異世界転生したらTSさせられて結婚してました!?は?まじ??? 作:すやき
大変遅くなって済まない。
他の短編に浮気したりFGOしたりしてたんだ。
ぜってー北斎じゃよは取りたい!
いつにも増して短いけど許して……
起承転結で言うなら転だから!これから話進むから!
「はぁ、ご馳走様でした。美味しかったです」
言葉数は少ないけれど暖かい雰囲気でした食事に久しぶりに胸がほっこりした。
ここ2、3日は緊張と恐怖で頭がおかしくなりそうだったから、このゆるい感じは悪くないと思う。むしろ天国みたいに心地いいや。
相変わらず仏頂面で隣を占拠するアーベントにも何となく慣れてきて、気が強くなったのだろう。俺は珍しく、食休み中のアーベントに積極的に話しかけるという行動力を見せた。
「いっぱい食べましたね。アーベントさんはどの料理がお好きでしたか?」
山のように積まれた皿を見ながらアーベントに聞く。俺の視線を追うように皿の山を見たアーベントは顎に手を当てて少し考えるとぽつりと口を開いた。
「あの……黄色くてツルリとした甘いの、だな」
「黄色くて甘い……もしかしてプリンですか?プリンお好きなんて意外でした」
「そうか」
「はい。あっ、私はお肉が好きです」
「肉?」
「はい!」
そうか、アーベントはプリンが好きなのか。心のメモに1つ書き残す。
ふんふんうなずいているとアーベントも俺の好物を聞いてきた。
俺は肉ならなんでも好きだ。コトコト煮込んで口の中に入れた瞬間崩れるトロットロの肉から強火で豪快に焼き上げたステーキまでなんでも好きだ。おっと危ない涎が。
緩みそうになった口元をきゅっと締める。
この体になってあんまり食べられなくなった結果、好物を思い出すだけでヨダレが溢れそうになる。好きな物は声高に主張しろ。そうすれば思わぬ事態になったときに情報を回してもらえる率が高くなるぞ。
例えばどこそこで食い放題バイキングがやってるとかをな。
ま、俺は友達なんていなかったから1人で調べたけどな!あはは……泣いてないぞ。これは汗だ。
「いっぱい食べましたね。食後の紅茶でもどうでしょうか?」
「ここの料理人は紅茶を入れるのも上手いんだ」
フィーとリフの2人は、俺たちが一段落着いたところであらかじめ頼んでおいたのだろう紅茶をごく自然に出してくる。あまりにスマートに一連の流れをしてくるものだからちょっと引いた。これがコミュ強の実力なのかな??
無理だわこれ、勝てないわ。
「わぁ!いい匂いですね」
先程まであった料理の名残を一掃するかのようで、紅茶の香りがふわりと広がり爽やかな心地にさせる。
少し熱いそれをふーっと息をふきかけてさます。カップに口をつけて少しだけ口に含む。やっぱりまだ熱いけれど、それ以上に今まで飲んだ紅茶のどれよりも美味しいそれに間を見開く。人が手ずから入れた紅茶に高々数百円のティーパックが勝てるわけがなかった。
カップ越しの熱を感じながらほぅ、と恍惚の息を吐いた。
「美味しい……」
お腹がじんわりと暖かくなって、先程よりリラックスしているのが分かる。すごい。
「こんなに良くしてもらって…ありがとうございます」
自然と、感謝の言葉が出ていた。なんというか、心がすっごく清らかになった気分だ。
「ふふ、ありがとう。でも、まったく善意でと言う訳では無いんです。じつはリフがあなたのパートナーであるアーベントさんを気にしていたの」
「…俺は軍に所属しているんだが、そこで貴方の噂は聞いていた。ぜひこの後手合わせしてくれないか」
リフからの申し出にアーベントは横目に俺の方を見る。1つ頷いてやる。
「…ああ、いいだろう」
「ありがとう!」
「それじゃあ、レクリエーションルームに移動しましょうか。よかったら、私もお話してくれませんか?」
フィーがこて、と首を傾げて俺を誘ってくる。その仕草は美少女でなきゃ許されないぞ!まじやばすぎて吐きそう。(それはただの食べすぎだ)
はぃ、と消えそうな声で返事した俺は無事フィーの太陽のような笑顔に焼かれてしまった。
カチコチになりながら移動したからフィーに変に思われたらどうしよ。あっ、今から泣きそう……。
短時間で絆されすぎだと思うが仕方ない。超絶美少女が俺に無邪気に笑いかけてくる光景が目の前にあったとしてどうする?
どう考えたって負けイベントでしょ、そんなの!
と、まぁとりあえず俺たちはその後4人でレクリエーションルームに行ったんだ。
それからのことは酷く曖昧な記憶しかない。
美少女が目の前にいてニコニコしてるしアーベントとリフは何やら超人的な動きでよく見えない。時折ドンだかバンだかの鈍い音がする。だから撃ち合ってはいるんだろうけど俺にはさっぱりだ。
今はただフィーの前で溶けそうになる表情筋をフル稼働させて平静を保つので精一杯だ。
だから頼む、なにかやらかさないでくれよ旦那たちよ。
主人公
いっぱい食べる君が好きな感じで食事中は3人に暖かく見守られている。
いっそどこまで名無しで行けるか試したくなってきた
アーベント
1話でチョロっと説明されてるが軍で若手ながら実力者として知られるとりあえずチートバグ野郎
その実力は今後発揮される
プリンを知らない程度には世間知らず
フィー
天使のごとき美少女フェイスで速攻主人公を陥落させた恐ろしい子
リフのことはそれなりに大事なのでちょっと強引に主人公たちを誘った
ら、のこのこついてきた主人公が心配
天然お嬢様
リフ
チートバグ野郎と対等にやりあえる時点でこいつもバグ野郎なのは確定的に明らか
バグ野郎より幾分か年上
軍ではアーベントとは別部隊所属の同じ基地にいた