(お試し投稿)ダーリン・イン・ザ・フランキス実況プレイ(仮)   作:仮面ライダーゲイツ

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裏話(コード015編)

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sideコード015

 

 

 

私はコード015。突然だが私は人と関わるのが正直苦手だ。

 

別に他人が嫌いという訳では無い。現に友達と話したり遊ぶのは大好きだ。

 

ただ、自分が遊びたい内容が友達と違った場合や会話の途中で同意を求められると、自分の意見を言う前に同意してしまう。

 

私は怖いのだ。友達と喧嘩することが、嫌われることが。

 

そんな臆病な私を変える出来事が、、、、、、、、、、

 

 

そして、憧れの人が、あの日同時にできた。

 

 

 

 

 

 

 

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あの日、私はいつも通りウサギのぬいぐるみのウサミ2号を抱えて座って皆んなが遊んでいるのをずっと見ていた。

 

私は基本的には自分から友達を遊びに誘うことはせず、ウサミ2号と遊んでいる普通であった。

 

あ、何でウサミ2号って名前かって言うと、ウサギの女の子だからウサミで、2号は前持ってたぬいぐるみのウサミが直せないぐらいに壊れちゃったから、パパに年1回のプレゼントで新しく貰ったから2号なんだよ!

 

そんな感じでいつも通りウサミ2号と遊んでいたら、皆んなが誰かを中心に集まり始め、騒がしくなってきた。

 

「皆んなで名前をつけて、呼び合おうよ!」

 

話の中心になっているのは黒髪の男の子だった。

 

チラッと見えた顔は、名前は知らないが見覚えがあった。

 

いつもみんなの中心にいて遊んでいた子だったと思う。

 

今回も何かの遊びに皆んなを誘って居るのかと思ったけど、今回は違うみたいだ。

 

なまえ?なまえってどういうことなんだろう?

 

もう私達には、私のコード015の様に既に名前があるのに?

 

 

「僕はね!自分で自分のなまえをつけているんだ!僕はコード016だから、ヒロ!」

 

「いいなぁ!僕も考えて!」

 

「私は!?私はどんななまえ付けてくれるの!?」

 

 

成る程、新しい呼び方ということらしい。

 

皆んながコード016、いえヒロに名前を付けてとせがんでいる。

 

皆んながパパ達から貰った名前に不満がある訳では無い。

 

ただ番号で呼ばれ、皆んなあまり代わり映えのしない今の名前と違う、自分だけの名前に憧れを持っているのだろう。

 

こんな私でも欲しいと思った。

 

でも、ヒロの周りには他の子供が集まっている。

 

皆んなが先に先にと、名前をつけて欲しいと言っている様だ。

 

これでは普通に行っても名前はつけてもらえない。それどころかヒロに顔すら覚えてもらえないだろう。

 

みんなを押し退けて行かなければ行けないと分かったが、私は諦めが心の大半を占めた。

 

私はそんな積極的に動けない。

 

恥ずかしいし、何より私が名前を貰えても、私が居なければ名前が貰えていたはずの子が名前が貰えなくなると思った。

 

それならば私は貰えなくていい。他人を犠牲にしても叶えたいとは思えなかった。

 

再び俯き、ウサミ2号を強く抱きしめていると、

 

 

「ねぇ、なんで君は皆んなに混ざりに行かないんですか?」

 

「え!?な、なに?」

 

 

私に誰かが話しかけてきた。

 

俯いていた顔を声の方向に向けるとそこには見覚えの無い子供がいた。

 

黒髪に白い肌の男の子。

 

その子は思い返してみてもやはり知らない子だ。何より、表情の読み取れない顔と鋭い目付きがとても怖く感じ、そして何故かその子は私が皆んなに混ざりたいと分かっていたのかという疑問も合わさり、声が自然に高くなった。

 

 

「さっきから、あそこに集まっている奴らを羨ましそうに見て居ましたよね?名前を付けて欲しいんじゃないんですか?」

 

 

どうやら少し前から私をみていた様だ。ちょっと恥ずかしい、、、、、、、、、、

 

 

「、、、、、だって、」

 

 

ここまで知られているなら、隠したまま逃れられないと思い、声を小さくして素直に話した。

 

 

「私が入って行ったら、皆んなの邪魔、しちゃうから、、、、、、」

 

「ねぇ、君のコードは?」

 

「え?」

 

 

素直に話したら名前を聞かれた。どういうことだろう?

 

 

「早く教えて。早く。」

 

「う、うん。0、15だけど、それが、何か、、」

 

 

まだ理解が追いついていない中、友達以外人に名前を教えた。

 

というか、何気に男の子に初めて名前を教えただけど!?

 

別の意味で恥ずかしく思えてきた!

 

 

「そうか、015か。なら、ひふ、い?いや、もっと簡単に、、、、いち、ご。よしこれだ、イチゴだな。君の名前はイチゴだ。これでいいね。」

 

「え?」

 

 

男の子は私の名前を聞くと呟きながら少しの間考え出した。

 

そして、イチゴと言ってきた。それは私のなまえ?なんだろうか?

 

 

「どうしたの?名前が欲しいらしいから付けたんだけど、気に入らなかった?もしくは僕が名前つけるのは嫌だった?」

 

 

気に入らなかったの?と言わんばかりに、不安そうな表情を浮かべて聞いてくる。

 

やはり私のなまえを考えてくれた様だ。

 

 

「イチゴ、、、、、、、それが私の名前?」

 

「そうだよ。」

 

「イチゴ、、、、、、、、、、イチゴ、、、、、うん!私の名前はイチゴ!ありがとう!」

 

 

私の欲しかった物が手に入ったと分かると、胸が温かく感じて嬉しくなった。

 

しかし、それと同時に私に大切なものをくれたこの子のなまえが知りたくなった。

 

 

「ねぇ、貴方のなまえは?」

 

「ん?無いよ。僕はコード028。ただそれだけだよ。別にそこまで名前が欲しいわけでは無いし、、、」

 

 

自分よりも他人である私を優先したことを知り、私に似た所があるなと思うのと同時に、他人の為に自身を犠牲にするのではなく、他人に与えられているコード028の様になりたいと思った。

 

だから、、、、、、、、、、

 

 

「なら、私がお礼に名前付けてあげる!」

 

 

貴方が私にしてくれた事を、恩返しとして私にもさせて欲しい。

 

貴方みたいになる為の、私自身を変える為の第一歩として!

 

 

「ん?まぁ、いいけど。ちゃんとしたの付けてね?」

 

「分かった!えーと、オーニーヤ?違う、、、フウ、ヤ?これも違う。フウバ?あ、フタバ。フタバだ!貴方の名前はフタバ!」

 

 

了承を貰え為、自分でも勉強が苦手な頭を全力で使って彼に合っているなまえを考え、決めた。

 

 

「フタバ、フタバか。まぁ、ありがとう。僕はこれからフタバだ。所でイチゴ。」

 

「何?フタバ?」

 

 

なまえを貰ってもあまり嬉しそうにしない彼だが、なまえは認めて貰えた様だ。

 

そして、彼から何か言いたそうにしていた。

 

 

「いきなりなんだけど、僕と友達にならないか?」

 

 

そういえば、フタバとは友達じゃなかったんだと思い出した。

 

私としては断る理由は無かった。

 

 

「、、、、うん、いいよ!私とフタバはもう友達!よろしく!」

 

「あぁ、よろしくイチゴ。」

 

 

握手をすると、彼の何も感じられなかった表情に変化が現れた。

 

そう、彼は、、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに、笑ったのだ。

 

そして、何故だろう。彼の笑顔がそれから数日間頭から離れなくなった。

 

そして、思い出す度胸が温かく、幸せな気持ちになる様になった。

 

私はどうしたんだろう?

 

彼と共に過ごしている間に知れるといいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は、この気持ちのなまえをまだ知らない、、、、、、、、、、

 

 

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