ラブライブ!シリーズ Linked by Trainsの墓場 作:松浦南北
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今までバッドエンド続きでしたが、今回はじめてこの作品でのハッピーエンドが出ます(*1)。
絵里(以下、天の声)「Bonus Stage・トロッコアドベンチャー!!」
ボーナスステージはトロッコアドベンチャーである。今回はバイモード車両チーム全員が挑戦する。
天の声「今回は鞠莉さんのお母さんからプレゼントがあります。鞠莉さんのお母さん!」
鞠莉ママ「Hello〜!さあ、今回のEveryoneと
ダイヤちゃんは、今日はお茶の間でこのチカリーグを見ると言っていた。その情報は鞠莉ちゃんのお母さんにも伝わっていたのだ。
天の声「挑戦者の皆さんは5問クリアでプレゼントゲット。お茶の間の皆さんはバイモード車両チームより多く正解するか、5問全部正解してキーワードを応募すれば抽選で3名様にプレゼントをお送り致します」
果南ちゃんが当てたらぜひ家に行って食べに行こう。
天の声「あと気づきませんか?今皆さんトロッコに乗っていないんですよ?」
由美「そうだね。今ここホームで、隣に軽機関車が牽引するトロッコがある状態だ」
あれ?この機関車、碓氷峠鉄道文化むらで保存されている訓練車の色違いな気がするぞ。
果林「トロッコと機関車は金属棒とたくさんの紐状のもので繋がれているけど、紐は切っちゃダメ?」
天の声「ダメです!それを切ったらトロッコが制御不能になるのでやめてください!!」
果南「じゃあどうして機関車をつけてるの?」
天の声「それは由美さんが詳しく知っているはずです」
由美「実は今から走るステージ自体が鉄道路線をベースにしている訳さ。鉄道路線はトロッコ単体で走ったら違法だからこういうふうに保安装置をつけた機関車をつなげているのよ」
果南「なるほどね」
天の声「では、前の機関車に3人、後ろのトロッコに4人乗ってください。由美さんは甲種内燃車運転免許をチームの中で唯一持っているので強制的に運転席です」
由美ちゃんの他に果南ちゃんと花丸ちゃんが機関車に乗った。
由美ちゃんはエンジンをかける。確実にディーゼルだ。
天の声「それでは、エンジンがかかったようなので、先の線路を開けます!」
花丸「ちょっと待って!これ本物ずらか!?」
天の声「いや、偽物よ。マグマも偽物だから安心してね」
花丸「ありがとうございます!」
天の声「あと今回は機関車側にもトロッコにもマイクとスピーカーをつけてるからそれで話す仕様よ。方向決めるのは由美が手元のタッチパネルで操作してね」
全員「はい!!」
天の声「それでは、ブレーキ解除して、スタート!」
由美「前方よし!出発進行!!」
ブレーキの緩解音が響き、交流同期モーターの音とともにトロッコが動き出した。あんなに小さいのに空気ブレーキついてるんだ。
天の声「第1問!ディーゼル機関車は?」
果林「由美!これは右よ!!」
由美「おう!!」
ピッ
列車は右に曲がっていく。
ピンポンピンポン
DE15がディーゼル機関車で、キヤ143は気動車。
天の声「第2問!男は?」
菜々「由美さん、これは左です」
由美「当たり前さ!!」
ピッ
列車は左に曲がっていく。
ピンポンピンポン
名前の漢字からして勇輝くんは男性。
すると列車は洞窟ステージから高架鉄道ステージ・複線区間に入り込んだ。架線はなく、非電化である。
由美「信号よし!ヨーソロー!!」
天の声「第3問!これは?」
由美「どっちだったかなぁ…?」
あなた「これは右だよ!」
由美「ありがとう!」
ピッ
列車は右に曲がっていく。
ピンポンピンポン
この写真は313系で電車。DEC611系(*1)ではない。
すると…、
由美「赤信号!緊急停車!!」
この先は高架でありながら単線区間だった。おそらく列車交換をするのだろう。
すると向こうから通勤型の車両がやってきた。G4600系らしき気動車の2両編成だった。その列車は転轍機を過ぎると豪快なエンジン音を立てて去っていった。
すると信号が青になった。
由美「信号よし!出発進行!!」
ブレーキの緩解音が響き、列車は発車した。
天の声「第4問!多いのは?」
由美「分からん!!」
その間に転轍機を通り過ぎた。ただ、この転轍機は選択肢とは関係ない。それはさっきの気動車が走ってきた道だ。
5!4!3!2!1!
6人「右行け右行け!!」
ピッ
列車は右に曲がっていく。
すると急な坂を列車は下る。抑速ブレーキも作動させた。
そのままトンネルに進入。
由美「前照灯点灯!!」
穴はなかったので、
ピンポンピンポン
このまま地下鉄区間に突入した。
東山線の車両数は288両に対し、313系の現在の数は539両である。
天の声「第5問!この曲名は?」
【♪柏木広樹『正解の答え』♪】
由美「どっちだこれ!?」
花丸・ことり・あなた「左ずら(だよ)!!」
果南・菜々・果林「右(だ)よ(です)!!」
5!4!3!2!1!
由美「もういかん!これは右だ!!」
ピッ
左と言った3人は顔面真っ青。
列車は右に曲がっていく。
すると停車指示標識が見えてきた。
それと同時に由美ちゃんはブレーキをかける。
止まると、宝箱が開くのが見えて…、
天の声「お見事です!!CLEAR〜!!」
全員「やったー!!」
これですべて終わってしまった。
紹介されたピッツォッケリは虹ヶ咲の3人は直接受け取ってから帰り、残りの4人は各自の家に発送されることになった。果南ちゃんの家に届いたら連絡をすぐにお願いして食べに行こう。
番組は終了。しかし、この後何か起きるというが、私はまだ知らない…。