幻想郷エイリアン   作:螢雪

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今回は人里で暴れます。


その1.3「ジャンプは幻想郷で売っていないから気をつけろ」

侍の国。僕たちの国がそう呼ばれていたのは、今は昔の話。

 

20年前、突如宇宙から舞い降りた天人の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途を辿っていた。

 

そんな時代に、侍魂をもった男が一人、その名は…、

 

「るっせぇんだよおおお!!」

「うごおおおおっ!!」

 

台本を読んでいた新八に向かい、銀時の腕で踏み切った神楽が突っ込んできた。堪らず崩れ落ちる新八に、銀時が追い討ちをかける。

 

「この前も言ったよ、いちいちオープニング前にそんなナレーションしなくったってな、視聴者はわかりきってることなんだよ。それどころかこれは素人が作った二次創作、原作を理解してるやつしか興味持って読みに来ないだろうが!ていうか天人設定なんて気がついたら敵のモブでしか出てこないし?序盤は動物キャラがどこにでもうじゃうじゃいたけど、今となっては日常風景には人間しかいないし?」

「やめろ!それ以上言うな!」

 

身も蓋も無いことをベラベラと喋る銀時に新八が起き上がりながら突っ込んだ。

 

「別に手抜きじゃないよ?これは別にドラ◯ンボールをリスペクトしてるだけだし?鳥◯明さんと張り合ってるわけじゃないし?」

「そんなことで張り合うんじゃねぇよ!」

「大体、この手抜きにも気がつかない読者と視聴者が悪いネ。どうせみんなこの漫画とアニメをふわ〜っとした気分で見てるだけネ」

「手抜きって言ったよ!はっきりと言ったよ!つーか二次創作者が失礼なこと言うな!」

「まぁそもそもジャンプらしからぬ、冒険要素が1つもない作品だからな。それくらいは覚悟しねぇと」

「お前ら知らねぇと思うけど、最近の銀魂無茶苦茶戦ってるからな!無茶苦茶カッコいいからな!完結までしっかりとカッコよかったらしいからな!(未読)」

「マジでか!?遂に完結しやがったか!やっとあのゴリラは最後まで仕事したか…」

「最後まで仕事しないと思ってたのかよ!」

ギャーギャーと騒ぎ立てる新八を無視し、銀時はカメラ目線でこう告げた。

「はい、じゃあ原作も無事に完ケツしたところで、下手くそ二次創作第3話、行ってみよう〜」

「下手くそで悪かったな!あと下ネタ挟まないでちゃんと感じに変換しろ!」

「お前も変換ミスってるアル」

 

 

 

 

 

人里。それは妖怪が住む幻想郷にて人間にとっての唯一の安置と言えるだろう。

 

寺子屋の教師や薬屋の玉兎など例外はあるが、基本的に捕食の為に妖怪が人里に入ることは禁止されている。この罰則を侵すと、もれなく博麗の巫女が贈呈される(悪い意味で)。

 

しかしそんな人里内でも、今は騒然としている。指名手配とされている人物が少なくとも2人現れ、取り逃がして現在捜索中だからだ。人里内はピリピリとした雰囲気を漂わせており、武器を持ち歩く人も少なくない。

 

しかしそんなことはつゆ知らず、決死の思いで地獄の館・紅魔館から逃げ出した万事屋一行は、物陰に隠れてヒソヒソと話し合っていた。

 

「なあ、これってもう効果時間切れてるかな」

「さぁ、でももう大丈夫とは思いますがね」

「でも私は銀ちゃんや新八がずっと見えてたヨ?」

「それは多分、パチュリーさんが仲間同士なら見えるようにしてくれてるからだと思うよ」

 

そう、何を血迷ったか、紅魔館の住民の1人のパチュリー・ノーレッジは絶体絶命の万事屋に対し、一時間外部から気配も姿も見えなくなる魔法をかけ、万事屋の脱出を手助けしたのだ。

 

「言われるがままに指名手配されてるあなたたちを殺して、言われるがままに報酬を受け取る。…聞こえのいいサービスに感じるけど、私は踊らされてるようなら気がするのよ」

 

パチュリーはそう言っていた。そして万事屋達は信じられないことに紅魔館から逃げ出すことが出来た。

 

「割と幻想郷って優しいネ」

「甘いな神楽、あれはただの餌付けだ。ホームレスにお金を与えて、しばらく経ってからそれを盾にして奴隷扱いする手口と一緒だ」

「そんな手口聞いたことないです」

「とにかく効果が切れたのかわからねぇことにはどうしようもねぇな」

 

そう言いながら、家の裏を歩き続ける万事屋メンバー。当てもなく目の前の隙間を通り抜け続けていたが、

 

「ああああっ!!」

「うわっびっくりした!な、何ですか急に大声出して」

 

突然声を張り上げた銀時に新八が驚き、即座に何かあったのかと不安になる。

 

「あれだよ、あれ」

 

銀時が指差す先には、一軒家とは違う、少し大きめの建物があった。でかでかと「鈴奈庵」と書かれており、客はいなさそうな様子である。

 

「あれは…鈴奈庵ですね、貸本屋です。幻想郷外部から流れ着いたものをほとんど取り扱ってるらしいですよ…、って、それがどうしたんですか」

 

パンフレットを見ながら新八が説明する。特に心配する要素は無いように見えるが、

 

「思い出しちまったんだよ…」

 

銀時は身体を震わせ、まるでこの世の終わりみたいな声で続けた。

 

「明日、週刊少年ジャンプの発売日じゃねぇか…」

「どぉでもいいだろそれはよぉ!」

 

すかさず新八が突っ込むも、銀時は必死の形相で新八の肩を掴む。

 

「何言ってんだお前!これから三日間逃げ続けなきゃいけないなら、ジャンプを買えるのは最悪の場合、発売日の2日後だ!もしその間に全蔵が全部買い占めちゃったらどうするよ!」

「全蔵さんは別に全部買い占めねぇよ!一冊で充分だよ!」

「待てよ、確かあそこにも外来本が混じるって話だよな。じゃあもしかしたらあるかもしれねぇ!」

「おい待て!何で幻想郷でわざわざジャンプ買わなきゃいけないんだよ!つーかあんた今指名手配中!自分の立場を考えろ!」

 

新八の怒涛の突っ込みを交わしつつ、銀時は強引に突破し、鈴奈庵に突っ込んだ。

 

「すいまっせーーーーん!」

「Z Z Z…っファッ!?い、いらっしゃいませでございます!?」

 

銀時の唐突の入店&挨拶に、どうやら居眠りをしていたらしい少女、本居小鈴が目を覚ました。

 

「何かお買い求めですか…、ってあれ、この顔どっかで見たような…」

 

新八と神楽が追いつくものの既に遅く、小鈴は眼鏡をかけて銀時を見つめていた。そしてハッと気づく。

 

(ああ、しまった。人里内からも逃げなきゃいけないのか…)

 

新八がそう覚悟するも、

 

「あっ!この前三百円貸した人ですね!」

「はぁ!?」

 

全く違う方面に話が行き、新八は思わず突っ込んだ。

 

「忘れちゃいませんよ。確か妖魔本を買おうとしてお金がちょっと足りなかった人」

「妖魔本って言った今!?ちょ、何てえげつないの取り扱ってんのこの店!?」

 

実は鈴奈庵は妖魔本も取り扱っており、博麗の巫女の監視対象であったりする。だから一部の妖怪に人気だったり、人間からは不人気だったり。

 

とにもかくにも、この小鈴は指名手配のことを忘れてしまっている様子である。それに対し銀時は、

 

「いや、違うね。俺その人じゃねぇわ」

「ちょ、銀さん、話を合わせてた方が逃げやすいんじゃ」

 

銀時は小鈴の言葉を否定し、右手を手の平を上にして差し出した。

 

「お前に三百円貸した者です」

「さりげなく三百円得しようとすんなあああ!!」

「あれ?そうでしたっけ?うーん、あ、でも何か別のことを思い出しそうな気が…」

 

一瞬だけ悩ましげな表情をする小鈴。しかしすぐにケロッとし、

 

「まぁいいや。で、何かお買い求めですか?」

「自分が損するってわかったら一瞬で手のひら返しやがりましたよこの人!」

 

どうやらこの小鈴という少女、物事をうやむやに済ませてしまうらしい。しかし万事屋一行にとってはありがたかったりする。

 

「そんじゃまぁとりあえず、ジャンプって置いてない?」

「結局買うんですか。つーか明日発売なら置いてるはずないでしょう」

「ジャンプ…、あー新しいのありますよ」

「マジで!?」

 

まさかの幻想郷もジャンプを取り扱っている衝撃の事実に、新八が目を剥いて驚く。その横で銀時が勝ち誇った表情で見下ろす。

 

「ほーら、言ったじゃねぇか。ジャンプ愛は時と世界をも飛び越えるんだよ」

「んなこと一言も聞いてねぇよ」

「ありましたー」

 

奥からトテトテと小鈴が駆け足でやってくる。その手には分厚い雑誌があった。

 

「こちらですねー、えーと、

 

 

 

年刊hell to ジャンプになります」

「何それええ!?」

 

 

 

訳のわからない、禍々しい何かを発する雑誌の登場に、新八が思わず叫び散らした。

 

「何で地獄にジャンプしなきゃいけねぇんだよ!つーかhell to jumpって語法間違ってるよ!ここの作者今は高校生だろーが!勉強しろ!」

「この本は特注の妖魔本で、ページをめくるたびに次から次へと、あなたの脳内に一年間溜め続けていた妖力が流れ込んできます」

「マジもんのヤベーやつじゃねぇか!年刊ってあれか!一年の集大成ってかやかましいわ!」

 

とんだ恐ろしいものを取り扱っている鈴奈庵。もしかしたら相当やばいところかもしれない。

 

「あー、それじゃない。週刊少年ジャンプだよ、週刊少年ジャンプ」

「少年…?ああ、少年向けのジャンプ雑誌ですね。なんだぁ早く言ってくださいよ。それだったらここに」

 

近くの本棚からまた別の分厚い雑誌を取り出し、小鈴はそれを差し出した。

 

 

 

「日刊デリヘルジャンプです」

「成人向けじゃねぇかああああああ!!」

 

 

 

別の意味でヤバい雑誌の登場に、新八は再び腹の底から声を出した。

 

「何でデリヘルを特集してんの!ジャンプしてどこに乗るつもりじゃあああ!!」

「この本も特注の妖魔本で、ページをめくるたびに次から次へと、あなたの脳内に丸一日で撮った、世の男の夢が流れ込んできます」

「それもうただのエロ本じゃねぇか!毎日デリヘルの写真を撮ってんじゃねぇ!」

 

ある意味恐ろしいものまで取り扱っている鈴奈庵、もしかしなくとも相当やばいところである。いろんな意味で。

 

「違う違う。ああもうねぇのかもな。だったら仕方ねぇからこれくれ」

「買うんじゃねぇよ!」

 

さりげなく日刊デリヘルジャンプを買おうとした銀時を全力で止める新八。と、その時。

 

「ちょっと貴方達何をしているの!?」

 

入り口からの叫び声に、4人とも振り返る。そこには、

 

「…あっ!こいつら、指名手配中の奴らじゃない!ちょっと小鈴離れて!」

「げっ」

 

バレてしまった、と新八は肩を落とす。ついでに図鑑にも視線を落とすと、

 

「稗田阿求、さん?」

「勝手に私の名前を呼ばないでくれる」

「辛辣!?」

 

阿求は駆け寄ってきた小鈴をひしと抱きしめて、銀時たちに指をさして宣言した。

 

「これ以上小鈴に近づいてみなさい!容赦しないからね!小鈴は私のものなんだから!」

「おっと、百合の匂いがするぞ」

 

銀時が鼻で笑って茶化すが、阿求は百合の意味をよく知らなかったようだった。

 

「よくわかったわね!『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』の異名を持つ私に逆らうと痛い目に合うわよ!」

「おいおいおいさりげなくアピってきたな」

「あきゅん、それ聞いたことないけど…」

 

銀時が呆れ顔で眺め、小鈴は困惑した顔で聞く。その光景に新八は苦笑いをしていた。

 

「何ネその名前、どうってことないアル。私なんかこの前銀ちゃんに『立てばヤ◯チャ、座ればナ◯パ、歩く姿は魔◯ブウ』って褒められたヨ」

「神楽ちゃん、多分それ褒められてないと思うよ」

 

ドヤ顔をかます神楽に、新八はすかさず突っ込む。

 

「何がすごいのかわからないわ…って、あっ!?」

 

呆れていた阿求は突然、銀時が手に持ったものを見て、目を剥いた。

 

「それはこの前家から出てきたから売った『日刊デリヘルジャンプ』!?」

「お前の家にあったんかい!」

「わ、私が持ってた訳じゃないのよ!これは多分男だった阿未の代に…、あれ、一個後だっけ…。と、とにかく私じゃなくて、あっでも生まれ変わりなのだったら、私が持ってたって言っても間違ってはない!?じゃあそれは私のものなの!?」

「一人で勝手に混乱してる!?」

 

阿求は人里内の名家「稗田家」の当主であり、なおかつ9代目の「御阿礼の子」である。「御阿礼の子」とは、幻想郷の妖怪についての書物「幻想郷縁起」の執筆の為に、千年以上前から転生し続けている人物のことだ。その転生した人物にとって、それまでの過去の「御阿礼の子」は先祖であり、前世でもあり、その人物そのものでもある。

 

…という図鑑の記述を見て、銀時がふーんと呟く。

 

「これまた面白い仕組みだな。幻想郷について書き残すために転生するとは」

「お前にとかく言われる筋合いはない」

 

阿求はあくまでも指名手配犯とは取り合わない態度らしい。が、銀時の前では無意味である。

 

「何でそんな突き放すこと言うんだよ、このデリヘル好きが」

「私じゃないって言ってんでしょ!」

「ああデリヘル側か」

「何でそう解釈するのよ!」

「いやぁ、九代まで続く独特なプレイを楽しんでみたいものだね。はっはっは」

「銀さん!焚きつけすぎですよ!」

 

銀時の暴走に新八が介入するも、既に遅かった。

 

「…いいわよ別に、デリヘルだって何だって。ただしデリヘルの正しい読み方を教えてあげるわ」

 

戸惑う万事屋一行に阿求は目を見開いて続けた。その手には何故か箒が握られている。

 

「delivery hell、略してデリヘルよ!くらいなさい、エターナルドラゴン突き!」

「おわっ!!」

 

箒の柄を新八に向けて阿求は突っ込む。堪らず悲鳴をあげて新八が避けると、阿求は本棚に思いっきりぶつかった。その衝撃で大量の書物が床に散らばった。

 

「どっかで聞いたことのあるネタで、厨二くさい名前を叫びながら、危ないことしないでください!エターナルでもドラゴンでもねぇよ!」

 

 

エターナル(eternal)

意味:永遠の、不変の

 

 

「新八そこまでだ、逃げるぞ」

 

突っ込み続ける新八の襟首を銀時がひょいと持ち上げ、鈴奈庵から脱出する。

 

「くっそぉ、結局追われる羽目になるのか」

「ほぼほぼあんたのせいな気がしますけどね」

「いいや、あきゅんが来るから多分変わらないネ、原因はこいつだヨ」

 

珍しく銀時と新八の言い合いを取り成した神楽だったが、

 

「…神楽ちゃん、その手に持ってるのは何?」

「日刊デリヘルジャンプネ」

「結局買ってんのおおおお!?」

「馬鹿ネ、そんな金どこにある」

「万引きいいいい!?」

「おいおいおい、それ持ってる限り、俺たちは殺戮の限りを尽くしたアイツに…」

 

銀時が言い終わらないうちに、後ろから雄叫びのような声が上がった。

 

「ぜってぇ許さねぇ…お前らは私を怒らせた…!」

「もはや別キャラになってるんですが!?」

 

鬼のような覇気を放つ阿求を見て、新八が絶叫した。

 

「我がインターナルドラゴンは不滅…、その手から逃れられる者はいない…」

「名前変わってんじゃねぇか!あともうドラゴン死んでるから!インターナルの魂がエクスターナルになってるから!」

 

 

インターナル(internal)

意味:内部の、内の

 

エクスターナル(external)

意味:外部の、外の

 

 

柄の折れた箒で突っ込んでくる阿求に、万事屋一行は全速力で逃げ回る。そうしているうちに周りが騒がしくなった。

 

「ねぇ、あれってもしかして…」

「あっ、例の指名手配じゃないか!?」

「まさか他にもここに来るなんて…」

 

ざわざわとする人里の人間を見て、新八は顔を青ざめる。

 

「まずいですよ銀さん!もう人里から離れないと!」

「んなこたぁわかってるよ!だがいつまでたっても出口に着かねぇんだよ!」

 

いつの間にか、万事屋一行は人里の中心近くまで来てしまっていたらしい。噂は直ぐに広まり、真選組の騒動もあったからか、人里の人間の行動も早かった。

 

「オラァ!止まれぇ!」

「ヤベッ!」

 

前方の遠くから、鍬や鉈と言った武器を持った人里の人間が近づいているのが見え、銀時はすぐに見えた十字路を左に曲がる。…と、

 

「ぐはっ!?」

 

曲がった先で誰かとぶつかってしまい、尻餅をつく。

 

「銀さん大丈夫ですか!?」

「痛て、す、すまねぇ急用でな、ジャンプ買わなきゃいけねぇんだ、だから見逃してくれ」

「言い訳下手くそか!」

 

ボケをかます銀時を、ぶつかった人物が宥める。

 

「まぁまぁこっちも前方不注意だったんで…、ってあれ、万事屋の旦那じゃねぇですか」

「は…?って、お前!」

 

銀時が目を見張る。そこに立っていたのは、真選組である沖田と、

 

 

鎖で首を繋がれている、青の長髪で、帽子を被った少女だった。

 

 

「何やってんのおおおおおお!?」

 

…新八の叫び声は、割と遠くまで響き渡っていたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(子供の声で)3年Z組銀八先生ー!(ロングバージョン)

 

銀時「はーい、またゲンソー共和国から交換留学生が来たから、みんな挨拶するようにー」

 

数人の少女が入ってくる。

 

レミリア「レミリア・スカーレットよ」

 

パチュリー「パチュリー・ノーレッヂです」

 

咲夜「十六夜咲夜です」

 

小鈴「本居小鈴です」

 

阿求「稗田阿求です」

 

銀時「前回の分を足したら、思いの外ちょうどいい人数になったな。これからも一回飛ばしでいくか、楽だし」

 

神楽「せんせー」

 

銀時「何だー」

 

神楽「前回来た女どものせいで、私の『留学生補正』が効かなくなって、人気がガタ落ちです、どう落とし前つけてくれるんですかー」

 

銀時「年中酢昆布齧ってる奴は人気もクソもないから心配するなー」

 

美鈴「あ、お嬢様やっと来たんですか」

 

沖田「へぇー、お前あの幼女の下で働いてるのか、って、話しかける相手間違えた。美鈴はこんな瓶底メガネのクソガキじゃねぇや」

 

神楽「何だとゴルァ!首180度回すぞ!」

 

レミリア「それと私は幼女じゃないわ、500歳は超えてる吸血鬼よ」

 

桂「ほう、レミリア殿は吸血鬼なのだな。では念のため、私の仲間の中から屈強なヴァンパイアハンター2人を連れてくるとしよう。彼らは今大乱闘中のはずだ」

 

パチュリー「それなんて悪魔城伝説?」

 

桂「悪魔城ではない桂城だ」

 

咲夜「先生」

 

銀時「何だー」

 

咲夜「お嬢様は昔、ドジ踏んで『うー☆』と言いながら身体半分灰になったトラウマがありますので、灰の出るタバコはお止め頂きのですが」

 

うー☆「ちょっと咲夜何バラして…、ってこら!名前を改変するな!」

 

銀時「これはタバコじゃありません。レロレロキャンディーです」

 

咲夜「キャンディーからは煙は出ません」

 

銀時「だぁかぁらぁ、ものすご〜くレロレロしてるから、煙が出てるんです」

 

銀時、レロレロキャンディーを口から出す。咲夜、後ずさる。

 

阿求「ところで、ここのクラスは図書委員の席って埋まってますか?」

 

土方「そんな設定を原作で聞いた事がないので、多分大丈夫です」

 

小鈴「なら、私と阿求でやらせてください。色々と取り組むので、皆さんも図書館を是非利用してください」

 

お妙「じゃあちょっと本を紹介してもらえる?出来れば重くて、本の角が鋭いやつ」

 

近藤「あっ!奇遇ですね!俺も本を借りたいと思っていた頃なんです!お妙さん、一緒に行きましょう!」

 

お妙「あら、ちょうど良かったわ。手間が省ける」

 

小鈴「じゃあ案内しますね」

 

阿求「広辞苑がいいと思います」

 

銀時「じゃあこれで終わりだー、解散」

 

 

 

 

 

 

 

新八「帰ってせめてノーマルモードはクリアしとかないと…」

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