IS~人間として要るもの~   作:ランドルト管

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久々にゆっくり出来て休むのも、悪くないと思ってしまっている作者です。課題が一段落したので、これからは気が向いたら投稿しようと思います。






つかの間の休み

朝起きてから簪の寝顔を見るのが、習慣になってきている。何か言ってて恥ずかしいな。

 

簪「おはよう(///∇///)」

 

顔を撫でていたら、何時の間にか起きていた様で、俺の手を掴んで自分の顔に持っていって、顔を赤くしながら微笑んでいた。暫く俺達は、休みだから良かったが学校が有ったらかなりヤバかったと思う位、固まっていたと思う。

 

時間が有るので訓練をする事にした。機動性とまだ使ってない武装が、有るかもしれない為ターゲットを出して試し撃ちをした。

肩武装に、AC4のシュープリスのキャノンとマルチロック出来るミサイルが有った。ん?マルチロック?これ簪の機体のプログラムに使えるんじゃ?気付いた俺は簪の元に走っているとセシリアに会った。

 

セ「あら?ジェラルドさんどうしましたの?そんなに走って何か急いでいらっしゃったんですか?」

 

「ああ、セシリアか。まあちょっと人助けをしてるんだ。悪いが少し急いでるんだまた埋め合わせはする。」

 

 

セ「いえ、呼び止めたのは私ですし気にしないで下さいまし。」

 

「そうか、悪いなまた何か良いの有ったら送るよ。」

 

 

 

 

そう言って自室に向かった。

 

「簪居るか?」

 

簪「ん、何?」

 

「お前の機体の達成する項目の一つが解決しそうだ。」

 

簪「え、本当に!?でもどうやって?」

 

「俺の機体のミサイルのプログラムを応用するんだ。」

 

 

簪「でも良いの?」

 

「ああ、それに自分の武器の特徴を良く知れるしな俺の得にもなるんだ。」

 

 

簪「じゃあ、使わせて貰うね。有り難う、機体を作るのに協力して貰っちゃって。」

 

「だから気にするな。俺が好きで手伝ってるんだから。」

 

「じゃあ、プログラムを転送するぞ。」

 

そう言って俺は簪の端末にプログラムを転送した。プログラムの内容を見てるときの簪が可愛くて、機体のカメラ機能で保存したのは間違いじゃないと思う。

 

 

次の日まで、簪がプログラムの応用をやりそうだったから無理やり寝かせた。寝かせた後懐かしい名前から着信を受けた。

 

「はい、もしもし。」

 

鈴「やっほー。久しぶり元気だった?」

 

 

「鈴か、ああ元気だったよ。お前はどうだった?」

 

 

鈴「私は大丈夫よ。まあでもあんたなりに、人を心配してるのは、私が一番知ってるから(ボソッ)

 

「ん?何か言ったか?」

 

鈴「何でもないわよ。それより明日驚くことになるから楽しみにしてなさい。」

 

「まあよく分からんが、分かった楽しみにしておく。じゃあ切るぞ。」

 

鈴「分かったわ、お休み。」

 

通話を切って各国の不穏な情報を集めて朝まで過ごした。

 

 

朝起きて教室に入ると熱烈な視線を3つ感じた。隣のクラスから見覚えの有る小さい人影がクラスに入ってきた。織斑はもう謹慎が解けたらしく、席に居たが鈴の姿を見ると、味方を見つけたような顔をして、寄っていったが、事前に試合の時の動画を送っていた為、鈴はごみを見る目で見て適当にあしらっていた。

 

鈴「おはよう、ジェル。」

 

「おはよう、鈴。残念だが、もうSHRが始まるまた後でな。」

 

そう言うと少し残念そうにしながら、

 

鈴「そうね、転入早々怒られるのもあれだしね。じゃあ昼休みにまたね。」

 

鈴がクラスに帰ろうとするとしつこく織斑が幼馴染みアピールをするので、鈴が

 

鈴「あんたしつこいわね。別にあんたは友達でも何でもないのよ。関わらないで頂戴。」

 

そう言われた織斑は、俺の方を見て

 

ワ「お前が鈴に有ること無いこと吹き込んだに違いない!そうだろう!」

 

 

と喚き始めたのでどうしようか悩んでいると織斑先生が出席簿アタックをして黙らせていた。

 

SHRが終わると、真耶姉さんが近くに来た。

 

真耶「ジェル、無理しなくても姉さんに辛くなったら相談してね。」

 

と言ってくれた。やはり俺の姉さんは天使だ。

 

「有り難う、姉さん。姉さんも無理しなくても良いからね?」

 

姉さんに頭を撫でられながら言った。そういえば最近姉さんがスキンシップをとる回数が、増えている気がする。気のせいだろうか?

 

 

そんな事を考えながら、ISの授業に入る。今日は展開しての授業らしい。

 

千冬「それでは、専用機を持っている者は、前に出ろ。」

 

指示を受けてから前に出る。次の指示を待っていると次は展開しろとの事だった。

 

千冬「ではバレンディから、展開しろ。」

 

「はい。」

 

俺はアリーヤを展開した。

 

千冬「うん、0.5秒以内良いぞ。次、オルコット!」

 

セ「はい。」

 

セシリアが機体を展開した。やはり青く美しい流線形をしている。そんな事を考えていると織斑が展開した。

 

千冬「織斑、貴様展開に10秒も掛かっているぞ。5秒以内に出来るようにしろ。」

 

ワ「は、はい。」

 

千冬「全員展開できたな。よし飛べ。」

 

指示を受けた俺たちは高度500メートル位まで上昇することになった。飛んでいる最中織斑が何か言っていたが、セシリアと俺は無視して、先に上がった。

 

千冬「よしそこから降下し、地表十センチで止まれ。」

 

無線で織斑先生からの指示を聞いた後、セシリアが先に降りていった。

 

セ「ではお先に失礼しますわ。」

 

千冬「15センチか、惜しいな次頑張れ。」

 

無線を聞いていて、準備が出来た俺は織斑より先に降下した。

 

千冬「何と!ぴったり10センチか。よくやった。」

 

俺達が話していると、クラスの誰かが悲鳴を上げた後、近くに織斑が墜落してきた。

 

千冬「誰がクレーターを作れと言った。」

 

呆れていると次は武器の展開のようだ。織斑から展開していって俺の番が来た。

 

千冬「次はお前だ。バレンディ。」

 

織斑がニヤニヤとしながら、俺を見てくるのでムカついて、0.5秒で展開すると驚いた後憎々しい顔で睨んできた。

授業が終わった後クレーターを作った罰として、織斑は一人でクレーターを埋めさせられていた。助けを俺に求めてきたが、自分が喧嘩を吹っ掛けたのに忘れて都合の良いときだけ友達ぶる奴を手伝いたくないので掴んできた腕を叩いて校舎に戻った。

 

 

 

 

 

昼になったので、食堂に向かおうとすると、セシリアと篠ノ乃と簪と本音が誘ってきたので喜んで一緒に行くと、鈴が待っていた。

 

鈴「やっと来た、ちょっと遅いんじゃない?」

 

「済まない、織斑に絡まれて遅れてしまった。」

 

簪「じゃあ、仕方ない。」

 

鈴「あんた誰よ?」

 

簪「私は更識簪。ジェルのパートナー。」

 

その言葉にまだ告白してない組がざわついた。その後、席に座るまでプロポーズされて応えるのが大変だった。

 

 

 

鈴「あたしは鳳鈴音よ。中国の代表候補生やってるわ。」

 

セ「ご丁寧にどうも私はイギリスの代表候補生をしておりますセシリア・オルコットですわ。以後お見知りおきを。」

 

簪「改めてだけど、日本の代表候補生の更識簪です。宜しく。」

 

箒「篠ノ乃箒だ。宜しく頼む。」

 

本音「かんちゃんの従者をやってる布仏本音だよ~よろしく~」

 

「まあこれで自己紹介も済んだことだし、飯を食べながら話そう。」

 

食べながら話していると過去の話になった。

 

箒「じゃあ鈴は途中から日本に来た訳か。バレンディとはどうやって知り合ったんだ?」

 

鈴「えっと確か小学校に入ってすぐにうまく喋れなくて虐められてた時に、助けられた時かな。」

 

鈴「その時からジェルってば目付き悪かったのよ。」

 

簪「へぇ、そうなんだ。」

 

セ「織斑さんに絡まれてましたけど、どういう関係ですの?」

 

鈴「あいつは、小学校の時からあたしの事勝手に幼馴染みか何かと勘違いしてるだけの関係よ。はっきり言って凄く迷惑よ。」

 

げんなりした感じでラーメンを啜る鈴の横に織斑が勝手に座り、話に割り込んできた。

 

ワ「なあ、鈴久しぶりだな。どうだ元気してたか?また中学のあの面子で遊びたいな。お前もそうだろ?」

 

鈴は深いため息を吐くとうんざりした顔で、

 

鈴「あんたとは、友達でも何でもないって言ったわよね?何で付きまとってくるの?」

 

ワ「俺と鈴は幼馴染みなんだからこれくらい普通だろ?あっさては照れてるんだな?言わなくても分かるぜ。」

 

 

思わず気色悪いと思った俺は悪くないと思う。とりあえず織斑を追い出そうとする。

 

「織斑、此処にはお前の友人は居ないし、それどころかお前の自分勝手な行動で被害を受けた人間しか居ないんだ。悪いんだが席を外して貰えるか?」

 

ワ「俺は鈴と話しているだけだ。お前らには、関係無いだろ。お前らこそどっか行けよ。」

 

鈴が久々に激怒りモードに入ったのに気づかないバカは続けてこう言った。

 

 

ワ「お前みたいな卑怯者と鈴が友達な訳がないだろ。」

 

鈴は立ち上がり、平手で織斑の顔面を叩いていた。

 

 

鈴「あんたとは無関係を貫こうと思ったけど、無理みたいね。あんたは今からあたしの敵よ。」

 

 

ワ「な、何でだよ!俺ら幼馴染みだろ!」

 

 

未だに幼馴染みだと勝手に思ってる辺りコイツの頭はハッ◯ーセットか何かなのだろうか?そんな事を考えていると鈴がとどめを刺しにいった。

 

 

鈴「あんたはあたしを毎回面倒事に巻き込んだだけじゃなく、他の面子と同じように後始末をやらせただけで済まさず、あまつさえあたしの愛した人を貶したのよ。そんな奴を誰が幼馴染みなんて思うと思うのよ。」

 

 

織斑は信じられないとでも言うように、目を見開いていた。

 

鈴や他の面子は、食べ終わったので、食堂を後にした。周りの女子達も先程の話を聞いて、軽蔑の目を向けていた。

 

鈴「ごめんね、熱くなっちゃって。」

 

 

「いや、俺が思ってたこと全部言ってくれたから逆に、スッキリした。それにお前が一番当時被害を被ってたからな仕方ないさ。」

 

 

鈴「有り難う。何か色々言ったらスッキリしちゃった。お礼にまた何か作ってあげるわ。」

 

「鈴の料理は美味しいからな、楽しみだ。」

 

 

鈴「ッ!もうそうやって不意打ちはずるいわよ(///∇///)」

 

 

会話しながら次の授業に向かう俺達だったが、この後あんなことが起きることは、まだ誰も知らない。




はい、鈴に登場してもらいました。やる気が続けばクラス対抗戦まで行くと思います。低評価付いたら、落ち込んで2、3日書けなくなると思います。どうか私に高評価を~!

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