IS~人間として要るもの~   作:ランドルト管

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第21話

俺達は機体の準備を済ませて出撃準備をしていた。

 

「皆、集まってくれ。」

 

皆を集め、俺が仕組んでおいたセーフティを伝えると、皆は驚きを隠せなかった様だが無駄に戦わなくて済むと解ると安心をした様である。

 

 

シャル「じゃあ範囲内に入ってハッキングすれば機体を止められるんだね?」

 

 

「ああそうだ、だがそれには完全に静止した状態が必要なんだ。という事で皆には囮の役割を頼みたいんだ。」

 

 

簪「だったら任せて、足止めくらいはやって見せる...!」

 

簪や他のメンバーもやる気に満ちていて不思議と不安が無くなっていった。

 

景気付けに機体のスピーカーから曲を流しながら作戦開始時間まで士気を上げていた。

 

時間になり出撃すると福音がとてつもない速度で迫ってきた。

 

「じゃあ、少し足止め頼む!」

 

そう叫んだ俺は、手元にキーボードを出現させてクラッキングの仕上げを始めた

 

一方その頃のワンサマー

 

 

ワ「糞が!俺の機体と俺なら福音を倒せるのに何で皆分かってくれないんだ!」

 

言うことを結局聞かず、駄々をこねていたので千冬に自室謹慎を言い付けられていた。

 

ワ「そうか皆アイツに何かされて無理矢理従わせられているんだな。俺が福音とジェラルドを倒して目を覚まさせてやる!」

 

そう言って中身が空の白式を展開して作戦海域に飛んでいった。クロエが録画している事に気付かずに。

 

 

 

主人公視点

 

9割方ハッキングが終了した所で、後ろから雄叫びが聞こえたので確認すると、謹慎をさせられている筈の織斑が此方に突っ込んできたので作業をアリーヤに一時的に任せて回避するととんでもない事を言い始めた。

 

ワ「お前と福音は俺が倒す!倒して皆の目を覚まさせてやる!」

 

理解が追い付いていない俺は、後ろから襲ってくる福音に気付くのが遅れた。

 

ザシュッ!

 

自分の腹から血塗れの腕が生えているのを見て自分が刺されたことを理解した俺はハッキングが終了したのを急ぎ確認し、ワクチンプログラムを注入したのを最後に気を失った。

 

 

 

 

セシリア視点

 

 

ジェル様の言った通り福音の動きが鈍くなっているのを確認した私達は、近付きすぎない様にダメージを与えていたのですが、突如謹慎処分を与えられている織斑さんに驚き手が止まってしまいました。

 

気付いたときには、時遅く私達で何とか足止めしていた、福音がジェル様を貫き手で刺していました。

 

 

千冬視点

 

バレンディが福音に刺されたという事を、通信で聞いた私は、また私の元とはいえ弟により迷惑では図りきれない事をしてしまい尚且つ人を殺しかねない状況なのに、あいつを止められなかった私の責任だ。

 

 

 

真耶視点

 

ジェルが刺されたと聞いて取り乱しそうになってしまいましたが此処で泣きわめいたら織斑先生に聞こえてしまうと思って、断りを入れて部屋の外に出てからジェルに買って貰ったネックレスを握り締めて泣いた。

 

 

束視点

 

 

全くアイツは役に立たないだけじゃなくてジー君の邪魔までしてそろそろ消した方が良いかな?そんな事を考えながらジー君の為に救急ポットとナノマシンを用意する。これはちーちゃんと要相談だね。

 

 

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