異世界転生したらTSさせられて結婚してました!?は?まじ???   作:すやき

1 / 12
皆さんの素敵なTSに触発されて書きました……
行き当たりばったりだけど頑張って書くぞい!

正真正銘初投稿


俺ぇ!?

 

───地球系植民地348番惑星ドーム

ここは主に地球系人型種族が植民地として開発した星。都市部は人口密度も高く、雑多な種族が押し込めれるように暮らしているが、ひとたび都市部郊外に出れば森や農地が広がる、どこかちぐはぐな印象を受ける土地だ。それは、この星を地球系移民達が開発したせいだ。周辺惑星との距離が平均的であり、交通の要として開発された星だったが、豊かな自然も存在し、農耕地としても大変優秀だったために、交易に必要な土地を開発してあとはそのままのうちにしたのが、この星の歪さの理由だ。そんな星でいまある一組の男女が、役所である書類を受け取っていた。

それは生殖パートナー契約合意書、通称セフレ契約書だった。

 

はぁ………。

俺は1枚の薄っぺらい紙を持ったまま、ため息をつく。必要な欄に個別生体ナンバーを書き込みながら、呆れるほど読み返した注意書きを見る。生殖パートナー契約合意書。それは地球系人類種に定められた法によって、必ず決められた相手と交さなければならない契約だ。この契約は至って簡単で、種付けする側と産む側を決めてどのくらいの数子供を産みますよと決める書類なのだ。地球系列の生まれは絶対に守らなければならない法の1つであり、これは種の保全としても破ってはいけないものとされている。そんな契約を、俺は産む側として全く知らない奴と結んでしまった。男なのに。

いや、これには訳があるんだ。ただの愚痴になってしまうが聞いてくれないか?

 

時は数百年くらいまで遡る。俺たちの祖先の人類が宇宙に進出し、他の星に存在する文明と交流を持つようになってからのことだ。異星文明との交流は地球に大きな利をもたらし、地球はさらに発展していった。それ事態は喜ぶことなのだが、如何せん問題の方も出てきてしまった。

敵対勢力の出現だ。人間を下等生物と見下し奴隷として攫っていく種族、捕食対象としてもそもそこちらを認識しない宇宙生物などが大挙して地球に攻めてきたんだ。でも地球もやられっぱなしなわけなくて、交友のあった異星文明の力を借りて撃退したり、逆に攻めてきた星を征服したりして植民地を増やし、今では和平交渉によって多くの星とは停戦中だ。

ま、あくまで停戦なので、地球連合軍はバリバリ現役で活動してる。

つかの間の平和を得られた地球が次に何をするかってーと、異星人の受け入れだな。初めての接触から友好的だった星の民から始まり、他の星の技術を吸収するべくどんどん移民なんかを受け入れていった地球は、あっという間にそこら中に異星人が歩いてるようになった。

そんなこんなで、異星人との混血なんかも生まれて宇宙社会に溶け込んだんだが……

またまた問題は山積みになって襲ってきた。今度は種の存続としての問題だった。

最悪なことに、人間てやつは宇宙生物からしたら遺伝されにくいタイプの遺伝子もちだったらしく、気付いた時にはそこら中に混血はいるが人間らしい見た目のやつは、親がもともと人間に近い姿の奴らしかいなかった。

まだ純人間が結構いた頃だったから良かったものの、人間の大半が混血になってしまいました、後の祭りですとかだったらゾッとするよ。

それで肝心なのはこっからなんだが、当時の地球連合政府はある法を打ち立てた。

それが人類種存続のための生殖パートナー契約だ。

あけすけに言うと、男女が政府の命令で子作りしろってこと。当時は相当な批判も出たらしいが、自分たちの血が混ざり物になるのを拒否した層も一定数いて、今現在も少しづつ形を変えながらも、この法は続いてしまっている。

俺も純人類種の生まれだからこの法は絶対だ。混血だったらもうちょい緩いんだが、それはそれ父ちゃんと母ちゃんを恨む気はない。夫婦仲良いし、見てて守ってやるって思えるいい両親なんだよな。

転生した当時の俺はこの法を聞いてどう思ったかだって?ガッツポーズしたに決まってんだろ。男に生まれりゃ将来は強制的に童貞卒業決定だぞ。前世童貞舐めんじゃねえ。それにもしお嫁さんが来ても絶対優しくしようと思って、俺の頭が悪かったら可哀想だと思って勉強頑張ったし、いいとこに就職して安定した給料もある。

さてこれで嫁を迎える準備は出来たぞって時に政府からきた任命書には─―君のパートナーを決めたよ!男だから性転換して嫁になってね!知ってると思うけど拒否権はないよ!君成績いいみたいだからとってもいい人をあてがってあげたから子供いーっぱい作ってね^^─だ。

もうそれを理解した瞬間叫んだわ。心配した親が慌てて飛び込んでくるレベルで叫んだ。こんなのってないよ、ひどい。

一応続きには相手の簡易的なプロフィールが乗ってたけど、めちゃめちゃ有名なやつでさらにビビった。地球連合軍の中で異例の速さで出世してる英雄とも言うべき男が俺の相手だった。しかもイケメン。生まれ変わってもフツメンの俺では到底かないっこないやつが相手で、俺のプライドはボロボロ。しかも性転換するための施術日が割と近くて心の準備も出来そうになくてグロッキーだよ………

それにこれはあとから聞いた話なんだが、最近は敵生命体や異星人によって純人類種が攫われるとこがあって、女性が足りなくなりそうだから男を性転換させる事例があるそうで、俺はそれに適用されてしまっだとの事だった。

許すまじ異星生物……

これは旦那に仇をとってもらわねばな!!(ヤケクソ)

 

こうして俺は性転換して3日後、初対面の旦那様(白目)と一緒に契約書を提出したあと子作り♡の為に立てられた政府の施設で、一週間共に過ごすことになってしまったのでした。

いったいどうなるのおれぇ……

 

 

 




主人公
まだ名前が無い
この度男に転生できたのに生まれのせいでTSしちゃった哀れな子
勉強はできるけど地頭がアホ
未来の旦那がイケメンで悔しい

未来の旦那
姿すらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。