ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたちの墓場   作:松浦南北

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今回は最新の作品から墓場ルート。丸山せりな目線の例のやつです。
https://syosetu.org/novel/347531/20.html

当面の間、キャラは死にません。


【2024・大追跡1500km】沖縄旅行で浮気している友達の前に突然現れて連れ帰ってみた。

私「はぁ……シオンも比奈も忙しいなんて……それに、学内の人気者の愛さんがスクールアイドルデビューというのも、少し驚いたなぁ……」

 

2024年6月9日のこと、お台場海浜公園にて。今日は課題も一通り終え、作曲依頼の仕事も終わらせたからフリー、いや退屈だ。そういうわけなのでポケモンGOをやるためにも曇り空の下、ここまで来ている。ウミディグダが出るだけで嬉しいからね。

それにしても、比奈は昨日のまな先輩の1件があって菜々ちゃんに振り回されるし、シオンはご飯に誘おうとしたけど、日帰り旅行で沖縄にいるって話だったから……。

 

 

 

……ん?沖縄?

 

その時、ふと閃いた。

 

私「沖縄なら…羽田から飛んじゃえばいいんだ!!」

 

そういうわけなので、りんかい線に乗っていこう。

 

〜※〜

 

お台場からだと、羽田までバスが出ているけど、バスだと定時性が確保できない気がするから容赦なくりんかい線を採択した。乗る駅は東京テレポート駅から。今日来た列車は……

 

私「またか」

 

E233系7000番台。70-000形なんぞ見られるわけがない。でも乗っていくしかない。

 

車内では飛行機を予約。天王洲アイル下車までの数分でも、飛行機が満席になる前だから無駄にはしない。

 

天王洲アイルからは東京モノレールに乗る。今回乗るのは2000系だった。乗車区間は第1ターミナルまで。JALの913便・10:30発を取ることができた。でも、突然沖縄に行くと決めて行く人、このモノレールの中に他にいるのかなぁ……?

 

羽田第1下車後、第2ウィングに向かいB出発口をくぐる。手荷物検査を済ませたあと、4番搭乗口に向かう。ところがなんと、フライトが遅れ出発が10時45分となった。

 

私「……でも電車じゃないし、いいか」

 

飛行機だと遅れるのはよくあると割り切る私。だっておたえが留学したときもこんな感じだったからね。それに今回はシオンと約束しているわけじゃないし、その分割り切れる。

 

さて、私はJALの会員ではないから、飛行機の順番を待ち、ついに搭乗だ!!

 

沖縄すごく楽しみ♪観光するのも、シオンをびっくりさせるのも、全速前進ヨーソロー!!

 

今回乗ったのはボーイング787型機。さすがに新幹線やイギリスで乗ったクラス323より座席間隔は狭いけど、乗り心地は申し分なしだ。コンセントも付いているから充電もできるし、窓から見える景色も最高だ。

 

そして何より、沖縄までの距離は約1550kmであることに驚き。友人を追いかけるために1500km以上移動する人は日本国内を探しても指折り数えるくらいしかいないはずだ。でもよく考えたらお台場からでも2回乗り換えればもう飛行機だからね。

 

それから10時54分くらいに飛行機が動き出し、11時05分頃にようやく滑走路に入る。

 

滑走路に入ると、エンジンが唸りを上げ、飛行機も急加速。そしてついに離陸!!

 

飛び上がると首都圏の景色が目下に広がる。みなとみらいや川崎のコンビナートが小さく見えるのがなんとも素敵だ。これが飛行機の醍醐味。8月にもまた留学でウィーン行くときに乗るけど、ますます楽しみになってきた。でも、曇り空の下で飛び立ったから、少し飛行機は揺れた。

 

そしてしばらくすると雲の中に入り、最後は雲1つ無い成層圏の中に入っていく。そしてイヤホンをつけて音楽を聴いたり、ラジオのニュースをつけてみたり。

 

特に仕事の早いJALさんは最近話題のスクールアイドル、特に歩夢やかすみちゃん、せつ菜ちゃんや愛さんの曲をリピートで流してくれる。特にせつ菜ちゃんは持ち歌がたくさんあるからありがたいよね。もちろん、私やおたえの作った曲、シオンのお気に入りの曲も別チャンネルに入っていたから嬉しい限りだった。

 

さて、飛行機といえばやっぱりドリンクサービス。そういうわけなのでコンソメスープをいただく。米沢の血が騒ぐ1人として、牛肉が大好きだから、一口含むだけで広がるビーフの味……♥

 

私「あーもう、ときめいちゃうよ〜♥」

 

ときめきあふれるビーフコンソメ、帰京したらおやつ代わりに陽凪や陽和にも作ってあげよう。そんなこんなで飲み干してしまった。

 

アテンダント「もう1杯おかわりいかがですか?」

 

私「じゃあアップルジュースをお願いします」

 

米沢の血が騒ぐ私はりんごも好き。おかわりできるなら、アップルジュースを頼む以外に他ならないよね。

 

これもまた、トキメキガトマラナイヨー!!

 

数十分後、放送が流れてくる。

 

放送「那覇到着予定時刻15分ほど遅れまして13時35分頃の到着となります」

 

やっぱり遅れるのね。

 

さて、同時にこの時点での那覇は曇り、気温27℃と言ってきたから、東京よりも暖かいのは丸わかりだ。楽しみな気持ちは増すばかり。

 

それから1時間もすると下にはきれいで澄んだ海が広がる。東京の海とは大違いだ。

 

〜※〜

 

しばらくして那覇空港に着陸。この時点で13時25分。約2時間20分の長旅だった。

 

到着後、飛行機を出たのは13時36分くらいだったから、着陸から10分で機外に出ることができた。ここで、シオンにはお台場にいるというアリバイで、イマーシブフォートにて遊んでいるという連絡をしたら……えっ……?

 

 

 

シオンが国際通りで私の知らない女と写ってる……ユルセナイユルセナイ……。しかもはいさいとか言っている時点で腹立つ……!!

 

そういうわけなので、乗るのはもちろん沖縄都市モノレール。Suicaのペンギンさんがいるけど、そんなのは気にしないでとにかく乗るのが先決だ。

 

放送「まもなく、1番線にてだこ浦西行の電車が参ります」

 

日本最南端・最西端の鉄道ゆいレール。東京モノレールとは違ってたったの3両編成。本当に普通のモノレールだけど、音声くらいしか沖縄感がない。

 

下車するのは県庁前。このあたりになるとさすがに沖縄感が強い。ヤシの木にシーサーまで見えている。このあたりでシオンは写真撮影をしていたけど……いないね。

 

ちなみに鳳来寺チャンネルのYouTubeコミュニティを見たけど、現況報告をする様子はない。何か事情があるかも。とにかく奴はいち早く探さなきゃ。

 

〜※〜

 

探すこと10数分、シーサーの前で写真を撮っているシオンを発見した。虹ヶ咲学園の制服を着て、ショルダーバッグを提げて1人で楽しんでいる黒髪・黄色スカーフのポニーテール・青眼鏡はシオンくらいだから、あれで確定だ。今は1人だったけど……。

 

とりあえず、黄色いメガネをかけて別人の振りをし、シオンに声をかけてみよう。

 

私「あのー、すみません、国際通りってどちらにございますでしょうか?」

 

するとシオンが逃亡。

 

私「あっ!!逃げるな!!待ってください!!」

 

追うこと数秒。

 

シオン「ちょっと咲世!!何してるの!?」

 

咲世は私のYouTubeおよびスクールアイドルの名義。せりなじゃなくても私のことだから心配しないでね。

 

私「国際通りは……」

 

シオン「国際通りはここ!!てかなんでわかったの!?」

 

私「国際通りで他の女とハイサイしてるから……」

 

シオン「ちょっと待って咲世ってこんな顔してたっけ……?あなた、偽物かな?」

 

※本物です。

 

私「いや私だよ!!米沢咲世なんだけど!!こんにちは♪」

 

シオン「どういう気持ちなんだろう……これドッキリでしょ?」

 

私「そうだよー♥今回は、友人を1500km追いかけてきたというドッキリをやらせてもらいました」

 

シオン「でもお台場いるって言わなかった?」

 

私「言ったよ」

 

シオン「イマーシブフォートの写真」

 

私「あの時間は違うけど」

 

シオン「ってことは……」

 

私「前に撮った画像を送ったの」

 

シオン「理解」

 

私「それで飛行機でここまで来たんだ」

 

シオン「なんか気持ち悪いなぁ……」

 

いただきました!!

 

私「ごめんごめん。でも4月ぐらいに歩夢にドッキリかけてたでしょ?」

 

シオン「うん」

 

私「いざかけられてみたらどんな顔するのかなって」

 

シオン「やっぱり怖いよ……」

 

私「逃げたもんね。特に私だったもん」

 

シオン「でもよくわかったね」

 

私「虹ヶ咲学園の制服着て、ショルダーバッグ提げて1人で楽しんでるってYouTuber鳳来寺くらいしかいないでしょ?」

 

シオン「バレちゃった☆」

 

というわけで私のドッキリはここまで。もう1つ尋問したいことはある。

 

私「ところでシオン、さっき国際通りで写真撮影していたときに写っていた女は誰?」ハイライトオフ

 

シオン「あの人か。蓮ノ空女学院1年の九谷丹姫ちゃん。この前の新歓の恩返しをしたいって言ったから、一緒に撮ってたんだ。もう帰りの飛行機がなくなるかもってことで金沢に帰っちゃったけどね」

 

私「……とりあえず、帰ろうか♪」ニッコリ

 

シオン「なんで!?」

 

私「私の知らないところで知らない女と話した罰だよ♪帰りの飛行機で文字通り愛してあげるから♥」黒笑い

 

シオン「それはやめて!!」

 

私「やめないよ〜?」ハイライトオフ

 

こうして帰りの飛行機で今回の女、九谷丹姫ちゃんと仲良くした罰で私がいっぱいシオンを愛することにした。なんか楽しみだなぁ♥




後編の方も転記します。
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