キャロルの裏切りには否定的な意見が多いですね~。
ですが言いましょう!キャロルが死ぬことなどありませんし、そんなことすれば七海ちゃんはBADEND一直線ですしね!この小説も終わっちゃいますよ!
2次創作を書いてるほとんどの人が、自分の書きたいものを書いてるわけですし、私もそうなので、優しい目で見ていただけると幸いです(^_^;)
《???side》
そこは、何もない空間だった。
否、何もないわけではない。一寸先も見通せないほどの闇に、両手両足を縛る鎖から逃れようと、必死に暴れる姿があった。
「くそッ!くそッ!……はな、せッ!はぁ…はぁ…はぁ……」
「まったく…あきらめが悪いな」
「ッ!」
暗闇から現れた人物は、拘束されている姿と同じ姿をしていた。
違いがあるとすれば、現れた人物の目が燃えるような赤色なことか。
「……何故だ。なぜこんなことをする!?」
「何故…?おかしなことを言う。オレがお前の記憶を見たように、お前もオレの記憶を見たのだろう?」
「お前のやり方を、オレは認めない。きっと七海が……」
「夢を見るのはよせ。今のアイツらは、お前が裏切ったとみている。白黄七海も、そう思っているだろう」
「…………」
「フン……あとは貴様が、全てをオレに差し出せば完全に同調する。また来るぞ。今度はやつらの首でも持ってな」
そう言い残し、この世界から離脱する。
沈んでいた意識が浮上する。
「う、うん……」
「マスター、お目覚めの様ですね」
「アウラネルか」
キャロルが目を覚ますと、目の前にはアウラネルが傅いていた。
「首尾はどうでしたか?」
「頑固な奴だ。完全な同調は、まだ先になる。……だが、この状況で何も思わないはずがあるまい。時間の問題だろう」
「では、計画の方は……」
「滞りなく進める」
それだけ言うと、キャロルは座っていた椅子から立ち上がり、現在の隠れ家のとある部屋に向かう。
そこには様々な機材とカラフルな法螺貝が浮かんでいた。
「オレがこの世界に来れたのは僥倖だった。
《S.O.N.G.side》
S.O.N.G.の司令室では、今までにないほどの空気に包まれていた。
「……まずは、七海くんとクリスくんの容体についてだ。エルフナインくん」
「はい……ナナ姉えとクリスさんですが、命に別状はなく、錬金術も使用したことで回復に向かってます。翼さんと奏さんは軽傷なため、すぐに復帰できます。」
「良かった……」
エルフナインの報告に、響は安堵の声を漏らす。
「しかし、我々には大きな問題が残っている」
「キャロルの離反、ね」
「そうだ。そして彼女の強さは、お前たちの知る通りだ」
仮面ライダーサウザーとなったキャロルは、装者たちや仮面ライダーを相手取り、完膚なきまでに叩きのめしたのだ。
その強さは彼女たちの心の奥底に染みついている。
そして、今の自分たちに、彼女を倒すことは簡単ではないことも。
「もちろん、彼女たちは放っておくわけにはいかない。エルフナインくんとセレナくんから提案を受け、対抗策を用意してある。説明を頼む」
「はい。ボク達がキャロルへの対抗策として提案したのは、『
エルフナインがそう言うと、背後のモニターに「Project:DUAL」と映し出される。
「…プロジェクト……」
「デュアル、デスか?」
「現状、今の戦力ではキャロルに対抗することは出来ません」
「私たちのライダーシステムでも、先生を倒すことは難しいです。なので、シンフォギアならびにライダーシステムの強化が、この計画の内容です」
「強化って……どうするの?」
マリアの疑問に、エルフナインは1つのアタッシュケースを取り出して答える。
「それは……?」
「これが、皆さんの切り札です」
《七海side》
「ん、うう……」
眩しい。
私の意識が覚醒したのを感じる。
「ここは……」
「起きたのか…!?」
「クリス…?」
どうやら私はベッドに寝かされているらしく、隣のベッドにはクリスが寝ていた。
彼女の説明によると、どうやら私が気を失った後、皆に回収されて、重傷だったためになかなか目を覚まさなかったらしい。
クリスは私を気遣ってくれたのか、何で私が気を失ったのか離さなかった。
でも、私は憶えている。キャロルの裏切りを。
「(キャロル……私は諦めるつもりはない。でも、もし本当に全てが偽りのない、本当のことだというのなら、私は……自分の手で決着をつける)」
七海は心の片隅で、ひっそりとそう決めるのだった。
今日はちょっと少なかった……。
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キャラクター紹介
雪音クリス/イチイバル
イチイバルの装者。
主な過去は原作通り。国連の軍に救出された後、装者の適正があったが、彼女の歳や精神状態を考慮して、2課に預けられ、了子の屋敷に居候する。
その後宵姫黒夜と出会い、彼女から家事全般に関することを習う。そのおかげか、原作に比べ食べ方がきれいになっている。
黒夜と接している内に彼女に心を開き、響と未来のような関係でもある。
黒夜が死に際に渡した「イチイバルフルボトル」を、大事にしている。
装者たちの切り札、どっちが良い?(本編に関係はありません)
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