ちゃん』…ってなんで私が歩夢のことを!?」

 

僕「うわああああん僕のせいだよおおお!!」

 

ぽむちゃん「だけど、考えていても仕方ないし、さっそく3人で買い物に行こうよ」

 

侑「だね」

 

すでに歯車が狂いかけている。なんとかしないといけないと思ったのだが、ぽむちゃんのお誘いに乗らないわけがない。

 

〜※〜

 

ぽむちゃん「早速買いすぎちゃったね」

 

僕「だね。新しいお財布も私たち3人お揃いのものを買えたから嬉しいよ♪」

 

しかし、これを誰かに見られていることに気づくわけがなかった。というか、一人称が私になっていることに気づいてすらいなかった。

 

??(お揃い…?そんなの嫌…!!だってシオン先輩はワタシノモノナノニ…)

 

【シオン side out】

 

俺「さ、学園に戻るか」

 

ディスクが完成したので学園内に戻ることにした。

 

璃奈「多分まだ暴走しているし、世界線はどんどん変わっていくと思う。行っておいで」

 

俺「だね。ありがとう!!」

 

学園内に戻ると、機械の暴走は止まっていない。そしてシオンちゃんたちは既にいなかった。おそらくスクスタストーリーが始まっている可能性がある。すると、携帯に電話がかかってきた。

 

【通話開始】

俺「はい、お電話ありがとうございます、中部高速鉄道の青山です」

 

マリー『チャオ、ユーミン♪』

 

俺「どうしたんだよマリー!?」

 

マリー『なんか浦の星女学院の廃校が取り消されていたり、あなたまで西白壁の高校2年生の扱いになっていたり、散々なの〜!!』

 

俺「うわぁ…沼津や名古屋まであの波が伝播しているのか…。あれやったのシオンちゃんなんだけど、張本人がその機械の前からいなくなっていて…」

 

マリー『とりあえず、不安だから沼津に今すぐ来て!!元凶の暴走止めるのは後回しでいいから!!』

 

俺「わかった。メモ書きだけその場に残して向かうよ」

 

マリー『ありがとうユーミン!!』

 

【通話終了】

 

てか大学4年生から5年分巻き戻されるなんて嫌だよこれ!!そう思いながら、ディスクと書き置きだけ機械の前に残し、沼津に向かった。

 

【歩夢 side】

 

とりあえず、由美ちゃんが暴走機械のところに修理ディスクを持ち出したときに沼津に呼ばれたっぽいから、直ちに3人で学園内に戻ろう。その時だった。

 

??「ようやく見つけましたよシオン先輩」

 

シオン「しずく!?」

 

しずく「ああ…シオン先輩が初めて呼び捨てで呼んでくれた…なんて愛おしい…♥」

 

いや待って!?スクスタ時空だとシオンちゃんはしずくちゃんを呼び捨てにしないんだ!!

 

シオン「いつもしずくのことは呼び捨てだったのに…」

 

しずく「何を言っているんですか?いつもの世界と違ってこの世界線では『さん』付けでしたよ?」

 

シオン「紛らわしいこと言わないでよぉ〜!!」

 

しずく「ちなみに今回現れたのは勝手に歩夢さんと先輩とお揃いの財布を買っていた罰を与えるためです」

 

あなた「シオンちゃんを連れて行くなぁ!!」

 

しずく「それはお応えできません。さあ、行きますよシオン先輩♪」

 

シオン「待ってええええ!!」

 

こうしてシオンちゃんはしずくちゃんに連れ出された。そこで異変に気づく。

 

私「それはそうと、あなたの名前を思い出せないんだけど…」

 

あなた「私もだよ…これがスクスタの世界なんだね…」

 

そう。さっきまで名前で呼んでいたあなたの名前が思い出せないの。

 

私「どうすればいいのこれ〜!?」

 

あなた「だけど歩夢ちゃん、世界をもとに戻すために虹ヶ咲学園に戻ろうよ!!」

 

私「うん!!」

 

諦めずに戻って、シオンちゃんや由美ちゃんがいなくても解除することにしよう。

 

〜※〜

 

虹ヶ咲学園に戻ると、まだその機械は動いていたけど、隣にCDらしきディスクと書き置きが置いてあった。

 

 

このディスクを見た方へ

 

現在、付近に置いてある「世界改変マシーン」が故障したまま暴走しており、止められない状況にあります。私は現在忙しいのですが、このディスクを機械に差し込み、設定を取り消していただけると助かります。

お手数ですが、ご協力よろしくお願い致します。

 

スクールアイドル後援会代表

中部高速鉄道 学生社員

青山由美

 

 

また出た青山由美ちゃん特有の堅い置き手紙!!だけど、それくらい気持ちがこもっているのかもしれない。

 

あなた「私、このディスクを入れてやってみるよ」

 

私「がんばって!!」

 

しかし…、

 

あなた「この設定ボタンを押した方が良いのか…全然わからないよぉ~!!」

 

あなたですらギブアップだった。私でも流石にわからない。シオンちゃんはしずくちゃんに捕まっているから電話なんてできるわけがないし、由美ちゃんに電話したら申し訳ないから一旦2人でお昼寝して考えよう。

 

【歩夢 side out】

 

とりあえず沼津駅に行くと、千歌っちたちが浦の星の制服で待っていた。

 

千歌「あっ、ゆーみん待ってたよ!!」

 

ダイヤ「全く、シオンさんのせいだったとは呆れましたわ」

 

マル「だけどもとに戻さなくて良かったの?」

 

俺「マリーが不安だし来いって言うからさ」

 

果南「だけど来てくれてありがとね」

 

曜「よし、新生Aqoursでやり直しちゃおう!!」

 

全員「うん!!」

 

ルビィ「だけど今日は練習ないし…あっ!!」

 

ヨハネ「どうしたのルビィ?」

 

ルビィ「由美ちゃんの大事な愛車1233系VC42編成からLCDが消えてるかも!!」

 

リリー「それは危険ね。ゆーみんが壊れないようにしないといけないもの」

 

マリー「誰が行くの?マリーは理事の仕事があるから行けないわ」

 

俺「俺はVC69に愛車を戻す準備のために絶対に行く」

 

VC69編成は1259系のうちの1本で、VC42編成に浮気するまで愛車の1編成だった。

 

ダイヤ「それなら、これまでの世界にて由美と初めて近鉄に乗ったルビィと花丸さんで行きましょうか」

 

ルビィ「うん。頑張って偵察するよ!!」

 

こうしてまた近鉄行きが決定した。

 

~※~

 

沼津から今回は新幹線を使い三島経由で近鉄名古屋駅に向かう。運用を確認したところ、VC42編成は今日名古屋線の急行運用に入っていることがわかっている。VC43とVC47も確認したが、前者は運用に就いておらず、後者は普通列車の運用に就いている。

 

ルビィ「だけど何か月振りだろう、近鉄に乗るのは♪」

 

マル「楽しみずら♪」

 

俺「2人とも喜んでくれて何よりです」

 

名古屋駅到着後は直ちに近鉄名古屋駅に向かった。

 

~※~

 

近鉄名古屋駅にて。3番線に停車していたのは2610系X27編成と1233系VC42編成の6両急行だった。車内を確認してみると…、

 

俺「LCDがなくなってる!?盲導鈴も鳴っていない!!」

 

マル「残念だったずらね」

 

俺「VC69編成に愛車を戻すよ俺…」

 

しかし、問題はここからだ。あの子から電話がかかってきた。そうだ。俺は電話帳にその名前を刻んでいたからみんなから忘れられているその子の名前は把握しているんだ。

 

【通話開始】

 

俺「はい、お電話ありがとうございます。中部高速鉄道の青山です」

 

あなた『由美ちゃんが無事でよかったけど…どうしたの元気なさそうに?』

 

俺「VC42編成のLCDがなくなっていて萎えました」

 

歩夢『やっぱりVC42編成が一番大事なんだ、由美ちゃんは』

 

あなた『まあまあ歩夢ちゃん落ち着いて』

 

歩夢『むー…』

 

俺「それで、どうしてあなたは俺に電話をしてきたの?」

 

あなた『歩夢ちゃんと暴走マシーンを止めようにも、操作方法がわからなくて…』

 

俺「あのねぇ、諦めたらそこで終わりだぞ、『高咲侑』ちゃん」

 

俺は、あなたの名前をはっきり言った。俺の電話帳にはスクスタ時空になってもあなたの名前の欄にしっかり『高咲侑(たかさきゆう)』とはっきり書かれていたから、すぐにわかった。

 

歩夢『高咲侑…うわあ何だろう、思い出したかも』

 

あなた→侑『…で、どうやって解除するの?』

 

俺「そこの設定ボタンを押せば設定解除になるよ」

 

侑『じゃあポチッとな!!』

 

あなた、もとい侑ちゃんはボタンを押した。すると…、

 

侑『クリアできませんでした、直ちに世界を改変しますって出てるよ!!』

 

俺「そんなああああ!!どうすればいいのこれ〜!?」

 

そして突如目の前が一時的に真っ白になった。

 

〜※〜

 

真っ白でなくなったあと、あなたの名前は完全に忘れ、電話帳からも消えてしまった。

 

侑→あなた『ごめん、いったん電話切るよ』

 

【通話終了】

 

ルビィ「残念だったね、由美ちゃん♪」

 

マル「一緒にやり直すずら♥」

 

俺「うわあああああん!!リセットなんて私嫌だあああああ!!」

 

こうして俺もとい私は西白壁の高校2年生からやり直す羽目になってしまった。シオンちゃんと一緒だし、なんとかしてよ本当にもう…。

それに、近鉄にLCDのない世界に逆戻りしたのが一番悔しいんですけど!!




次回は…ネタが無い。
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