《三人称(セレナ)side》
《
「仮面ライダー迅……私の光は、尽きることのない無限の光です」
仮面ライダー迅 セインティングペガサス。ムゲンライズキーによって誕生したセレナの新たな姿。
その純白の輝きは見る者に威光を知らせ、何者にも恐れることのない王の姿である。
「アハッ……アハハハッ!いいよ、いいよ!それなら、私を楽しませてくれそうだねぇ!」
「………………………」
ネリはセレナの新たな姿を見ても恐れることなく、果敢に立ち向かう。
対するセレナは言葉を発することなく、ネリを見据える。
「ハアッ!……何!?グァ!」
ネリが振るったスチームブレードを、セレナは左腕の手甲で弾き、そのまま左手の裏拳を当てる。
たったそれだけで、ネリは大きく吹き飛ばされた。
「フッ!」
状況を重く見たモネも乱入し、セレナの背後からネビュラスチームガンを撃つ。
しかし、その銃弾はセレナを守るように現れた3本のソードクリスタによって防がれた。
「なんですって!」
「行きなさい」
今頃、撃たれたことに気が付いたかのように、ゆっくりと振り返ったセレナはスラッシュライザーを振るう。
王の命令に従い、3本のソードクリスタはモネへと突撃。
モネは撃ち落とそうとするも、放つ銃弾はすべて弾かれてしまい、モネはソードクリスタによって弾き飛ばされた。
「す、すごい……」
「マリア!」
「切歌、調、無事かしら?」
「…なんとか」
セレナの戦う様子を見ていたマリアの元に、切歌と調が合流する。
お互いの無事を喜ぶのも束の間、再び大量のトリロバイトマギアが到来した。
「またおかわりデスか……」
「上等ね。このままやられっぱなしは性に合わないわ」
「…うん。今度は私たちの番」
3人はお互い顔を見合わせ頷くと、右腕の「コネクティブユニット」のダイヤルを回し、中央のボタンを押す。
「「「デュアルシステム、コネクト!」」」
《デュアルリンク!ヘルメス》
《デュアルリンク!クルースニク》
《デュアルリンク!ツクヨミ》
3つの光がそれぞれを包み、3人のシンフォギアの姿が変わる。
マリアには、肩に翼のような装飾、マントを羽織り、一振りの長剣「ヘルメスの剣」を握っている。
切歌は、ギアが聖職者のような姿へと変わり、命を刈り取る鎌は2振りの十字槍に変化した。
調は、ウサギをモチーフにしたようなギアへと変化し、神秘的なオーラを纏った。
デュアルシステムを展開した3人は、マギアの放ったロケットランチャーによる爆発を突っ切り、それぞれの武器を手にマギアの集団に突撃する。
「調、私たちのコンビネーションを見せるデスよ!」
「…うん!」
調が光の刃を形成したヨーヨーを振り回し、前方のマギアを切り刻む。
それによって集団の中心に飛び込んだ切歌が、十字槍を投擲する。投擲された十字槍は、切歌の操作によって円状に回転する。
「数が多かろうと、このヘルメスなら!」
マリアは超高速で動き、トリロバイトマギアたちを次々と切り裂いていく。
マギアたちはその速さについて行くことができない。
「……まったく、本当に数が多いわね」
「だったら、
「…切ちゃん、いいアイディア」
背中合わせになった3人は、コネクティブユニットのダイヤルを切り替える。
《デュアルリンク!ツクヨミ》
《デュアルリンク!ヘルメス》
《デュアルリンク!クルースニク》
3人のギアの形状が、3人の間で入れ替わるように変化する。
これがデュアルシステムの特徴。同時展開するリンクギアを、装者間で交換することが可能なのだ。
「マイターンよ!」
マリアはツクヨミギアの予知能力でマギアの攻撃を全て回避し、生成した大量の短剣をブーメランのように回転させて飛ばす。
マギアたちは切り刻まれ、一斉に爆散した。
「なんとヘルメース!」
切歌はヘルメスギアの俊足を持って、マギアたちの上空に跳躍。
振りかぶった鎌のエネルギー体を生成、鎌を振り下ろして大量の鎌型エネルギー体を飛ばして、マギアたちを撃破した。
「切ちゃんとの絆で!」
調はヘッドギアから、丸鋸がクルースニクギアによって十字槍に変化した武装を取り出し、ヘッドギアから伸びるアームで薙ぎ払っていく。
さらに先端の刃部分を投擲し、遠くにいるマギアを細切れにした。
そして、セレナはネリとモネを相手に圧倒していた。
「アハハハッ!強い強い!」
「ウフフフ…。ここまでの強さ……まさか、バルベルデ共和国で私たちから奪った聖遺物を使って?……ネリ!」
ネリとモネは4つの巨大な歯車型のエネルギー体を生成し、セレナに向けて発射する。
対するセレナは、セインティングペガサスムゲンライズキーのホープスターターを押す。
《ブレイブ!》
4つの歯車がセレナをすりつぶそうと、4方向から迫る。
しかし命中する直前に、12本のソードクリスタが盾となりセレナを守る。
《セインティングクロニクル!》
「ハア!セヤアアアッ!」
ソードクリスタが歯車型エネルギー体を粉砕し、セレナはスラッシュライザーを振るう。
12本のソードクリスタが1つの回転刃として撃ちだされ、モネとネリを吹き飛ばした。
セ イ ン テ ィ ン グ
ク
ロ
二
ク
ル
「グウ……アアアア……」
「モネ!このぉお!」
2人は吹き飛ばされ、モネの方は変身が解除される。
それを見たネリは、怒りを露わにする。
しかし、セレナがもう1つのムゲンライズキーを取り出したのを見て、動きが止まる。
《クリア!》
《ムゲンライズ!》
《Kamen Rider......Kamen Rider......》
《スラッシュライズ!》
もう1つのムゲンライズキー「ピアッシングユニコーンムゲンライズキー」を、スラッシュライザーに装填しトリガーを引く。
今度はユニコーン型のファントムモデルが現れ、アーマーへと変わる。
セインティングペガサスよりもシャープな姿となり、ソードクリスタはマントではなく顔、両肩、両腕、両足に装飾として装着された。
《ピアッシングユニコーン!》
《A spear of light that penetrates everything!》
仮面ライダー迅 ピアッシングユニコーン。その一撃は全てを貫く。
「来なさい。バーチャライズブレード」
セレナが左手を掲げると、上空の空間が歪み、その中から大剣「バーチャライズブレード」が飛んでくる。
バーチャライズブレードを掴んだセレナは、スラッシュライザーを中央の「コネクトスロット」にセットし、バーチャライズブレードを起動させる。
「このぉ!」
「……ハッ!」
ネリは先ほどよりも巨大な歯車型のエネルギー体を投げつけるが、バーチャライズブレードの一閃により真っ二つになる。
さらにセレナはアタッシュカリバーを取り出し、プログライズキーを装填する「ライズスロット」に、バーチャライズブレードを接続させることで、薙刀のような見た目に変わる。
そして、持ち手の「トレーストリガー」を3回引き、必殺技を発動する。
「私は家族を守る。そのための力で……みんなと、生きて帰る!」
《アルティメットピアッシングランサー!》
「ハアアアアア!」
12本のソードクリスタが、バーチャライズブレードの先端でドリルの形に並び回転。セレナはネリに向かって突貫する。
「ネリ!」
「モネ!?」
「ハアアアアッ!!」
「ぐ、ウアアアアッ!」
ア ル テ ィ メ ッ ト
ピ
ア
ッ
シ
ン
グ ラ ン サ ー
しかし直前でモネがネリを突き飛ばす。
貫かれたモネは、セレナが風穴を開け爆発した。
「モネ……」
モネに庇われたネリはフラフラとした足取りで、撤退するのだった。
まさか前編後編に分けるほど、長くなるとは思ってなかった。
それとなんですが、今回出た新フォーム。一応名前を仮面ライダー迅 セインティングペガサスにしてるんですが、ランペイジバルカンのような名前の方が良いかな~とか思ってるんですけど、なかなかいいのが思いつかないんです。
何かいいのが思いついた人は、教えてください!
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キャラクター紹介
ネリ/バイカイザー&モネ/ヘルブロス
姉妹のアンドロイド。モネが姉でネリが妹。
アウラネルによって作られ、アウラネルをお姉さまと慕う。
ネリは快活で無邪気。モネは物静かだが残酷な一面を持つ。
2人を作ったのはアウラネルだが、マスターと認識しているのはキャロル。
無印編ではキャロルの裏切りを秘匿するために、マスターと言う存在を意図的に隠されていた。
しかし、彼女たちの遣うネビュラスチームガンを渡したのはキャロルなため、その事でよく記憶の祖語が生じ混乱することもある。
仮面ライダー迅 セインティングペガサス
概要
「セインティングペガサスムゲンライズキー」を使い変身する、仮面ライダー迅の強化形態。
ムゲンライズキーはプログライズキーとは別物の為、変身の際に出てくるのは「ライダモデル」ではなく、「ファントムモデル」である。
変身プロセス時には、スラッシュライザーを掲げることで周囲に12本の「ソードクリスタ」が出現。スラッシュライザーとソードクリスタから光の柱が立ち上り、それによってペガサス型の「ファントムモデル」が現れる。
他ムゲンライズキーを使用する場合は、必ずセインティングペガサスの姿がベースとなるため、バーニングファルコン時でも強制的にセインティングペガサスになる。
また、変身時はフルライズアニマルのライトペガサスが変形、スラッシュライザーの先端に合体する。
変身後の英文の意訳は「闇を払う剣は王の証」
容姿
バーニングファルコンとほとんど変わりはないが、大部分が白くなっている。
胸部のアーマーは、バーニングファルコンだと肩部から胸部にかけて、翼で包んでいるような形状だが、セインティングペガサスは胸部中央の「エレニウムオービット」を中心に、逆に翼を開いたようなフォルムになっている。
背部には「ソードクリスタ」が融合してできたマントを羽織る。
スペック
ランペイジバルカン並のスペックを誇り、オールマイティな戦闘力を持つ。
他のムゲンライズキーを使うことで、様々な強さを発揮する。
また、胸部のエレニウムオービットで光学戦闘補助システム「ソードクリスタ」を操作することが可能。全部で12本存在し並外れた硬度を持つ。並の相手ならソードクリスタのみで撃破可能。
また、ファントムモデルを呼び出すための転移の媒介にもなっている。
飛行能力も健在で、飛行時にはエネルギーで生成した翼を広げる。
武器
・バーチャライズブレード
セインティングペガサスムゲンライズキー作成と同時に作られた大剣。
ライトペガサス装着のスラッシュライザーを、中央の「コネクトスロット」にセットすることで起動する。
モードは3種類あり基本のブレードモード、アタッシュカリバーと合体するナギナタモード、持ち手を変形させるランチャーモードがある。
バーチャライズブレードのモードと、手持ち部分の「トレーストリガー」を押す回数によって、放つ必殺技が変わる。
また、刀身に付いているスキャンエリアで、プログライズキーやムゲンライズキーをスキャンすることで対応した分身を召喚可能。
モデルは仮面ライダーカブトの「パーフェクトゼクター」
必殺技
・セインティングクロニクル
スラッシュライザーをバックル非装填時に発動。
ソードクリスタで敵を斬りつけた後、スラッシュライザーの一撃で止めを刺す。
応用版として、12本のソードクリスタを1つの回転刃として放つ方法もある。
・セインティングクロニクルフィニッシュ
スラッシュライザーをバックル装填時に発動。
ソードクリスタの突撃と同時に、自身もキックを放つ。
バーチャライズブレード
(※必殺技名はソードモード時→カリバー。ナギナタモード時→ランサー。ランチャーモード時→ブラスター)
・バーチャライズカリバー/ランサー/ブラスター
トレーストリガーを一回押して発動する。
高エネルギーを刀身に纏わせ、各モードごとの攻撃方法で攻撃する。
・プログライズカリバー/ランサー/ブラスター
「プログラムスロット」にプログライズキーを装填後、トレーストリガーを一回押して発動する。
装填したプログライズキーの能力を使って攻撃する。
・ファイナル〇〇〇カリバー/ランサー/ブラスター
プログラムスロットにムゲンライズキーを装填し、トレーストリガーを2回押して発動する。
ムゲンライズキーを装填しない場合は、セットしているスラッシュライザーに装填されているムゲンライズキーが使用される。
○○○の部分に使用したムゲンライズキーの名の前半部分が記載される。
・アルティメット○○○カリバー/ランサー/ブラスター
発動方法等は、上記の「ファイナル○○○カリバー/ランサー/ブラスター」と同様。ただ、トレーストリガーを3回押す必要がある。
ソードクリスタを使用した必殺技を放つ。
・トレーシングカーニバル
バーチャライズブレードのスキャンエリアに、プログライズキーかムゲンライズキーをスキャン後、トレーストリガーを1回押すことで発動。
プログライズキーの場合は、仮面ライダー迅 バーニングファルコンの分身を投影。アタッシュウェポンを使って、スキャンしたプログライズキーを使った必殺技を行う。
ムゲンライズキーの場合は、スキャンしたムゲンライズキーを使って変身した仮面ライダー迅が投影され、共に戦ってくれる。
セインティングペガサスムゲンライズキー
バーニングファルコン同様変身用のムゲンライズキー。
ペガサスをモチーフにしており、他ムゲンライズキーの原点でもある。
元は単にバーニングファルコンの強化のために開発されていたが、開発段階の最中、バルベルデにおいて聖剣「エクスカリバー」の欠片が奪取されたため、急遽この欠片が組み込まれた。これによって、出力を引き出すことに成功し、変身用ムゲンライズキーとなった。
ピアッシングユニコーンムゲンライズキー
ユニコーンをモチーフにしたムゲンライズキー。
使用すると、セインティングペガサスムゲンライズキーと比べてシャープな姿で、頭部にはユニコーンらしく、角の装飾が付いている。
必殺技
・ピアッシングクロニクル
スラッシュライザーをバックルに非装着時に発動。
ユニコーンの角を模したエネルギー体を飛ばし、相手を串刺しにする。
・ピアッシングクロニクルフィニッシュ
スラッシュライザーをバックル装着時に発動。
ドリルのように回転しながらキックを放つ。
仮面ライダー迅の新フォームの感想
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カッコいい!
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微妙