AK-12の禁止リスト 連載版   作:一ノ瀬0512

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こんににちは。

皆さん秩序乱流どの程度進んでいますか?
私はランキングでなんとか50%以内に入ろうと今妖精や人形たちを強化している段階です。今25%にいるのですが、最終日に50%以内に入れるか不安なんです。

秩序乱流しててやっぱり遅れました。パイソンとM870の堀は疲れます。
そんな中少しずつ書き進めました。ほのぼのです。



この物語は

作者がP90と大型建造と装備作成と妖精建造で爆死した頭で深く考えず

AK-12の禁止リストの単発版を元に考え出したお話です

スケアクロウでもしばきながらお読みください。





第九話 ガリル「双子妖精は娯楽や生殖目的に使われるべきではありません」

ここはグリフィンS13支部。特徴がないのが特徴の地区である。もちろん基地にも特徴がない。ゲーム本編と一切変わりないと思ってくれればいい。

 

そんな特徴のない基地のこれまた特徴のない執務室から今回の物語は始まらない。

 

 

 

ここは妖精格納庫。戦術人形たちを支援する妖精が待機する部屋である。

妖精と言っても本物の妖精ではない。開発者によって自分を妖精と信じ込んでいると設定されているだけの戦術支援AIだ。

そんな妖精格納庫に一人の人間と戦術人形がいる。

 

「頼むよ、ガリル=ハン。妖精の世話を任せられるのが君しかいないんだ」

人間の方はこの基地の指揮官。どこにでもいる中年男だ。その男が少女に必死に頼み込んでいる。

「ハン言うな。うちはモンゴル人ちゃう」

少女の名はガリル=ハン、ではなくガリル。アサルトライフルの戦術人形だ。彼女は非番なのに呼び出されて面倒な用事を頼まれていた。

妖精の世話。このフレーズだけ聞くとロマンあふれるが、実際は会話がどこまで通じるかわからない人工知能の世話だ。

そのうえボーナスもでない。動物好きのS.A.T.8に頼めばいいと思ったが彼女は救護室でペットの世話に追われている。最近は銃を握っていないらしい。

ガリルはエリートではないが戦術人形の端くれ。銃を握らない生活はごめんこうむる。何よりボーナスが出ない。

「特別手当も出ないのに妖精の世話なんて嫌やで。それにうちがでる戦場って妖精が必要な難易度やないやん」

ガリルは必死に抵抗する。彼女が主に出るのは後方支援や鉄血の中でも弱い個体しか出ないエリアだ。

楽な仕事をし、ほどほどの給料をもらって週末に仲間と酒場で安いアルコールを飲む。それがガリルの人形ライフであった。ここにいれば給料日の週末にチキンディナーを食べることくらいはできる。

指揮官はガリルが何を望んでいるのか理解した。

「ガリル=チャン、特別手当はでるよ。基本給にきちんと加算される。それに妖精はまだ建造されたてだから難易度の高い場所には出せないんだ」

低練度の場所で少しずつ強くなってもらうとのこと。特別手当だけじゃなく妖精に対する教育課程で娯楽映像やゲームもあり、その私的利用も許可する。そう指揮官は言った。

この時代娯楽用品は貴重だ。そしてバッテリーに関しても第一部隊から第四部隊までのエリートに優先される。RFBが徹夜どころか72時間連続でゲームし、極度の疲労から死亡してバックアップから復元されたのは彼女がエリートだからだ。復元された彼女はゲームのデータがセーブされていなかったことを嘆いて銃を自分に向け撃ち自殺。もう一度バックアップから復元され、一週間ほど隔離部屋に入れられたのは別の話。

「はよゆえや。それなら引き受けるわ。それでその妖精どこにおるん?」

指揮官は妖精を呼び寄せた。すると妖精神殿から妖精が出てきた。

「紹介しよう、双子妖精だ」

指揮官が紹介するも双子妖精は一切反応しない。まさかのガン無視である。ガリルが話しかけてみることにした。

「うちはガリル。よろしくなー」

戦術人形も第一印象がだいじだ。ガリルは笑顔を作り、握手をしようと妖精に手を伸ばした。そうすると双子妖精も握手しようと二体同時に手を伸ばす。

ガリルはかわいいなーと思いながら左手もだし二人同時に握手しようとしたが、二人はどちらか先に握手するかでケンカをしだした。最初は殴り合いのケンカだったのだが、エスカレートし、お互いミサイルと盾を取り出した。突然始まるガチバトルに指揮官はおろおろするばかり。

 

これは割にあわへんかもしれんな。ガリルはライフルを構え発砲した。

そして発射されようとしているミサイルと盾を弾き飛ばした。

「うちかて戦術人形のはしくれや。そのままあんたらの腹を抜くことくらいできるで」

そう笑顔でいうと妖精たちは大人しくなった。

 

ガリルは二人ともう一度握手をし、部屋に連れて帰った。

部屋に戻ってきたガリルは端末で妖精の世話の仕方を調べてみた。Roogleで調べたが載っていない。

妖精に何かしたいことはあるかと話しかけたが「別に」とまるで女優のような口ぶりで会話にならない。暴れだすことはないが、その代わり話もできない。

どないしたもんかと悩んでいると部屋がノックされた。

 

「は~い、どちらさま?」

 

 

「私よ!」

「あんたやったんか!」

 

ノックをしたのはAK-12。ドヤ顔をして段ボールを抱えている。エリート人形の訪問に驚いていると彼女は部屋に上がり段ボールから電子機器をセットし始めた。なぜか妖精は怯えだした。

ガリルがそれは何かと尋ねるとゲーム機器のハードで段ボールの中にはゲームソフトや情操教育に使える映像データが入っていると。

 

ガリルはセットされたゲーム機にソフトを入れた。タイトルは見ていない。

AK-12はゲームの起動を確認すると帰っていった。なんでもAN-94の散歩の時間らしい。

散歩の部分は聞かなかったことにし、ゲームのオープニングムービーをみた。AK-12が帰って安心したのか、妖精も遠くからゲーム画面を見ている。

 

ゲームタイトルは『デーモンメイクライ3』

悪魔と人間のハーフのイケメンが人々に害をなす悪魔を剣と銃で退治するらしい。

最初はチュートリアルなのだろう。操作説明の後に弱そうな敵が出てきた。

剣を振り回し敵を倒し次は銃を出した。

「すげえなこの兄ちゃん。M1911でもここまで連射できひんで」

そのままゲームを進めるガリル。気が付くと妖精が近寄ってきた。試しにコントローラーを渡すと明らかに指が届いていないはずなのにプレイが出来ている。

ガリルと双子妖精は協力しながらゲームを進めた。黒幕の主人公の兄が出てきたときは二人してイケメンに目を輝かせ大きなモンスターに食べられたときは驚いた。最後はキメ台詞とともに巨大モンスターを兄弟で倒すところは一緒になって声を出しながら倒した。その際興奮した妖精が武器を取り出してぶっ放そうとしたが、ガリルが慌てて止めた。

 

ゲームが終わり次は端末で動画を見てみることにした。

持ってきた段ボールの中には映画があったので今度は動画を見てみることにした。タイトルは世界の魚集。美味しそうなタイトルやなとガリルは思い、妖精と一緒に見た。

初めはマグロや鮭など美味しそうな魚の紹介だが、次にカンディルという南米の魚の特集になった。

他の魚のエラから入り内部から捕食する映像や、どこかで見たような中年男性が川で泳いでいるところに口からカンディルが入り込み内側から食い殺される映像が流れた。眼球から魚が出るシーンで思わず目を抑えてしまう。

夕食に魚が出ないことを願おう。

 

ガリルたちの願いもむなしく、その日の夕食は小魚のフライだった。

 

 

数日間行動をともにしているうちにガリルと双子妖精は仲良くなっていった。双子妖精同士もなかが良くなってきた。最初は殴りあいどころか、武器を出して殺し合いをしていたのだからえらい変わりようだ。

さらに日がたつと戦闘に関しても群れからはぐれた鉄血を狩る任務には何の問題もなく連れていけるようになった。

 

ガリルはふと気になった。日がたつにつれなかが良いを超えたレベルになってきた気がする。数日前にAK-12が来てアダルトビデオと女の子同士の恋愛を描いたアニメを見たからだろうか。今もガリルの後ろで桃色空間を繰り広げている。上は桜トリックなのだろうがガリルはストロベリーな空間にパニックだ。

後方支援として街の警備に来ているのに周囲からの視線が痛い。

「あんたら、いちゃつくのは仕事おわってからにしぃや~」

妖精は不満顔をしながらもいちゃつくのを止めてくれた。

 

基地に戻り夕食を食べシャワーを浴び、ガリルは妖精と一緒に眠りについた。妖精を連れて歩くのがすっかり板につき、もはや誰も何も言わない。

 

 

 

深夜2時。もぞもぞとした音にガリルは目を覚ました。戦術人形は夢を見ないが物音に反応して目を覚ますことはある。

電気の消えた暗い部屋でガリルは耳を澄ましてみるとネチョネチョとした音が聞こえる。

その方向を見てみると双子妖精がいた。ただ夜中まで起きていちゃついてただけじゃない。

 

 

性行為をしている!

 

 

ガリルは布団に潜り込んで目をつぶり、耳をふさぎ考えた。妖精に性欲なんてあったのかそもそも双子やから近親相姦じゃそれにちょっとまてどういう事や。メンタルがオーバーフローをおこしながらも終わるのを待った。

 

双子妖精はひときわ大きな声を上げると静かになった。イッたのだろうか。

思考を取り戻す余裕ができたガリルは自分の秘所が濡れている事に気が付いた。妖精たちは寝たのか何の音もしない。

ガリルはおもむろに自分の下着に手を突っ込み、秘所に中指をあて……

 

 

夜になり双子妖精が性行為をしはじめ、その音を聞きながらガリルが自慰行為をする。この生活が続いた。

双子妖精はともかく、睡眠が必要なガリルは見事に睡眠不足になった。そうなるとパフォーマンスが落ち、ミスもでる。

鉄血の監視任務についていたガリルだったが、見張り中に居眠りをしてしまい、進行中の鉄血を見逃した。幸いなことに他の部隊が発見し撃退したが一歩間違えば大損害を追う所だった。

 

ガリルと双子妖精は執務室に呼ばれこの数日の不調の原因を尋ねられた。

「ガリル、最近君調子悪いようだけど何かあったの?他の人に聞いても双子妖精との関係は良好って言ってたよ」

双子妖精同士のなかが良好すぎるから困っとるんやないかとガリルは思った。とは言ってもこの場を切り抜ける言い訳は思い浮かばない。

「黙ってても分からないんだが。こうなるとI.O.P社に依頼してログを解析してもらうことになるな」

それはまずい。そしてこの口調の時の指揮官は本当にやる。

彼女は諦めて全てを話すことにした。こうなりゃやけや!

「毎晩双子妖精のHする声を聴きながらオナニーしてました!ごめんなさい!それで睡眠不足になりました!」

瞳孔を最大まで開き、大声で白状した。ガリルの顔は真っ赤になり、指揮官はまさかの答えに動きが止まった。そして時が止まる。

 

しばらくすると、指揮官は小さな声で「そ、そうか。でも今後は控えるようにね」と控えめな声でいい、ガリルを退出させた。

 

それから数日。ガリルは早めに寝るようにし、目が覚めたときはあえて声をだし、双子妖精たちの動きを止めすぐ眠りについた。

 

 

さらに数日後。

眠りが浅かったのかガリルは目が覚めた。夕食時に飲んだ合成ビールが原因だろう。妖精たちの行為の音にも慣れた物で、ガリルは一度音を立て妖精たちの動きを止め、そのまま部屋を出てトイレに行った。

 

トイレを済ませ、まだ飲んでる酔っ払いどもを避け、部屋に戻ろうとしたが、部屋の前にはなぜか指揮官がいた。

 

「指揮官どないしたん?夜這い?9A91ならともかくうちは嫌やで~」

「やー、ガリル=ハン。君には興味ないよ。興味あるのは双子妖精だ。妖精同士のレズックス。妖精とか関係なく女の子同士っていいよね!」

夜中にも関わらず、指揮官は百合について語り始めた。ガリルはその内容をほとんど聞いていない。指揮官の声は右耳から入り、左耳から出て行っている。

 

「できるなら女同士でヤっているところに混ぜてほしいな~」

 

そう指揮官が致命的なワードを口にした瞬間、ドアが吹き飛んだ。

双子妖精は途中から指揮官が部屋の前にいたことに気づいていたのだろう。ただ指揮官がどこかに行くのを待っていたら絶対に言ってはいけないワードを口にしたので敵と認識して飛び出してきた。

ミサイルで扉を吹き飛ばし、盾で指揮官の膝を砕いた。その痛みに指揮官は叫び声をあげる。

指揮官がその口を開けた瞬間、双子妖精の二人は口から指揮官の中に入っていく。呼吸ができず苦しむ指揮官。

双子妖精は喉から胃に到達したのだろうか。指揮官の腹部が不自然に膨らむ。

そして数秒経過。戦術人形特有の聴力でガリルは聞き取った。双子妖精の喘ぎ声を。

 

「こいつら、胃の中でヤってやがる……」

 

ガリルは開いた口がふさがらなかった。そして喘ぎ声が止んだと思ったら、また指揮官の腹部が膨らみだし、ヘソから大量の血をふき出した。指揮官の内臓をミサイルと盾で破壊しつくしているのだろう。指揮官は叫び声をあげながら苦しみ続ける。

そして双子妖精の攻撃が心臓を破壊したのだろう。指揮官は胸を押さえたまま動かなくなった。

肉をえぐられ続けた影響か、指揮官の体は不自然に膨らんだりへこんだりしている。

またミサイルをぶっ放したのだろうか。指揮官の股間が吹き飛んだ。

そのまま股間から出てくるのかと思いきや、双子妖精は喉を突き進んだ。そして頭蓋骨を砕いたのか、頭が不自然にへこみ、双子妖精はそれぞれ指揮官の右目と左目を突き破り出てきた。必要もないのにキメポーズまでしている。なんのゲームの影響を受けたのだろうか。

 

ガリルはこの異様な光景に何も言えなかった。一介の戦術人形に対処できる範囲を超えている。

「アカン、こりゃアカン。誰か呼びにいかないと」

「その必要はないわ」

妙によく通る声が聞こえた。振り向くといつの間にかAK-12がいた。

「私よ!」

夜中なのに大声とキメ顔はやめてほしい。昼間でも止めてほしいが。

彼女はガリルに事態を把握していたことを説明した。ガリルはそれなら指揮官を助けられたんじゃないかと詰め寄ったが、「そうなんだけど、女同士でヤってる所に混ぜてほしいなんて言う人間は助けられないわ。私の能力の範囲をこえてる」とあっさり流された。

 

実際AK-12が深度演算モードをフル活用しようともそのような人間を助けることは不可能だろう。

AK-12が指をパチンとならすと、どこからともなくハッキングされたと思わしき軍用人形が現れた。死体袋に指揮官を詰めどこかに持っていった。近所の山にでも捨てるのか、それとももっと遠くまで行きE.I.L.Dの餌にでもするのか。

 

「ガリル、双子妖精。あなたたちはもう寝なさい。指揮官の事は気にしなくてもいいわ」

気にするなとかどう考えても無理なのだが、ガリルと双子妖精はなぜかその言葉を聞き入れた。おそらくAK-12がガリルと双子妖精のAIにハッキングをしたのだろう。

 

明日は久々に街の酒場に飲みに行こう。そんときはネゲヴ達もさそわなな。そして双子妖精の紹介もせな。この子もうちらの仲間なんやし。

 

 

こうして二人は眠りについた。

 

 

 

第九話 双子妖精は娯楽や生殖目的に使われるべきではありません。

 

 

 




百合の間に入りたがる男はまあしょうがないね。AK-12どころか神ですら救えないと思います。





カンディルっていう魚は実際にいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AB
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