IS~人間として要るもの~   作:ランドルト管

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今回は私の推しが出ます。全然似てないとか思われても、笑って流していただけると有り難いです。どうぞ。




迷惑な奴

朝教室でゆっくりと小説を読んでいると、廊下の方から噂話が聞こえた。

 

女子1「そういえば、今日転入生が来るらしいよ。」

 

女子2「知ってる。しかも一人は男子らしいよ。」

 

女子1「えー、良いなぁ一組ばっかりずるい!」

 

そういえば確かに、今日アイツらが来る日だっけ、まぁ出来るだけフォローしてやるか。面識有るの俺だけだし。

 

暫く待っていると、真耶姉さんと織斑先生が教室に入ってきたが、真耶姉さん何か疲れきった顔をしている気がする。何か後で差し入れしに行こう。

 

真耶「今日は、新しく二人の生徒が転入しました。それではどうぞ入ってください。」

 

二人入ってきたが、両方ズボンである。織斑が何か仲間を見つけたような目をしているが、あの試合での動画は知り合い全員に送ってあるので、俺の知り合いから友人が出来る確率は0である。

 

シャル「本日から、転入しました。シャルル・デュノアです。宜しくお願いします。」

 

俺はこの後の展開を先読みし、アリーヤの待機形態のヘッドホンを着ける。シャルは俺の行動に、疑問を抱いている様で首を傾けている。

 

女子「きゃあああ!三人目の男子よ!」

 

女子2「それも守ってあげたくなる系よ!」

 

女子3「ジェル×シャル?それともシャル×ジェルどっちも良い!」

 

最後の奴止めてくれ(泣)因みにどうでも良い話だが、織斑が出てこなかったのはあの事件で信用を失ったかららしい。あいつとのシチュ何て考えるだけで吐き気がする。

 

もう一人の方は、腕を組んだまま指示を待っている様だ。

 

千冬「ボーデヴィッヒ自己紹介をしろ。」

 

ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

 

真耶「えっとそれだけですか?」

 

ラウラ「以上だ。」

 

やっぱりアイツ真面目だな。最初に会ったときと変わらないぞ。しゃあねえアイツもフォローしてやるか。

 

ラウラ「お前が..!」

 

アイツ殴る気だな。転入それはまずいだろ。止めるか。

 

ラウラの腕を掴んで止めると、最初は文句を言いたそうだったが、顔を見た瞬間驚きで固まっていた。

 

「はあ、気持ちは分からんでもないが来て早々暴力沙汰はまずいぞ。これでも軍人なら仕事に私情を持ち込まないんじゃなかったのか?」

 

ラウラ「あ、ああ済まない。熱くなってしまった。止めてくれて感謝するドイツ軍人としての誇りを捨てずに済んだよ。」

 

「まあこれから気を付けろよ。」

 

 

織斑は未だに殴られそうになったことに気付かずにシャルの事を見ている。本当にコイツホモじゃないよな?(汗)心配になってきた。決めた!コイツからシャルの貞操を守る絶対に!

 

てか顔を赤らめるな気色悪い。そういえばコイツ最初の時女子からの視線に気づいてなかったな。マジでホモかよ。

 

俺は席に戻ると、隣に座ったシャルにプライベートチャネルで、この後話すことが有るから暫くは俺と一緒に行動するように言った。

 

SHRが終わった後、これからの問題を話し合おうとした時に織斑が割り込んできた。

 

ワ「俺は織斑一夏っていうんだ宜しくな!」

 

シャル「僕はシャルル・デュノアだよ。」

 

ワ「そうか、シャルル分かんないこと有ったら何でも聞いて良いぜ。」

 

シャル「今のところ無いから暫く離れてくれないかな。距離が近すぎるから。」

 

ワ「良いだろ?俺達たった三人しか居ない男なんだしこれくらい問題ないだろ。」

 

 

シャル「というか、僕はジェラルドと話してたんだけど邪魔しないでくれないかな。」

 

シャルが不機嫌モードになってしまった。俺の腕をとって、引っ張って行く。

 

シャル「で話したいことって何?」

 

「お前のこれからとデュノア社に関する事だ。」

 

そう言うとシャルはピクッとして、

 

シャル「な、何の事かな?」

 

と言った。まだ演技をしていて見てられないので、

 

「別にもう隠さなくて良い。もう俺は会社の中身と、腐った部分を知ってる。」

 

と言うと、シャルは演技を止めて俺に抱きついてきた。どうしたのかと思いよく見ると体が震えていた。

 

シャル「お母さんの病気は治ったんだけど、ジェルが帰った後会社の人間が来てお母さん連れていっちゃって言うことを聞かないと殺すってッ!」

 

そこまで言って泣き始めた。俺は肩を抱いて胸を貸しながら、悪事を働いている人間をリストアップしその中から、シャルの母親に関わっていそうな人間をリストアップして今後の予定を決めた。

 

 

アリーヤに束さんに掛けて貰ってシャルを慰めながら通話を開始した。

 

束「ん?どったの?」

 

「束さん。俺が昔お世話になった奴の母親が今監禁されているらしくて助けてほしいんですけど。」

 

束「良いけど、条件が有るなあ。」

 

 

「俺が出来る限りの事をしますよ。」

 

 

束「じゃあ敬語を止めて、束って呼んでくれたらやってあげる。」

 

 

「分かりました。いや、分かったよた、束。」

 

 

束「ふふふ、有り難うじゃあ行ってくるね。ダーリンの頼みなら十分で済ませてくる。」

 

本当にやりかねないな(汗)でもまあここは大人しく頼るか。自分一人じゃ出来ることに限りがあるしな。

 

通話を切ると、頬を膨らましたシャルがこっちを見上げていた。

 

シャル「もう、僕というものが有りながら他の女の人に電話?」

 

どうやら通話していることに途中で気付いたみたいだ。俺はシャルの機嫌を直す為に、抱き締め返した。俺達は暫く抱き合っていたが、授業の事を思いだし更衣室に向かった。

まだ織斑は来てないようなので、先に着替える。というかシャルチラチラ俺の体を見ているのが、バレバレだぞ。

 

 

着替え終わった俺達は列に並んで時間まで待っていたが、少し来るのが遅かったので鈴達に弄られていた。暫くすると織斑が来たが、遅すぎて織斑先生に殴られていた。

 

授業を始めようとすると、上から聞き覚えの有る声が聞こえた。

 

真耶「ど、退いてくださいー!」

 

あのままだと織斑に突っ込むことを、転生前に読んだ原作の記憶を、思いだし胸糞悪くなったので機体を展開して受け止めた。

 

真耶「あ、有り難う。」

 

「全く、姉さんらしくないどうしたんだ?」

 

真耶「最近ジェルと触れ合えてないし、良いとこ見せようと張り切ったら、操作が狂っちゃって。」

 

「はあ、姉さん次から気を付けてね。俺は姉さんが怪我するところ見たくないから。」

 

真耶「うん、そうする。」

 

話していると織斑先生から通信が入ってきた。

 

千冬「姉弟仲が良いのは、良いんだがそろそろ授業を始めて良いか?」

 

そうだった授業中だった。そっと姉さんを地面に降ろして、機体を解除して列に戻る。

 

千冬「今から、バトルをしてもらう。凰、オルコット前に出て機体を展開しろ。」

 

鈴「あたし達ですか?」

 

千冬「そうだ。専用機持ちの方が準備が早いしな。」

 

セ「相手は、山田先生ですの?」

 

千冬「今のお前らじゃまだ倒せんよ。」

 

その言葉にムッとした二人は、黙って上空に上がっていった。原作よりも、奮闘したが二人は落とされてしまった。

 

千冬「良いか?これが教員の実力だ第二世代機でも、第三世代機を落とせるが、これは相当習熟した技術が有ってのものだ。尊敬するように。」

 

真耶「代表候補生止まりでしたし。別に凄くもないですよ。」

 

あ、まずいぞ姉さんのトラウマを先生無意識の間に刺激してるぞ。後でこっちもフォローしないと。

 

千冬「では、専用機組は別れて個別に教えるように。」

 

別れていると、シャルの方に人が集まりすぎて、怒られていた。織斑の所は誰も行かなかったので、笑いそうになった。

 

授業が終わり、昼になって飯に誘われたので、シャルが織斑に絡まれない内に、連れて屋上に行った。

 

皆で談笑しながら、昼飯を食べていると織斑が我が物顔で入ってきた。

 

ワ「よう、皆こんなところに集まって水くさいぜ。」

 

そう言うと空いていた席に勝手に座り、鈴の酢豚を勝手に食べようとしていた。

 

鈴「ちょっと!何勝手に私の弁当を食べようとしているのよ!」

 

ワ「えー、良いじゃねえか幼馴染みなんだしよ。」

 

あまりにも人としての礼儀が出来てないのでうんざりしていると、セシリアが、

 

セ「貴方は、何回言われたら理解しますの?鈴さんにもあれだけ迷惑を掛けたのに、今更友人面して、恥ずかしくないのですか?」

 

ワ「俺と鈴の話だろ?君には関係無いだろう。」

 

最早何を言っても無駄らしい。俺達は、席を変えることにした。

 

変えた後に、皆で食べた。

 

授業を終えた後に、真耶姉さんがシャルに部屋割りを言っていた。何か凄い絶望した目をして俺に助けを求めてきた。

 

 

シャル「嫌だ、あんなのと同室なんて。」

 

 

シャルは青い顔をして震えていた。そこで俺は問題が解決するまでの間、せめてものアドバイスをした。

 

「良いか、シャワーを浴びるときは必要な物を点検して、準備が出来てから入るんだぞ。」

 

シャル「う、うん分かったよ。有り難う。」

 

シャルが俺に笑顔を向けてきて可愛かったので頭を撫でてしまっていた。まさかこんなところに刺客が、意外ッ!それはあざと可愛い!まあふざけるのもこれくらいにして、何かあったら俺に連絡するように言ってから、自室に有るタルトを真耶姉さんに差し入れしに行った。

 




シャルが可愛くて思わず書いてしまった。こ、後悔はしていない(震え声)皆さんが予想に反して読んでくださっていたので、私は驚きでギャングダンスをしていました(笑)次の話であのシーンが出ます。
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