人間と人形の幻想演舞 作:天衣
第一部はこれにておしまいです。
ここで各キャラごとの設定話や今の状態をおさらいをしていきましょう。
後、二部でスポットを当てたいキャラとかも。
まずは人間又はトレーナー達。
全員は流石にしんどいので、ある程度絞りました。
・舞島 鏡介(まいじま きょうすけ)
オリキャラその1。
彼は主人公ということで、結構ベタな設定にしました。簡単に言うと、コンプレックスを抱えた鈍感で心優しい性格の中学生ですね。
予め「東方」の知識を持っているかは悩みましたが、友達から名前くらいは聞いたことある程度という現実でもよくある知識量に留めました。
理由としては単純で、かつて同じ題材の小説を書いていた方々は大体「知識有り」だったからです。だったら敢えてこちらは「知識無し」にしようと思った次第ですね。
「幻想入りをきっかけに、「東方」という世界観に触れる」というのも乙かなと思いましたし、当初はその方が心情を表現しやすいと作者は踏んでいました。
…ですが、今思えば知識がある状態の方が原作プレイヤーのかつての感情を表現出来てやりやすかったでしょう。「知識無し」は小説初心者にはハードルが高かった気がしますね…;
幻想郷に起こった「人形異変」を解決する為に連れてこられた外来人である彼ですが、「幻想人形演舞」の元となった「東方人形劇」、その更に元である「ポケモン」の知識はある。
彼は所謂「ポケモンガチ勢」ではなく、本編やクリア後ストーリーまでやって対戦などのやり込み要素まではやらないタイプ。
ガチ勢のイメージとして、「孵化作業や厳選を繰り返し、ポケモン一匹一匹に愛情を注がない」というものがある。(勿論そうじゃない方もいらっしゃるのは重々承知してはおりますが、一応これがこの物語における「ガチ勢」の定義です)
外の世界で異変解決の適合者を探すにあたって、そういった人物は極力避けられた。そんな中、舞島は自分のポケモンを大切な友達として扱い、大切に育てている人物だった。
それが異変解決をする者として選ばれる決め手となって、導かれるように幻想入り。
人形と仲良くなり愛情を注げることこそがこの「人形異変」を解決するに当たっては重要となり、事実彼はポケモンとよく似た人形達の扱いに長けている。
今のところ原作で皆のトラウマである「霊夢」に勝ち、「レミリア」とは引き分けという戦績で今のところ負け無し。
果たしてこのまま無敗を貫けるのだろうかといったところですが、流石にそろそろ敗北を経験させた方が良い気がしますね~。
・大森 哲也(おおもり てつや)
オリキャラその2。
舞島の友達。見た目は一応眼鏡に小太りな如何にも「オタクです」という見た目をしている。
生粋の東方オタクであり、彼の博麗神社への聖地巡礼に付き合わされたのが、舞島の幻想入りのきっかけである。しかし、本当にそれは偶然だったのだろうか?
彼はあくまで幻想入りのきっかけ作りで生まれたキャラですので、幻想入りしてからは登場の予定はありませんでした。
ありませんでしたが…とある話の兼ね合いで、再登場の可能性有りです。良かったね!!
因みに名前の由来は、パっと浮かんだ「あぁ、いそう」と浮かんだそういう見た目の名前。
そして舞島君は相棒のユキ人形に因んで「マイ」の付く苗字で名前に、違和感のない下の名前を足した感じ。はい、割と適当ですw
・光(ひかる)
オリキャラその3。
人里に住む少女。年齢は10歳。
当時は主人公と旅を共にするパートナーにしようと思っていた枠。結局は霊夢に続くライバルポジに落ち着きましたが…
名前もアニポケヒロインをもろ意識してます。あまり女の子らしさのない、お転婆でお調子者な性格ですね。アニポケヒロインの性格をごちゃ混ぜにした感じ。…安直過ぎたかな?
寺小屋の生徒でもあり、光のライバルである「準(じゅん)」とは同級生。
異変解決をしている霊夢に強い憧れを持ち、その手伝いをすべく旅立った。生粋の霊夢信者で、「様」付けは当たり前。これまでの霊夢の活躍はすべて記録している。
人形遣いとしては主人公に負けないくらいのバトルセンスがある。いわば天性の才能持ちで、同時に努力家でもある。
初めて手に入れた人形が「げんげつ人形」というとんでもないデビューを果たした少女。(尚、準はもっとヤバい人形の模様)
原作でコストの高い設定がされている人形達は強い分従えるのが大変難しい為、サトシのリザードンみたいな状態…とまではいきませんが、光はげんげつ人形の扱いに苦労しているのが今の現状。
舞島のライバルその1。
初めて人形バトルで敗北して以来、「このままでは駄目だ」と一人旅に出た光。
負かした張本人の準は勿論だが、同時に舞島も超えたい壁としてライバル認定している。だが舞島には恩もある為、困っていたら助けるくらいには親しい仲。
・準(じゅん)
リクエストキャラクター。
ピクシブでリクエストが届いて採用したキャラ。
リクエストして頂いた「ゾローク」さん、ありがとうございます。
「どう成長するのかはお任せします」とのことなので、ある程度自由に描かせて貰ってます。
そして「人里出身」という設定から光とは寺小屋での生徒同士でもあり、同時に人形遣いとしてのライバルでもあるという関係に。
個人で聞いたところ「アニポケのシンジに寄せて欲しい」という要望もあったので、性格は「只ひたすらに強さを求め人形を戦いの道具として扱う冷酷な子」という感じになりました。
二部では光メイン回の際に大体登場することになる予定ですので、登場回数自体は割と控えめになります。
バトルスタイルは人形ごとに役割を持たせる「ガチ勢」思考で、最初の人形は「ヘカーティア人形」という最強格の人形。
個体厳選も当たり前のように行っており、弱い個体はまず採用しない。まだ個体厳選の方法が確立されていない為、糸の消費が激しいのが最近の彼の悩み。
個体が弱かった人形の封印解除の為、唯一それを解くことが可能な「鍵山 雛(かぎやま ひな)」とは定期的に会っている。
そして来るたびに雛に叱られるまでがテンプレ。
・宇佐見 菫子
個人的にスポットを当てたいキャラナンバー1。
「人間」キャラ中心にしたい今作としては、現代世界と関係を持たせやすい菫子は出来ればもっと登場させたい。
幻想入りをしている主人公ですが、やはり「現代で失踪している」という状態を何とかしていきたいんですよ。例え現代とは流れている時間は違っても、戻るまでの一時凌ぎくらいはしないとね?
舞島とは人里で二回会っただけで今のところ接点があまり無いですが、彼女とも色々と関係を築かせたいところ。
年上マウントを取る董子…良い……
・東風谷 早苗
個人的にスポットを当てたいキャラナンバー2。
元現代人である彼女も何かと出番を与えたい。
原作では序盤で主人公に優しく接してくれたりアイテムをくれたりと「優しいお姉さん」なイメージなので、主人公の良き相談相手としての立場を全うして貰う予定。
職業柄、基本的には誰にでも穏やかな接し方をする彼女ですが、親しくなると段々口調が崩れる感じにしたいな~何て思ってます。はい、完全に趣味ですね。
・博麗 霊夢
原作ではトラウマになった人も多いでしょう。私は妖怪の山のバトルが一番印象深いですね。あんなん対策なしだとどうしようもないw
霊夢は異変が起こる前からその予兆を察知し、出来ることをやってきた。彼女の勘は良く当たる。
そして人形という存在を危険と見なしており、一早くこの異変を終わらせるべく調査を進めている。
異変解決を生業とし、これまでいくつもの異変を解決してきた霊夢は幻想郷にとって「英雄」であった。だから今回の異変もどうにかしてくれると、住民達は霊夢に期待をする。
しかし徐々に人形が幻想郷に馴染み、人々は脅威を感じなくなるにつれ霊夢は焦りを覚えた。このままでは幻想郷が人形に支配されてしまう…そんな思いを抱いていく様に。
そんな時に現れた外来人の舞島 鏡介。新たな異変解決者の登場により、霊夢の面子は丸つぶれとなってしまう。
彼に人形バトルで初めて敗北を味わされて以降、認められず何度か勝負を仕掛けてくるようになる。原作基準で。
舞島のライバルその2
何かポッと出の外来人に実力で先を越され、酷く憤慨な霊夢さん。「こんな真面目なの霊夢じゃない」という解釈不一致はあるかもですが、ここの霊夢はこんな感じです。
闇堕ちまではいかないものの、立場上苦悩は沢山します。だって霊夢も人間だもの。
・霧雨 魔理沙
最初は原作通りの出番にしようと思っていましたが、他にも主人公のアイテム事情などで関わりを持たせることにしました。
人形バトルの相手をするのもそうですが、主人公の持つ機械系アイテムの強化などをする関係も追加しています。
因みにオリジナルアイテムの「スカウター」と「タブレット」などの機械系は主に「にとり」。
「封印の糸」などのマジックアイテム系は「アリス」と「パチュリー」、そして魔理沙が担当。
異変の調査もしているが、霊夢と比べて必死ではない。
むしろ人形に興味を惹かれている側なので、解決することよりも更なる興味深い情報を求めて調査しているところがある。
真面目な舞島が唯一砕けて会話出来る数少ない相手。
気さくに接してくれと魔理沙自身から持ち出したのもあるが、何よりも同じ人間であり見た目が同い年くらいで親近感が持てるというのが一番の要因だったり。
そう考えると友達感覚でいられる魔理沙という存在は、突然異世界へ飛ばされた舞島にどこか安らぎを与えているかもしれない。
二部でもちょくちょく登場予定。
・稗田 阿求
どうしようと考えた結果、「普段は温厚だが怒らせたら怖い人」となりました。
まぁ彼女の立場上、今回の異変もすべて記録として残す義務があるから色々あるんです。
バカルテットが人里を襲ったのはアレが初めてではなかったので、リグルへの多少過激なお仕置きも止む無し。決してそう言う趣味ではない。
稗田亭は今後も一つの集会所として扱うので、必然的に阿求は度々登場することになるでしょう。
因みに「小鈴」は妖魔本がない為、この小説での出番はほぼ無いです。
・十六夜 咲夜
舞島をドキドキさせ、男の部分を覚醒させた女(尚、彼女は無自覚だった模様)。
今後もレミリアからの指令などで会うことになるかもしれない。頑張れ舞島。
彼女は人形異変の調査などは行っていない。理由は主がそれを望んでいないから。
咲夜自身も人形を気に入っている節があるので、尚のこと積極的に動くことはない。
休憩時間は主に人形と時間を過ごしているようだ。誰の人形と?…それは想像にお任せします。
・レミリア・スカーレット
原作のトラウマその2。高速アタッカーの脅威を思い知らされるボスですね。
アペンド版では多少マシになったけど、当時の皆の脳裏には十分焼き付いたことでしょう。
人形遣いとしての「強者」の一人として、あらゆるシュミレーションを繰り返して強くなったという設定に。「吸血鬼」という種族である以上、積極的に外に出て人形バトルをしているというのは個人的に違和感があったのでこうなりました。
ユキ人形の特別な力がなかったらまず負けていた相手で、かなりの実力者。
強い者を好むレミリアだが、あのバトルで舞島のこともかなり気に入ったようだ。
続いてはオリキャラ達の持つ人形達。
今更ですが、人形達は元になった人物とは大分キャラを変えてます。
・ユキ人形
今作の人形サイドの主人公。
「なんでこいつ?」と思う人もいたことでしょう。ですが考えてみてください。
「炎属性」、「金髪」、「仲間が死ぬと本気を出す」
もう、この設定は完全に「主人公」でしょう?
まぁ個人の趣味も入ってないこともないですが、ピックアップした中ではこの子がベストでした。
運命の出会いを果たした舞島の最初の人形。
舞島に一目惚れをし、好意を抱いている。ユキ人形もまた、あの瞬間に運命の出会いを果たしたのだ。
元気溌溂でポジティブな性格。そして皆をまとめるリーダー。
記憶喪失になっており、自分がどこの誰なのか分かっていない。
ユキ人形の中に眠るアイテムの効果で、覚醒することがある。
アイテムの正体はアペンド版プレイした人ならピンと来るかな?
・しんみょうまる人形
舞島の初めて仲間にした野生の人形。
一の道で出会い、小槌を見つけてくれた恩返しとして付いて来る。
家宝を必死に探してくれた舞島の優しさに応えたいという気持ちが、しんみょうまる人形の秘めた想い。
口調はお姫様らしい上品な物言い。
裁縫を得意としており、主に主人公の衣服の修繕や即興の生活グッズの作成などをやっている。
原作でもお世話になった人は多いんじゃないでしょうか?かく言う私のその一人。
ディフェンススタイルでありながら「アビリティ」のおかげで火力もあるしんみょうまる人形ですが、「攻め」はユキ人形が担当なので、こちらは「守り」担当としました。
・こがさ人形
雨の日に出会った野生の人形。
五の道に雨を降らせていた困り者。
通りすがるところすべてに雨を降らせていた為、人形達にも疎まれていた。
こがさ人形には人の持つ道具の言葉や感情が分かるという特性があり、それを通じて舞島の持つ折り畳み傘を気に入った。
大事に使われていることが傘自身から伝わり、好感を持ったこがさ人形はその後仲間となる。
周りの人形達と今まで馴染めなかった為、どう接したらいいか分からず基本的には気弱な性格。
しかし鍛冶でスイッチを入れたら一変、性格がガラッと変わる。
エクストラスタイルが一番鍛冶職人っぽい特性持ちなのでそれを採用。「アシスト」と「スピード」も強くて捨て難いですが致し方なし。
スタイルチェンジ前からアビリティが「冶金術」という、結構無茶な設定にした異例のキャラですね。というか、「威嚇射撃」と「煙幕展開」をどうバトルで表現するかが面倒だったというのもあったり。
バトルスタイルは相手の能力を下げたり、自分の能力を上げたりと主に「補助」を担当。
・メディスン人形
人里で瀕死になっていたところ、舞島に拾われた人形。
前の持ち主に捨てられた過去を持つ。
「毒」タイプは人を選ぶもので妖怪などが好んで使う傾向がある。その為、耐性のないものは満足に扱えない。メディスン人形が捨てられたのはそのあたりが原因。
舞島に拾われて一命をとりとめたメディスン人形だが、心の傷は深く現在療養中。
一の道の一件で毒に耐性を持った舞島のケアで、少しずつだが回復していっている模様。
控え人形のエリーとくるみ人形とは言葉を交わしていく中で、唯一心を開いている。
所謂、アニポケの「捨てられた」枠です。
人選としてはこの子しかいないだろうということですぐ決まりました。
二部でようやくバトルに参加です。スタイルとかはもう決まっておりますのでお楽しみに。
・エリー&くるみ人形
旅の中、舞島の持つ「人形箱」で色々やっている影の主役組。
今はメディスン人形と仲良くなる為、試行錯誤しながらコミュニケーションをとっている。
この人形箱の中の小さな劇場で、見ている人形を笑顔にすべく人員増加を申請中。
この人形劇団で、本編とは違う「イフストーリー」などをここでやってみたいとか思ってます。
・げんげつ人形
光の最初のパートナー。
妹の失踪から一の道まで探しに来ていたところ、光に捕まった。
その際戦ったユキ人形に惚れ込んでおり、会う度にスキンシップが激しい。
金髪少女をこよなく愛する変態であり、光の人形になってからもそれは変わらない。
げんげつ人形の毒牙に掛かった人形は数知れず。
だが夢の世界での一件以来、光はげんげつ人形を封印中。
げんげつ人形が「弱い人形遣いの言いなりにはなりたくない」ということを光も理解しており、腕を上げていつか認めて貰うことを夢見て頑張っている。
バトルで初めて敗北を喫した準のヘカーティア人形には只ならぬ殺意を抱いており、いつかボコボコにするのが目標。
・ルナ人形
げんげつ人形の毒牙に掛かった人形。
光の手持ちではあるが、実戦経験はまるでなく今まで放置されていた。
自分に自信がない内気な性格で泣き虫。
だが夢の世界での活躍で光から可能性を見い出され、現在は立派なパートナーの一人である。
もう、何も怖くないっ!!
・アリス人形
魔法の森で光が命懸けで捕まえた人形。
光の手持ちの中で唯一まともな苦労人でもあり、実戦経験はげんげつ人形の次に積んでいる。
攻撃と補助のバランスが良く、オールラウンダー。
・クラウンピース人形
夢の世界で光が仲間にした人形。
自分の炎技に絶対の自信を持っていたが、それを舞島のユキ人形が筈かに上回っていた。
それを戦いで実感し、光の仲間となって強くなることを決意。ユキ人形を生涯のライバルと思っている。
とにかく落ち着きがなく、ジッとしていることが苦手な性格。
炎タイプなだけに世話の焼ける人形で、光も迂闊に封印の糸から出さないよう気を付けている。
・じゅんこ人形
夢の世界で光が捕まえた人形。
捕まえる際に光のアリス人形を戦闘不能にする程の力を披露。実戦経験はまだない為、実力の程は未知数。今のところは物静かでおっとりした性格。今のところは。
・ヘカーティア人形
準の最初の人形。
人形の中でも最高クラスの力を持つ。しかしその強さ故に扱いが難しく、手持ちに加え従えている者は数少ないとされている伝説級の人形。
準との出会いなどは外伝で補足しようと思います。
どのスタイルも強いヘカーティア人形ですが、その中でも象徴的な特性を持つ「エクストラ」を採用。アビリティの「三相一体」を駆使し、相手によって姿を変えて戦うのは絶対映える。もうこれ一択でしたね。
以上になります。
二部で新しく登場するキャラはネタバレ防止の為に伏せておきます。まぁ当たり前ですね。
話の構想は大体固まったので、そろそろ二部の方を書き始めようと思います。もうちょっと待ってね。