ラブライブ!シリーズ Linked by Trainsの墓場 作:松浦南北
https://syosetu.org/novel/218281/35.html
今回はのぶにゃん視点で書き、Aqoursメンバーはほとんど出てきません。
ある日、私ときよっぴーは広島の平和記念公園に来ていた。今回はクリオシタス・インサニレさん、通称クリオスさんに呼び出されたためここに来た。
しかし嫌な予感がする。私も彼からやばい薬をもらったからおそらくその薬だろう。
クリオス「磐田真莉君、いや、きよっぴーでいいかな?」
きよっぴー「はじめまして、クリオスさん。あなたのことはのぶにゃんから詳しく伺っています」
クリオス「今日来てもらったのはある薬の実験台になってもらうためだ」
きよっぴー「あの薬って1滴で恐怖心を大きくするやつですよね」
クリオス「ああ。そのためにのぶにゃんにその薬を持ってきてもらった」
これは要警戒よ。きよっぴーが死んだら元も子もないもの。
ちなみにきよっぴーは死を覚悟して遺言書をすでに書いていた。
きよっぴー「では…お願いします」
きよっぴーは腕を捲った。
クリオス「ではのぶにゃん、その瓶の中身をかけてくれ」
私「わかりました」
私は言われるがままにかける。この中身は20mLあるけど彼女は大丈夫かしら…?
全部かけると、
きよっぴー「うぐっ…う゛わ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」
すぐに効いたの!!
きよっぴー「涼しすぎて怖い!!そこらへんの木全部倒そう!!」
するときよっぴーはそこにあった樹木を次々と倒そうとする。
もちろん、きよっぴーでも樹木を倒す力はない。
クリオス「うん、いいデータが取れた」
解毒剤も持ってきたんだけど…どこに行ったかしら…?
あった!!
とりあえずきよっぴーに近づこう。
きよっぴー「のぶにゃんは近づくなぁあああぁあ!!」
そう言われてもまずいので、とりあえず解毒剤をきよっぴーにかけよう。
すると…、
きよっぴー「はあ…はあ……」バタン
きよっぴーは倒れてしまった。
私「きよっぴー、大丈夫?」
きよっぴー「ごめんね、あたし、もうダメかも…」
私「そんな…」ウルウル
きよっぴー「のぶにゃん、お願いがあるの。あたしが死んだら、あたしの処女作は凍結しておいてほしい。それからあたしの葬式では、ガイアの夜明けの曲の『夜空の花』を流してほしい…。遺言書に書いていなかったけど、お願いできる…?」
私「うん…」ポロポロ
きよっぴー「ありがとう…本当にありがとう…」
〜※〜
日が昇る頃に、彼女は天国へと旅立っていった。クリオスさんは彼女の死後に自分の家へと帰っていった。
その後、私は近くの川で自殺を図ろうとしたが…、
ダイヤ「のぶにゃんさん、死んじゃ嫌ですわ!!」
由美「頼む!死ぬなら俺が死んでからにしてくれ!!」
私「私は人を殺したのよ!?そんな罪悪感を引きずって生きていけるわけないでしょ!?」
由美「きよっぴーは今日俺の夢の中で言ってた。彼女が望んだことだからそれでいいと。だから君が自殺しそうになったら止めてあげてほしいって。だから俺はこうして止めてるんだ!!」
私「きよっぴー、そして由美ちゃん、ダイヤさん…うわぁああぁあぁあん!!」
私は泣いてしまった。そして私は罪を背負って生きていくことを決意した。
〜※〜
その後、きよっぴーの葬式には家族、親戚以外にAqoursメンバー、ウイング団・コメット団のみんな、そして中部高速鉄道の関係者が参列し、みんなで涙を流したのだった…。
次回は未定です。
※これは墓場なので私の処女作は凍結しません。ご安心ください。